MotoGuzzi Breva750(2004年式) 2008.2納車、2011.4売却



2008.1 ブレヴァが気になりはじめる
 ある日ふと、ブレヴァのことが気になり出しました。ホームページでインプレを読んだか、雑誌の記事だったか忘れましたが、ZR-7にやや物足りなさを感 じていましたので、急激に次期バイクに浮上しました。本当にこの1週間ほどのことです。
 モトグッチ(モトグッツィ)と言えば、ネバダを購入したのが6年前になります。2年弱で3000kmも乗らずに、さびさびになって手放してしまいまし た。記録を読むと、「あまり乗れないので軽い方がいいと思って」というような感じのようでしたが、よく覚えていません。エンジンフィーリングは文句なしに 面白かったはずですが、取り回しが悪かったのか、ある回転域でエンジンが扱いにくかったのか、はたまた旧式装備が嫌になったのか、トップケースが付かな かったからか・・・
 しかし古き良きネバダに比べて、ブレヴァはいろんな点が改善されています。インジェクション、ハンドルロック一体型メインキー、トップケース積載可能、 などなどです。それと引き換えにエンジンの味が薄い可能性は大で、この点はいろんな方が指摘されている所です。ただ今の私なら受け入れられる可能性は高い と思いました。

2008.1.26 試乗

 ネバダを購入したオートショップカメイに試乗車があるとのことで、今日行ってきました。最低気温氷点下、最高気温は6度ということで、かなり寒かったで すが、何とか乗れました。エンジンのかかりは問題なかったですから、インジェクション万歳ですね。
 まずは大本命のBREVA750です。車体はすごくコンパクトで、ZR-7よりも小さいようです。軽くて取り回しも楽々、ハンドルも切れます。エンジン をかけると、モトグッチらしく車体が揺れます。素晴らしい。アイドリング音はやや大きめ。走り出そうとすると1速になかなか入りませんし、入った感触がす ごく薄いです。そしてストロークがZR-7の1.7倍くらいあります。走ってみると・・・予想通り薄味で、いいのかどうかよくわからないという感想です。 トルク感はあまりなく、スムーズですが物足りない。ひらひらと少し安定感が足りないような印象もありました。ただバンクさせるのがあまり怖くなかったで す。うーむと思いましたが、レガシィで感じたように、エンジンの味は乗れば乗るほど感じられるようになるかもしれない、とひとまず保留です。
 次にBREVA1100に乗らせていただきました。これが大型グッチの評価基準になるようなモデルとのことです。車体はかなり大柄で、ちょっと無理っぽ い と思いました。しかし走り出すと、私が思っていたグッチはこちらでした。ぶるぶると加速し、馬という表現がふさわしいというあのネバダの時に感じた印象が そのまま当てはまります。加速感も速すぎず遅すぎず、正直1100ccもあるようには思えませんでしたが私には問題なしです。しかし軽い下り坂道でのU ターンの時、こかしそうになりました。腕力がなければ倒れていたでしょう。北海道ツーリングにはぜひこれで行きたいというように、いいバイクだと思いまし たが、や はりこの大柄ボディはちょっと無理です。
 さあ困ったと思いましたが、しばらくカメイさんとお話をしたあと、もう一度BREVA750に乗ってみました。ところが、印象が一変しました。2回試乗 して体が慣れたのか、エンジンの味がはっきりと感じられるようになりました。すごくよかったです。確かにネバダよりは薄味ですが、1回目の試乗での印象が ネバダの濃さの50%だとすると、2回目は85%くらいに感じました。十分合格です。これは買いだ。
 その他、スピードメーター内に液晶表示があり、オドメーター、トリップメーター、温度計、時計と表示されました。素晴らしい。全部同時に表示されたら完 璧なのですが、まあそこまでは求めません。あとブレーキペダルがいつでも踏めるようにするには足首をかなり曲げないといけませんが、これはかなり窮屈で、 要改善です。ちなみに1100の方は問題なかったです。カメイさんいわく調整はある程度可能とのことでした。あとネバダではエンジンで膝をやけどしそうな ポジションでしたが、両方とも大丈夫でし た。
 ネバダは試乗しなくて買いましたが、納車されて初めて乗ったとき、「何じゃこりゃ」と思いました。ちなみにBMWのR80では「壊れとるんじゃないか」 と思いました。しかし今回BREVA750は当然としても1100の方にもそうした印象はありませんでした。新しいグッチは間口が広くなっているというこ とでしょうか。ちょっと寂しい気もしますが、少し薄味の方が乗りやすくて飽きにくいという可能性もありますので、好意的に捉えようと思います。
 こんな素晴らしいBREVA750ですが、すごく販売台数は少ないようです。確かに一度の短い試乗だと私のような印象になるかもしれませんし、他のグッ チと違ってスタイリングもパッとしませんし、お値段は最新モデルですと120万円以上します。意外と玄人好みというか、素人受けしないバイクです。
 とりあえず私は中古で探すしかなさそうです。

