ガラス製品
戦前の壜
(宮島 ’98年)
戦前の小壜
(宮島 ’01年)
←プレスガラスの皿など
戦前か (宮島 ’98〜02年)
味の素の壜 戦前
(宮島 ’02年)
化粧品容器
緑の方には浮彫り文字で、ヘチマ
クリーム、天野源七と、右から左へ
記されています。戦前のもの
緑:(宮島 ’97年)
白:(広島湾・江田島 ’02年)
化粧品容器
目薬 戦後
(広島湾・似島
’01年)
フエキ糊
(広島湾・似島
’01年)
ズルチンの壜 戦後
(広島湾・似島
’02年)
染料の壜
染料の壜
青:(広島湾・似島 ’02年)、
透明:(広島市西区八幡川 ’02年)
ともに浮彫り文字で、音羽染(不鮮明)みつほ染料とあり。
戦中戦後の雑誌に染料の広告が多いので、その頃のも
かもしれません。
映画館ででも売られていたのでしょうか?
「○瓶は腰掛の下にお入れ下さい」とあります。○の
部分は欠けていますが、たぶん空瓶でしょう。¥4500
と、銭の単位が表示されています。ジュースの壜だろう
と思いますが、¥45円というのは、銭後すぐとしては高
いのではないでしょうか。切手に銭の単位表示がある
のは1952年初め頃までのようですから、その頃のも
のでしょうか。
ジュース壜 戦後
(宮島 ’03年)
※ 写真をクリックすると大きくなります
※ ( )内は、採集地と採集年
これらは不燃物の回収システムのない頃、海岸に捨てられ堆積した生活ゴミです。
潮干狩りで掘り返されたり、波に削られたり、川の増水で河口の泥が削られたりして
現れるようです。私は海岸の陶片を求めて、安芸の宮島をはじめ、広島湾周辺の干
潟を歩いていますが、その時陶片と一緒に出てくるのが、古いガラス製品です。