御祈願とは「御祈祷」とも呼ばれ、神社にお越しになられました方に御本殿へ昇殿頂き、御神前にてお祓いをお受け頂き、神職が祝詞を奏上してお願い事の成就をお祈りする神事です。御祈願の後、御札・御守・絵馬等を授与致します。
お申込要領は下記の通りです。
【受付時間】 9:00~15:00
【御祈願料】 1件5,000円以上御志にて
【ご予約等】
- ●原則としてご予約は不要で年間を通して随時受付致しております。
- ●参拝当日受付を済まされました方から順に御祈願を御奉仕致します。
- ●但し、お正月期間中や2月の節分、11月の七五三詣の時季等の土・日・祝日等は大変混み合いましてお待ち頂く場合がございます。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
- ※現在コロナウイルス感染症拡大防止対策と致しまして、10月~12月の御祈願は原則事前予約をお願いしております。
- ●祭典日は祭典斎了までお待ち頂く場合がございます。本ホームページの告知欄をご確認頂くか、社務所へお問い合わせ下さい。
それでは具体的に当社ではどのような御祈願を御奉仕申し上げているかについて、お申込の多い御祈願を例示します。
新年特別祈願
お正月期間中(元旦~節分頃まで)、ご家庭の家内安全と無病息災、会社やお店の社運隆昌・事業安全・商売繁昌をお祈りする特別祈願を御奉仕致しております尚、家内安全・商売繁昌の御祈願は年間を通して受付致しております。
※ 新型コロナウイルス感染症拡大に鑑み、現在はお正月期間中の社頭混雑を避けるため、12月から「幸先参り」を実施しております。お正月を迎える前に新年特別祈願をお申し込み頂ける他、新年の縁起物等も授与致しております。「幸先参り」開始は本ホームページの告知欄にてご確認下さい。
安産祈願
産霊神様より新しい命を授かられ、妊娠5ヶ月をお迎えになりましたご夫婦が安産を願い腹帯のお祓いを受けられる「岩田帯安産祈願」を始め、無事出産をお祈りする御祈願です。初宮詣
無事お生まれになりました赤ちゃんが人生で初めて神様へ誕生御礼のご挨拶を申し上げるお参りです。地域によって多少の違いはありますが、概ね生後1ヶ月以降満1歳をお迎えになる前までにお参り下さい。七五三詣
古来、公家・武家の間で行われていました子供の成長を祝い願う人生儀礼がやがて3歳(髪置)・5歳(袴着)・7歳(帯解)として広く一般に定着し、現在の七五三詣となりました。本来は11月15日のお祭当日にお参りする風習でしたが、現在は11月を中心に秋から冬にかけての風物詩となり、多数のお子様のお参りを頂いております。
厄除・方除
一般に男性25・42・61歳、女性19・33・37歳を「厄年」と言い、この年は運気変転が激しく不慮の災害に遭いやすい年とされ、上記の年齢の前後を合わせた3年間を「前厄・本厄・後厄」と呼び、日頃の行いを忌み慎しむべき年回りとされています。当社では上記の「前厄・本厄・後厄」に加えて、年齢の一の位と十の位の数字が重なる歳(11歳・55歳等)を「重厄」の年として厄除祈願を御奉仕しております。
この他にも生まれ年の九星が方位盤の中央に位置し、八方向を塞がれる年回りは「八方塞がり」と言って、特に好ましくない年回りとされていますことから、「八方除」の御祈願をお受けになられますことをお勧めしております。
厄年や八方塞がりに関しましては当社の「年齢早見表」をご参照下さい。
災難除
古来より現代に至るまで、人々が最も忌み嫌い恐れるものは「病気」と「災い」ではないでしょうか。日々健やかに災い無く幸せに暮らしたいという願いは洋の東西を問わず、誰しもが持っていることでしょう。後述する病気平癒祈願と共に、大神大神様はその万民共通の願いを叶えんと「医薬禁厭之法」を人々にお授けになられたことが我が国の神典に記されています。
この「禁厭之法」とは災難除の「まじない」の術であり、大神様の御神徳により日頃から災いが降りかからぬよう、又不慮の災いに遭われました方が再び災厄に見舞われませんようお祓い申し上げる御祈願です。
病気平癒・身体健全
上記で述べました「医薬禁厭之法」の内、「医薬之法」の御力により、日々のご健康と病を患われた方のご快癒や手術の成功をお祈り申し上げる御祈願です。神典には大神大神様が野に出で坐され、治病に効く薬草の採取や温泉の採掘に取り組まれたことが見えています。又、当社境内の水の神様をお祀りしました御神水所では地下より湧き出づる霊泉より汲み上げました万病に効能有りと伝わる御神水をお頒ちしており、どなたでも頂くことが出来ます。
試験合格
上級校への入学試験を受験されます学生の方の合格祈願はもとより、各種国家試験・資格試験・就職試験を受けられます方の合格祈願も御奉仕致しております。尚、この試験合格祈願を受けられました方は後述の連日祈願により試験当日まで御祈願申し上げております。
交通安全