2008.1.28 契約
 試乗する前からいろいろと中古をチェックしてきました。現物を見ることはできませんが、グッチの正規代理店なら間違いはないだろうと、その中から探しま した。2003年が一番古いくらいですから、最大で5年しか経っていないことになります。またカメイさんのところで乗った試乗車は17000km走行して いましたが、やれた感じは全くなくていい感じでした。ですから走行距離にはあまりこだわらずに探しました。
 で、結局茨城県の澤畑モータースにあった2004年式、走行5100kmのやつに決めました。店員さんは素朴そうな方で、親切に対応して下さいました。 あとは明日お金を振り込んで、自分で名義変更、そして車検が3月はじめで切れるのでカメイさんのところで取っていただいて、それで晴れて自分のバイクにな ります。待ち遠しいです。

2008.2.1 名義変更
 仕事をさぼって名義変更に行ってきました。何回もやったことがありますので、特に問題なく、20-30分ほどで終了しました。委任状が送られてきていな かったので、一応テレフォンサービスで確認をしましたが、バイクの時はいらないようです。車検証、譲渡証明書、住民票、新所有者の印鑑、それだけでOKで す。自賠責保険と自動車保険納税証明書は確認さえされませんでした。

2008.2.10 スピードメーターが壊れている?もしくはBREVA350か?

 BREVAが届いて、やっと休日になったのでご対面に行きました。フロントフォークなどに塗装のはげ(修復の必要はないようです)があるも のの、全体的にきれいなバイクでした。しかし特にかっこいいとは思いませんでした。やっぱりデザインは普通サイズのグッチの方がそれっぽいです。
 エンジンをかけて乗ってみましたが、やはりネバダを薄味にしたような感じでした。前回の85%は言い過ぎですかね。70%くらいでしょうか。低回転から アクセルを開けていくと、どるるるとトゥルルルの間のような音とヒューンという高い音が混じり合ったいい感じの音がします。3000回転か3500回転か 忘れ ましたが、それより上はスムーズに回るという感じです。6000回転まで回してみましたが、実にスムーズでよく回りました。スムーズと言ってもまずまずい い感じの回り方ではありますが、やはり私のグッチのイメージとしては、低回転からアクセルを開けた時の音に尽きます。これは最高です。また細い道を 35km/hでとことこ走っても全然嫌ではありませんでした。
 しかしながら、頑張ってエンジンを回して、ふとスピードメーターを見ると、たいしてスピードが出ていませんでした。メーターが壊れているんじゃないだろ うなと一瞬思いましたが、ネバダ750も遅かったですから多分こんなものだと思います。加速感はZR-7が600ccになったくらいの感じでZR-6相 当、加速力はZR-4という感じです。まさか350ccのエンジンを搭載していないでしょうね。素晴らしく遅かったですが、かなり面白かったです。
 その他ですが、試乗車で感じた足首の窮屈さは私のBREVAだと特に感じませんでした。またタンクが細いせいか自分の体格のせいか、タンクと太ももの間 に隙間ができてニーグリップができません。パッドでも貼った方がいいです。膝は試乗車と同様にエンジンに当たりません。それからキーが1本でメインキー (ハンドルロック一体式)、ガソリンタンク、メットホルダーとすべて使えます。当たり前の装備ですがネバダは違ったもので・・・。
 ネバダの欠点をほとんど全部解消して、その代わりに味が薄くなったという具合で、私としては十分満足です。早く遠くに行きたいです。

