三輪明神広島分祠

年間祭典

年間の祭典
1月

1日 元旦祭

新年を言寿(ことほ)ぎ、皇室の弥栄(いやさか)及び国家の安泰と世界の平和、そして国民の幸福を祈る祭典です。元旦祭終了後、新年祈願が始まり多くの初詣参拝者が一年の家内安全を祈願されます。

1日 若水祭(わかみずさい)(御神水所)

新年を迎えて水の恩恵に感謝し、旱魃・水害が起こらぬよう祈る祭典です。

10日 初胡子大祭(はつえびすたいさい)(胡子社)

商売繁昌・大漁成就の神として知られる事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)の新年祭です。この日は商売繁昌を祈念した福笹(ふくざさ)が頒布され多くの崇敬者で賑わいます。祭典後は胡子社で商売繁昌祈願をお受け頂けます。

成人の日 とんど祭

年末から設置された古神符納所に納められました前年の神札や御守、正月の注連縄(しめなわ)等をお焚き上げする祭典です。

2月

3日 節分祭

節分とは暦の上で四節季(しせっき)を分ける日を指しますが、現在では立春(2月4日)前日の3日に災厄を祓い去る追儺神事(ついなしんじ)で豆を()いて鬼を追い払う行事が定着しています。当社では宮司が本殿四方に福豆を撒いて境内の守りを固め、参拝者の中で特に厄年に当たる方の開運厄除を祈願致します。

12日 祈年祭(きねんさい)

古来より「としごひ」の祭と言われ、恒例では2月17日に行われる一年の豊作祈願の祭典です。当社では五穀豊穣(ごこくほうじょう)を司る神と伝わる相殿神・豊受大神、海山を司る神と伝わる大山祇大神の2月月次祭に併せてこの祭典を斎行致します。
3月

28・29日 三宝(さんぽう)荒神(こうじん)(さい)

「かまど祭」とも呼ばれ、火を司る神々の恩恵に感謝する祭典です。火の(けが)れは火の災禍を呼ぶとされ、この両日は火の神がその穢れを許し給う年に一度の天赦(てんしゃ)()とされています。
4月

1日 勧学祭

新年度を迎えるに当たり、進学・進級を迎える学生・生徒・児童の日々の安全と成長、学業上達を祈る祭典です。

5日 建設大祭

大神大神様は国土開拓の祖神とされることから、土木建築業を始め家・土地の守護神として信仰されています。この祭典は主に土木建築業の担い手となる建設会社や職人さん達の工事安全、そして工事関係者の努力により我が国発展の基礎が益々固められるよう祈る祭典です。春は4月5日、秋は10月5日の年2回斎行されます。

春・秋の大祭

例大祭とはその神社の御由緒に因み最も盛大且つ厳粛に斎行される祭典です。当社に於きましては春季4月・秋季10月と年に2回、下記日程により斎行(さいこう)され、御本殿に鎮まり坐す大神様達はもちろんのこと、御所縁深き神々を神籬(ひもろぎ)にお迎えして、常日頃大神様達より賜う御神徳(ごしんとく)に感謝申し上げ、皇室の弥栄と国家の安泰、そして日々参拝されます崇敬者の皆様の家内安全・開運招福・家運隆昌等をお祈り申し上げております。
① 4月・10月12日 準大祭(じゅんたいさい)
② 4月・10月14日 宵宮祭(よいみやさい)
③ 4月・10月15日 本大祭(ほんたいさい)
④ 4月・10月16日 後宴祭(ごえんさい)
5月

5日 子供祭

こどもの日の5月5日、まだ学校に進学する前の乳幼児を対象として、その健やかなる成長と輝かしい未来を願って執り行われる祭典です。
6月

30日 大祓(おおはらえ)(さい)

神道では「祓(はらひ)」を特に重視します。人は日々の生活の中で知らず知らずの内に犯してしまう「罪穢(つみけがれ)」があり、神様はその罪穢を大変お嫌いになります。そのため神社では常に神様へお供えする物をお祓いしてからお供えしますし、御神前近くにお参りする人も必ずお祓いを受けてもらいます。日々御神前でお仕えする神職も自らの祓いを欠かしてはなりません。そのお祓いの中で6月・12月の年に二度執り行われるのが「大祓」です。古来、何か大きな災いが起こる毎に執り行われて来たものが、やがて6月夏越(なごし)大祓・12月年越(としこし)大祓として定められ、全国の神社で一斉に執り行われるようになりました。当社では古式により穢れを祓うと伝えられる(よし)奉製(ほうせい)した「茅之(ちの)()」を大鳥居下に設け、毎年6月30日16時より大神様に半年の間知らず知らずの内に積もり積もった罪穢のお祓いをお願い申し上げる「大祓祭」として斎行しております。
7月

