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日本ではまだまだ定着せず、アイバンクのつらい現実

          昭和40年、角膜移植の普及のため日本アイバンク協会が設立されました。

角膜の病気や怪我で視力を失った場合、アイバンクに登録されている方がお亡くなりになった時に

          提供される透明な角膜を移植することによって、視力の回復が期待できます。

角膜による視覚障害を持っている人は、国内で現在約3万5千人にのぼり、年間に約2500件の

                     角膜移植手術が行われています。

一方、肝心の角膜提供者の数はもっとも多い年で、86年の1240人、ここ数年では1000人以下に

なり、障害を持っている人に対して、提供される角膜の数が圧倒的に不足しているのがげんじょうです。

そのため移植される角膜の約半分は、アメリカから輸入に頼らざるをえない状態が続いています。

アイバンクは現在全国に54箇所設置されており、登録に必要な条件は特に無いので、どなたでも

登録ができます。

献眼した後は、角膜移植を担当した医師によって、義眼が取り付けられますので、外見上の変化は、

まったくありません。生前に登録していなくても、ご遺族の希望により、角膜の提供も可能となっていす。