2008.2.16 納車
 今年一番の寒い日ということでしたが、やっと土曜日になったので取りに行きました。11時過ぎに走り出しましたが、気温はメーターで7度、最低気温はあ とで知りましたが-3度とのことでした。かなり着込んでいたので寒さは問題なかったのですが、風が強くて非常に困りました。時々突風が吹いて、タイヤ1本 分流されたりしましたので、怖くなって途中から80kmちょっとくらいで走らざるを得ませんでした。吹き流しは横を向いているくらいの強風です。悪い時に 当たりました。
 こんな風ですから、風防の効果はよくわかりませんでしたが、あとでZR-7を岩国まで納車しに行った時を考えると、かなり前方からの風は遮断されていた ということになります。しかし横風にはZR-7より弱いかもしれません。ZR-7の方がどっしりしていると感じました。パワーもZR-7は余裕があり、 BREVAはそこそこという感じでした。
 しかし、そんなことは小さなこと(のはず?)です。もう少し暖かくなって、風が弱ければかなり楽しめることでしょう。

2008.2.23 詳しいインプレ
 やっと週末になったので乗れました。最低気温がマイナスの日が1週間くらい続いてしまって、通勤に乗るのは問題外というような寒い日が続いています。 やっと日中は10度を超えるようになりました。任意保険も変更しましたし、やっとリラックスして乗れたような気がします。
 やっぱりBREVA、いいです。ネバダと同じように馬に近いです。薄味には違いありませんが、ずっと乗っていると慣れるようで、ネバダに匹敵する味わい を感じました。だいたい2500-3500回転あたりで巡航するようになりますが、2000回転くらいまで下がっても問題ありませんし、それ以下 でもアクセルを開ければドコドコと何とか加速してくれます。3500回転を過ぎるとやや振動が多めになってシフトアップしたくなりますが、そのままにして おいても特に問題なく加速も巡航も十分できます。前が急にすいた時、よっしゃと思ってほどほどにアクセルを開けると(全開にはしません)、6000回転あ た りまで軽々と回って、おっとっと、とシフトアップするという感じになります。
 また、上り坂で3000回転弱あたりから速度を維持するためにアクセルを開けると、デケデケという感じで鼓動を楽しめます。もちろん普通に走っていて ちょっと速度を上げようとアクセルをひねってもどるるる+ヒューンという感じで楽しいです。いろんな回転域で表情が変わって面白いエンジンです。おそらく バイクに乗る人ならほとんどの人が面白いと思うでしょうし、このフィーリングが嫌いでなければ欲しくなる人はたくさんいるのではないかと思います。
 あと、意外なところでは渋滞路が結構楽でした。せいぜい20km/h以下で時々止まるというシチュエーションでは、低速トルクがあまりないせいか、1速 でずっと走っていても全然ぎくしゃくしません。クラッチはさほど軽くはありませんし(ZR-7と同じくらい?)、当然ながら楽しめるレベルではありません が。
 車体は400ccか350ccくらいかというコンパクトなものですが、私にとってはジャストサイズです。これ以上大きくなると取り回しが悪くなり ますし、小さくなると走行安定性がそこなわれて長距離がつらくなります。ハンドルはよく切れますし、ZR-7より取り回しは楽です。トップケースも付けま したしもう無敵です。素晴らしい。

