D508の構造  


  参考にしたD-58ESは、ローエンドを30Hzまでフラットに再生し、頑丈そのものであるが、直管構成で、デッドスペースもあり、板取の効率は極めて悪い。これを超えるべく、音道はCW(コニカル)ホーンで、ほぼ同じ長さの255cm、fcを20Hzに(D-58ESは15Hz位か)、バッフルは最小で不対面の変形空気室、サブロク5枚強にアルミフレーム補強材を追加するなど、作り易さは考えず、低コストで理想を目指した結果、このような形になった。