新たに購入されましたお車やバイク、又は普段お乗りのものの車体をお祓い申し上げますと共に、交通安全・事故除をお祈り申し上げる御祈願です。この交通安全祈願をお受けになりました方には翌年以降、年に一度の交通安全祈願をご案内申し上げております。
旅行安全
国内外の旅行に於いてその道中及び現地での安全と無事なるご帰宅をお祈り申し上げる御祈願です。近年はグローバル化の影響もあり、お仕事で海外へ赴任されます方や出張に行かれる方の安全祈願のお申し込みも増えて参りました。
この御祈願も先述の合格祈願と同じく、連日祈願により帰国・帰宅されます日までご安全を御祈願申し上げます。
焼納祭
古い神棚や人形飾、結納品等のこれまでご家庭で大切にされて来た物を処分されます時の御祈願です。御本殿でお納め頂きました物をお祓いしました後、吉日を選んで境内斎庭にてお焚き上げ申し上げます。
通常の御祈願料に焼納料1,000円を添えてお申し込み下さい。
連日祈願
これまでご説明致しました御祈願は試験合格・旅行安全を除き全てお申し込み頂きました当日一度限りの御祈願となりますが、それに加えてお申込者お一人お一人のご氏名とお願い事を記載しました祈願詞を宮司が「御加持」という特別祈願で清め祓い、御祈願日の翌日からご希望の期間内、神様に毎朝のお供え物を献る「日供祭」という祭典の中で毎日御祈願申し上げるのが「連日祈願」です。手術を受けられました方の術後の順調な回復や、長期入院をされています方の健康回復を願ってご本人様・ご家族様がお申し込みになることが多いようです。
祈願期間及び祈願料は下記の通りです。
- ●1週間 : 5,000円
- ●1ヶ月間 : 10,000円
- ●期間後、更に祈願継続をご希望されます場合は、期間終了前にお申し込み下さい。
預かり祈願
お住まいが遠方の方や高齢等の理由により神社へお越しになるのが難しい方等を対象に郵送による御祈願を御奉仕致しております。先ずは社務所へご相談下さい。
お申し込み手続き完了後、現金書留又は口座振替により祈願料をお納め下さい。
祈願料の到着が確認出来次第、神職が御祈願を御奉仕申し上げます。
御祈願終了後、御札・御守・撤饌等をご指定のご住所に郵送させて頂きますので、祈願料に送料分等1,000円を添えてお送り下さいますようお願い申し上げます。
祖霊社関係の御祈願
祖霊社では御先祖様の御霊をお祀りされておられます方、お祀りされておられない方を問わず、幽冥大神様に御先祖様の慰霊を御祈願申し上げております。一例を挙げますと、由縁あってこの世に生まれることなく身罷られました水子之命の慰霊や、遠方でなかなかお参り出来ないお墓に鎮まる御先祖様の慰霊等を御奉仕致しておりますので、ご希望されます方は社務所までご相談下さい。
神社にお越し頂いてお受け頂く御祈願に対し、神社から神職が出向し祭壇を設置して現地にて執り行う神事です。
お申込要領は下記の通りです。
【初穂料】
●下記初穂料を合計しました40,000円以上のお納めを頂いております。
- ■御奉仕料30,000円以上御志にて
- ■神饌料10,000円
- ※神饌とは神様に献る魚や野菜・果物等のお供え物を指します。
●先ず祭典内容をご相談の上、ご希望の日時をお決め頂きます。
- ■準備の都合上、ご希望日の1ヶ月前頃までにお申し込み下さい。
- ■土・日・祝日や大安の日は混み合う可能性がありますので、お早目にお申し込み下さい。
- ■祭典日等、神社での祭典行事が予定されています日はご希望のお時間をお取り出来ない可能性がありますのでご了承下さい。
- ■申込書のご提出は郵送・FAX・メール又は直接お越し頂いての窓口提出のいずれでも結構です。
それでは具体的に当社ではどのような出張祭典を御奉仕申し上げているかについて、お申込の多い出張祭典を例示します。
建築関係祭典
最もお申し込みの多い出張祭典として、建築工事を始める前に土地の神様にそのお許しを頂き土地を祓い清め工事関係者の作業安全を祈願する「地鎮祭」や、いわゆる「棟上げ」に当たる「上棟祭」、建物の完成を祝う「竣工祭」を始め、建物の解体前の安全祈願である「解体清祓式」等を承っております。宅神祭
法人様・ご家庭でお祀りされております神棚や邸内社のお祭です。各種安全祈願祭
法人様が従業員の皆様の安全と社運隆昌を祈願されます安全祈願祭を御奉仕しております。工場の操業安全祈願、運輸業の交通安全祈願及び車両清祓等のお申し込みがあります。各種清祓祭
新築・中古に関わらず新たに購入されました物件を入居前にお祓いする「入居清祓祭」や、新たに出店されます店舗を開業前にお祓いする「開店清祓祭」、建物の一部リフォーム工事に先立ち安全を祈願する「改修清祓祭」等のお申し込みがあります。出張祭典の場合、ご事情により現地で祭典を行うことが難しい場合、神社での御祈願に変更することも可能です。
ご家族・ご友人に相談することが難しいお悩みを抱えられた方が御祈願をお申し込みになる場合もございます。
先ずは神社へご相談下さい。