2008.2.24 飛ばす方が楽しいし、ゆっくりでも嫌じゃない

 今日も午前中、気温4度でしたが近所に走りに行きました。今日から画像を貼り付けましたが、近所にこういうところ(笠岡の埋め立て地と神島)がありま す。特に牛さんは見るのが(食べるのも!)好きですからここにはよく行っています。
 今までいいところをたくさん書きましたが、誤解していただきたくないのは決して飛ばしても面白くないバイクではありません。少し頑張って(他の人の迷惑 にならない程度に)飛ばした方が楽しいですが、ゆっくり走っても嫌じゃないというか、ストレスがたまらないバイクというのが適当でしょうか。発進加速が一 番楽しいですから、信号にひっかかるのが苦になりませんし。
 ワインディングを走っても当然楽しいです。私がドゥカティに求めていた楽しさは全部BREVA(というかモトグッチ)にあるんじゃなかろうかと思いまし た。実はムルティストラーダの長所はそのままに、少し味付けを変えて、欠点をかなり解消したのがこのBREVA750と言えるかもしれません。

2008.7.10 あまりあてにならない燃費測定

 久々の給油です。128.8km走行で9.18L、燃費は14.0km/Lとなりました。しかしながら2-3ヶ月くらいのインターバルですので(2月か ら7月の間にもう一度給油したはずですが記録がありません)、これが月1回くらい給油していればもう少しいい燃費になった可能性があります。今までこの ペースの給油でまともな燃費が出たためしがないのでそう考えています。

2008.7.12 四国一周?旅行
 夏休みが4日とれましたので、そのうち3日(木曜日から土曜日)を四国一周ツーリングに行きました。久々のツーリングで、しかも病み上がりということも あり、ハードな予定は立てられませんでしたが、うまいものといい景色とで満足度の高いツーリングができました。
 かなり長文の旅行記を書きましたので、暇で仕方ない方のみご覧ください。           < 旅行記はこちら >

2008.11.3 Brevaオイル交換(6421km)


Breva750を購入してから半年以上過ぎました。走行距離は6421kmと、車検証に書いてある5100kmと比べると1300kmしか走っていませ ん。

そうは言ってもオイル交換はしないといけません。本当は児島のカメイさんのところまでひとっ走りしたかったのですが、休みがとれなかったのと(普段はあま り遠くには行ってはいけないのです)、仕事が忙しくて疲れ果てて、風邪をひきたくない時期になってしまいましたので、仕方なく自分でやりました。

オイル交換にはドレーンボルトを外してオイルを抜かなければいけません。それらしいねじは3本ありますが、手元にある本を読むと、エンジンの後ろにある 17mmのボルトを外せばいいようです。これを外し、オイル処理箱で受けて、ポタポタ垂れるようになるまで抜きました。

カワサキ純正の半化学合成10W40を入れました。1Lボトルを1本入れて、もう1本は半分ちょっと入ったでしょうか。仕上げにエンジンをかけて、しばら くしてオイルレベルをチェックするとぎりぎり上限あたりです。まあいいか。

これでオイルに関しては安心です。実はバッテリーを心配しています。今日エンジンをかける時カチッと音がしてセルが回らず、何回か繰り返してやっと回って エンジンがかかりました。今年のツーリング以来びっくりしましたが、去年の12月に替えたばかりのバッテリーですから、充電すればまだまだいけるはずで す。

2008.11.16 Brevaエンジンかからず


子供がかぜをひいて咳をしていて、しかも一緒に道後温泉なんか行ったものですから、私が何としてもかぜをひかないようにと頑張っていました。やっと1週間 経過して、勝利宣言をしたところです。

そんな具合で、しかも急速に寒くなってきたのも重なり、バイクの方は全然乗れませんでした。そろそろ乗れるだろうと先日オイル交換をして、さて今日こそは と思ったのですが、セルボタンを押してもリレーの音がカチカチカチと速いペースでするだけでした。

