車名の由来は、「インフィニティ」は英語で「限りなく」を意味する。日産の海外高級車ブランドとしても用いられている「インフィニティ」の限りない発展を願ってネーミング。
Qは英語のCue(きっかけ)を、45は、排気量(4,500cc)をあらわす。国内での登場は1989年11月のG50型。他の高級車がメッキされた大型のフロントグリルを備えるのに対し、グリルレスの薄いフェイスマスクに七宝焼きのエンブレムのみを取り付けるという斬新なデザインが一部に高く評価されたが、実際にこのクラスの自動車を購入する層には受け入れられず、マイナーチェンジで同社のプレジデントに似たグリルを取り付けることになる。また初期モデルは国内仕様も「NISSAN」のロゴマークが一切付いていなかったが、国内仕様のみマイナーチェンジで付くようになった。
1996年9月、生産終了。