海岸陶片の基礎講座 (^^ゞ その3
海岸歩きに必要なもの
ただ海岸は、夏の暑さも、冬の寒さも、街中とは比較になりません。ど
んなに暖かく思える日でも、冬はうんと着込みましょう。風を通さないものが
いいです。夏は日焼け止めを忘れたら、皮膚がボロボロに剥けてしまいます。帽
子も、色が黒くなるからというようなナマヤサシイ理由ではなく、日射
病を防ぐために必要です。私は7月後半〜8月は、水に濡らしたタオルを首
に巻いてあるきます。ちょっと凄まじい格好ですか・・・(^^ゞ 脱水症状を防ぐ
ため水も持ち歩きます。
あると便利なもの
ゴム長靴
干潟の場合、特に必要です。生活ゴミ系陶片の場合、ガラスや陶片の混
じった泥の地面を歩くのですから、サンダルでは気を付けないとケガ
をします。潮溜まりを歩いたり、泥が深くてめり込むこともありますので、丈の長
いものの方がいいです。
カイロ
寒い時期には、2〜3個あるといいです。ズボンのポケットに入れておかないと、
たえずトイレにいきたくなりますし、濡れた泥を掻き回していると、指先が冷えます
ので。
ビニール袋
スーパーで貰うような袋を小さくたたんで持っていき、拾ったものを入れていま
す。繊細な破片もありますので、小分けにできるよう、幾つも持って行くとよいで
す。かさ張りませんし便利です。ただし、絶対に海岸に捨てないようにし
ましょうね。
カメラ
拾った場所の風景や、拾う気にはなれないけれど、少し気になる陶片を写して
おけば記録になります。海岸で出会う、正体不明?の生物を写しておいて、あと
で調べることもできます。
特別なものは何もいりません。海岸陶片探しは
お金がかからない遊びです。