以前ヤマハXT600Eの時も同じようなことがあったので、リレーの故障と思い込み、同じバイクに乗る仲間たちに相談したり、いつもお世話になっているお 店に問い合わせをしたりしました。

結局のところ、バッテリーの充電不足という結論になりました(汗)。一応頭の中にはあったのですが、リレーがあんな音をしたものですからすっかり頭の中か らバッテリーが飛んでしまったようです。

今年の四国ツーリングの出発の時もリレーの音だけというのがあったのですが、カチッ、カチッと2回だけゆっくり音がしただけで、ワンテンポかツーテンポ遅 れてエンジンがかかりました。それと違う音でしたので・・・

レガシィからブースターケーブルで電気をもらうと、ややだるそうにエンジンは始動しました。酒気帯びだったのでその確認だけしてエンジンを切りました。次 回はバッテリーを充電してから乗ってみます。

まあリレー交換にならなくてよかったです。皆さんお騒がせしてすみませんでした。ありがとうございました。

2008.11.30 Breva充電して復活

15年前くらいに購入してまだ未使用だった充電器が活躍してくれました。最新の充電器ではないので、バッテリーのプラス端子を外してから充電しました。6 時間くらいかかって満充電となりました。昨日その充電をして、今日の午後にエンジンをかけたらすぐにかかってくれました。もっともしばらくエンジンをかけ ていなかったので、セルは勢いよく回ってエンジンは2秒ほどしてかかったという感じです。

風邪をひきそうでひかない状態が続いていたので久々に乗りましたが、やっぱりいいです。気持ちよかったです。

しかしトリップメーターと時計がリセットされることまでは考えていませんでした。まあ時計は直せばいいですし、燃費計測も月に100km以下しか走らない 現状ではあまり意味がないので、そんなに問題ではありません。総走行距離まではリセットされませんし(されたら大問題だ)。

2008.12.23 久々のBreva

寒い寒いと思っていたら1ヶ月ほど乗っていないことに気づきました。前回フル充電したので全く問題ないとおもってエンジンをかけると、「カチッ」と音がし て、やばいと思いましたが次の瞬間に無事かかりました。去年の12月にバッテリーを交換しているはずなのですが、まさかもう寿命でしょうか。だましだまし あと1年くらいもたせましょう。

 通勤で乗るのは朝8時ではかなり寒さが厳しいですし、風邪をひかないようにと気をつけていますので平日は乗れません。休日ですと10時とか11時とかに 乗るようにすれば気温もある程度上がっていますから大丈夫です。寒いですが着込んでどこかに行きたいです。

2009年03月15日 今頃初乗り

多分今年に入って初乗りだと思います。2月の終わり頃一度乗ろうと思って数時間充電して、そのあとセルを回したもののうんともすんとも言わなくて断念したことはあったのですが、それ以来です。

ダメモトでセルを回してみましたがカチカチ言うだけでだめ、一度電源を切ったら違うことが起きるかなと思ってやると今度はセルボタンを押す前からリレーがカチカチ言っています。やばい、今度こそリレートラブルか、と思ったのですが一応レガシィとつないでかけることにしました。

まずレガシィのエンジンをかける前に始動させてみるとセルが回ろうとするだけで回りきりません。次にエンジンをかけてから始動させると、セルは重く回るもののエンジンがかかりそうな雰囲気なし。最後にアクセルペダルに外したBrevaのシートを置いて3000回転ちょっと回すようにしてかけたら、いい感じでセルは回り、エンジンもしばらくぐずっていましたが30秒くらいでかかりました。

近所の銀行に行って帰ってもう一度始動させようとしたらだめでした。充電器をつないで2時間半ほど経ってもう一度始動させると、いつもの重そうなかかり方でしたがちゃんとかかりました。今度は20分以上かかるケーキ屋さんに行き、エンジンを切って買い物をしたあと再始動しましたがうまくかかりました。