31日 夏越(なごし)(さい)

御本社大神神社の摂社(せっしゃ)綱越神社(つなこしじんじゃ)のお祭「おんぱら祭」に倣い執り行われる祓の祭典です。この季節は都市部を中心に疫病の流行りやすい時季であり、当社では6月に斎行されます大祓祭と合わせ、この夏越祭にて参拝者から罪穢・病弊等の悪しきものや災厄をもたらすものを移した人形(ひとがた)や交通安全を祈念した車形(くるまがた)をお納め頂き、宮司が御加持(おかじ)を修して祓に祓を重ね、疫病封じとご健康を御祈願申し上げます。
8月 3月の春分・9月の秋分に斎行されます春秋の祖霊社大祭と合わせ、8月は御先祖様の幽世での安鎮を祈る各種祭典が執り行われます。
1日の祖霊社月次祭では先の大戦にて人類史上例のない惨害に遭われました原爆犠牲者を慰霊し、15日は夏の慰霊祭である盆霊祭、23日にはこの世に生まれ出ることなく幽世へ帰られました水子之命の慰霊祭として地蔵祭が斎行されます。
この他、旧暦の七夕に当たる7日の七夕祭では参拝者がそれぞれのお願い事を記されました短冊を焼納し皆様の諸願成就を御祈願申し上げます。
9月

15日 敬老祭

長き年月、国家・地域を築くことに貢献されました高齢者の益々の健康長寿を祈念する祭典です。
10月 春季大祭と同じく、1年の中で最も重要な秋季大祭が斎行されます。この大祭に合わせ大神様が年に一度神輿にお乗りになり、町々を御巡幸頂く神幸祭(しんこうさい)が行われます。
11月

12日 新嘗祭(にいなめさい)

2月の祈年祭で祈願申し上げました五穀豊穣を感謝する祭典で、伊勢の神宮で10月17日に神嘗祭(かんなめさい)が斎行された後、11月23日の勤労感謝の日に宮中を始め全国の神社で斎行される祭典です。当社では祈年祭と同じく、11月12日の豊受大神・大山祇大神祭に合わせてこのお祭りを執り行います。近郷の篤志農家の皆様方がその年に収穫された初穂(はつほ)や野菜等の農産物を奉納(ほうのう)されます。

15日 七五三祭(しちごさんさい)

髪置(かみおき)(3歳)・袴着(はかまぎ)(5歳)・帯解(おびとき)(7歳)という古来から子供の成長過程に伴って行われて来た人生儀礼が七五三詣の由来です。当社では11月を中心に年間を通して七五三詣の御祈願を御奉仕すると共に、本来の七五三詣当日に当たります11月15日の感謝祭に合わせ七五三祭を行い、お子様のより一層のご成長を御祈願申し上げます。
12月

新年(しんねん)肌着(はだぎ)祈願(きがん)

御神前にて来る年1年間の無病(むびょう)息災(そくさい)を御祈願した真新しい肌着に袖を通し清々しき年の始まりをお迎え頂きますよう、宮司が12月中を通して皆様から寄せられました肌着の御加持祈願(おかじきがん)を御奉仕しております。

8日 火難除御神水祈願祭(かなんよけごこうずいきがんさい)

一度起これば恐ろしい被害を招く災難の一つに火災が挙げられますが、当社では毎年失火事故の起きやすい12月のこの日に相殿神・火之迦具槌大神様にお供えし宮司が御加持祈願を執り行いました御水を「火難除けの御神水」として参拝者にお(わか)ちしております。

31日 除夜祭・大祓祭

6月の夏越大祓と共に半期に一度執り行われます年越大祓と除夜祭を大晦日の深夜23時に斎行し、大神様に一年の御礼を申し上げ来る年も皇室の弥栄と我が国及び世界の平和、そして御崇敬の皆様にとりまして良き年となるようお祈り申し上げる祭典です。この祭典の後、元旦午前零時に元旦祭が斎行され、初詣に多くの参拝者が押し寄せる中、新年祈願が始まります。
毎月の恒例祭典

御本殿

  1日 13時 月次祭(つきなみさい)御朔日(おついたち)参り)
 12日 13時 豊受大神・大山祇大神祭
 15日 13時 感謝祭・礎講月次祭

末社

 10日 13時 龍神社月次祭
 20日 13時 胡子社月次祭
 25日 13時 天神社月次祭

※ 各祭典の斎行時間は社務都合により変更になる場合がございます。参列をご希望されます方は本ホームページのお知らせをご確認頂くか、社務所へお電話にてご確認下さい(新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、現在は当面祭典への直接のご参列をご遠慮頂いております)。