今日からやっと温かくなりそうです。週2回くらいは乗ろうと思います。しかし久々のBreva750はやはり気持ちよかったです。

2009年06月11日 トリクル充電器で安心

Breva750を購入したのが去年の2月16日ですので、もう1年4ヶ月ほど経ってしまいました。最近は通勤に使いにくくなったせいであまり乗れていません。やっと週1回ペースでしょうか。

相変わらず気に入っていることだけは確かです。鼓動感、加速感、ハンドリング、小回り性能などの取り回し、どれも私にとってちょうどいい性能です。まだまだ次のバイクが想像できません。次の車検(来年2月)はおそらく通すことになるでしょう。

私の求めるバイクというのは世の中になかなかありません。車重は200kg以下、できれば180kgくらい。それ以上重いと取り回しが辛いです。排気量はおそらく400-750の間くらいで、あまり少ないと薄味になり、多すぎると速すぎて回せないからです。これだけでかなり絞られてしまいます。

2気筒にこだわるわけではなく、4気筒エンジンも大好きです。するとホーネット600とかNinjaZX-6Rあたりもターゲットになります。どちらも100万円オーバーですが。GSR600はとうとうカタログ落ちですか。あとヤマハのページを見たところ、ディバージョン600が復活していました。何と79万円ほどと最近の逆輸入車の中では相当リーズナブルです。ちょっと欲しいかも(汗)。

先月にトリクル充電器という、バッテリーにつなぎっぱなしにできる充電器を買いました。オートクラフトという会社のものですが、これは普通に充電するだけでなく、充電が完了したあとでも過充電になることなく、常にいいコンディションをキープでき、その結果バッテリーの寿命も延びるというものです。

Breva750は2週間くらい乗らないと、バッテリーがかなり弱くなります。私だけのではなく、どうやらもともと充電能力が弱いようです。行きつけのショップでもこの充電器は必需品だと言われました。ですのでこれでやっと安心して乗れます。

あと、そろそろオイル交換をしないといけないと思ってかなり日にちが経ってしまいました。前回の交換が去年の11月ですからもう半年以上経ちました。前回も確かフィルターを交換しないと、と思っていて結局ショップまで行く時間がとれずに自分でオイルだけ交換したもので、今回は絶対フィルターは交換です。

しかし、おととい梅雨入りしました(泣)。

2009年09月23日 Breva750オイル交換(6577km)

バイクのオイル交換をしました。銘柄は前回と同じカワサキT4で、半化学合成の10W-40です。

オイル交換そのものはものすごく簡単です。エンジンの後ろについている六角ボルト(ドレーンボルト)をゆるめるだけで、何も取り外す部品はなく、整備性は抜群です。

古いオイルがほぼ全部抜けたあと、ドレーンボルトを締め、新しいオイルを注ぎました。1.本半くらい注いだあと、レベルゲージで確認して、エンジンを1回かけて、もう一度レベルゲージで確認して終了しました。

問題はこのレベルチェックなのです。レベルゲージはオイル注入口のキャップに付属しているものです。以前のモトグッチネバダ750も基本的に同じエンジンなので困ったのですが、「全てねじ込んで」計るのか、「ねじ込まない状態で」計るのか、ずっとわからずに困っていて、「ねじ込まない」状態で「少なめ」くらいにしておくとどちらが正解でも大丈夫かなと思ってやっていました。

あるホームページによると、「ねじ込んで測定」が正しいようです。確かにねじ込まないと誤差が大きく出るので、必然的にねじ込むしかないとも言えるようです。

今回はオイルが1.5-1.6L入ったと思うのですが、「ねじ込まない」測定では上限と下限の中間、「ねじ込んで」測定すると上限ぎりぎりとなりました。

ところで私のブレヴァさんの走行距離は、2008年2月の購入時が5100km、2008年11月で6421km、そして今日2009年9月で6577kmと、1年7ヶ月でたったの1477kmと非常に寂しいものです。特に最近の10ヶ月で何と170km(1700kmではありません)しか走っていません。

通勤で使わなくなったとはいえ、ツーリングも2008年7月の四国一周(688km)だけで、このツーリングで走行距離の半分をかせいでいます。

何とかわいそうなブレヴァさんでしょうか。でもまだ手放しませんよ。気に入っていて他のバイクは考えられませんので(実は少しだけ200ccのベスパを考えたのですが)。

これはやはり飼い殺しというのでしょうか(爆)。

2009年11月15日 しまなみ海道ミニツーリング

寒くてかぜをひきそうなのでバイクになかなか乗れていません。しかし今日は義弟が出張のついでに我が家に来て、うちの車では全員乗れないので私がバイクであとを付いて行きました。意外と距離があって往復120kmも(も?)走ったようです。

行き先は瀬戸田町、しまなみ海道の途中にある、広島と愛媛の境目にある生口島です。不思議と生口島と言うより瀬戸田と言うことが多いです。みかんなどの柑橘系の産地として(局地的に)知られているところです。

私はしまなみ海道が大好きです。橋の欄干ばかり見て通る瀬戸大橋より景色がいいです。途中で因島(いんのしま、東ちづるやポルノグラフィティの出身地として局地的に有名)にあるパーキングエリアで食事をして、そのあと目的地の瀬戸田に行きました。

瀬戸田ではシトラスパークに行って、たいしたものはないなと思いつつ(かなりさびれています)、遊具が非常に充実している公園があったので遊んで、その後アイスクリームを食べ、商店街でコロッケを買って帰るという、本当に何気ないドライブ&ツーリングでした。

しかし瀬戸田は走るだけで癒されます。前の車が遅くて40km/hで走っても、バイクの鼓動と素晴らしい景色とでいい気分でした。ほとんどが田舎道ではあるのですが、例えば左に海と隣の島、右にみかん畑(もちろんみかんはたくさんなっています)というのがあったりして、なかなかのものです。写真は撮り損ねました。

1年で1000kmも走らないという、かわいそうなモトグッチBreva750ですが、今のところこいつに勝るバイクはなさそうです。低回転ではドコドコという鼓動感、そこからゆっくりドルルルと加速するのが非常に気持ちよく、回転を上げていくとドルルルという低い音にヒューンという高い音が加わります。4000回転以下で十分楽しめます。車体は400cc並みで取り回しもいいですし。

同じイタリアバイクでもドゥカティとは正反対です。ドカは回せば回すほどエキサイティングに走れるというタイプで、低回転を多用する走りには向いていません。車で言えばアルファロメオです。モトグッチは回さなくても(むしろ回さない方が)楽しいので私にぴったりです。こういう車はあるでしょうか。あったら欲しいです(爆)。

ちなみにこのミニツーリングの数日後、見事に風邪をひきました(涙)。

2010年04月08日 Breva750車検完了(6840km)

私が冷え性なのと意気地がないせいでなかなかバイクに乗れません。去年までは結構寒い時期でも月1-2回くらい乗っていたと思うのですが、BMW318tiを購入してしまったせいなのか(シートヒーターで極楽極楽)今年はさっぱりです。

車検と整備は倉敷市児島(瀬戸大橋の付け根)のカメイさんのところにお願いしているのですが、3月はじめの車検切れまでに持って行くことができませんでした。もちろん意気地なしだけのせいではないのですが(汗)。結局車検を切らせてしまい、仮ナンバーをとって持って行きました。

そのブレヴァ750が車検と整備が終わりました。走行6840kmと、2年前の購入時の5100kmと比べると2年で1700kmしか走っていないことになります。しかもその半分近くが2008年7月の四国一周旅行(688km)だったりします。情けない。

今回は車検の際にエンジンオイル、オイルフィルター、ミッションオイル一式と交換していただきました。タペットはどうかと考えたのですが、年数ではなくて距離によって調整するもので、この走行距離では必要ないとのことでした。

そろそろバイクシーズン突入です。寒い寒いと言っていないで、今年は走行距離を伸ばせればと思います。今乗らないと今後バイク活動が先細りになっていくような気がしますので、それも寂しいですから。

2011.4.7 オイル交換とバッテリー交換

やっと暖かくなり、そろそろBreva750に乗らないと、と思い、しばらく前に購入しておいたバッテリーと、今日エンジンオイルを買ってきて、一気に両方交換しました。

バッテリーはACデルコの中国製で、型番はDB14L-A2です。購入時に電解液のボトルが付いてきまして、自分で入れるようになっています。初めてでしたが電解液の説明通りやってできました。ちなみに外したユアサのインドネシア製は、電解液が減りまくっていて、よくこんな状況で始動できていたなと思いました。反省。まあ4年くらい交換していないので、タイミングとしても悪くないでしょう。

エンジンオイルは以前自分で交換したときと同じカワサキ純正T-4というやつです。2L弱入りました。ちなみに排出したオイルはきれいなキツネ色をしていて、全然劣化していないように見えました。それもそのはず、この1年で200kmしか走っていないようですので(大汗)。4年落ちで私のところにやってきて丸3年ですが、その時の走行距離が5100km、現在6882kmですので何と1800kmしか走っておりません。

近所を試運転しましたがやっぱりいいですね。低回転から加速する時のドコドコ、2500回転を越えたあたりのドルルルとヒューンが重なった音、素晴らしいと思います。

しかしながら、取り回しの時に、「こんなに重かったけな」と思ってしまいました。すっかり体力が落ちて軟弱になってしまったようです。ゴルフの飛距離ダウンも当然かなと思いました。

2011.4.14 Breva750とお別れ

とうとうブレヴァ750とお別れすることになりました。

エンジンの味はこの上ないと思うくらいのもので、パワーも速すぎず遅すぎずと私にぴったり、車体サイズも400cc並で取り回しよし、と、コンパクトサイズの大型バイクとしてはほぼ非の打ち所のないバイクでした。動けなくなるトラブルもありませんでしたし。

すっかり寒がりになった私は4月から10月くらいしか乗れなくなってしまいましたが、それにしても去年は200kmも乗れませんでした。職場が変わり乗って行きにくくなったという事情も重なりましたし、休みの日に一人でツーリングに行くくらいの元気はあったはずでしたが、家庭の事情を加味すると行くことができなかったように思います。

そして今年、4月になりやっとバイクに乗ることができ、いつものいいエンジンフィールを感じたものの、なぜか楽しめなかったのです。いつもなら春になるのが待ち遠しく、初乗りは特別なイベントのはずでしたが・・・

去年も手放そうとして思いとどまりましたが、乗れないバイクが手元にあるのは忍びなかったです。そして今回の出来事、結構ショックでした。一度バイクから離れて、また乗りたくなったら買ってみよう、とそういう決心をしました。手元にバイクがなくなるのはこの20年余りなかったことです。

バイクの趣味は60歳くらいまでは続けたいので、ここで終わりにするのは悲しいです。近々また戻ってきます。1ヶ月と持たなかったりして。でもそれならそれでめでたしです。

<追記>

「手元にバイクがなくなるのはここ20年余りなかったことです」と書きましたが、よくよく記録を見直すと、同じモトグッチのネバダ750の時に全く同じことをやっていました(大汗)。乗る機会が激減したので、バイクを手放してしばらく乗らずにいようと思っていたら、1ヶ月も経たずに250ccのオフロードバイク(当時はXLR250BAJA)を買ってしまっているという有様でした。歴史は繰り返すというか、学習能力がないというか、我ながらあきれました。