栽培計画を立てる手順 |
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27年3月6日 |
ふじさんの栽培計画のたて方を紹介します。野菜には、同じ畝で作り続けると、生育が悪くなる連作障害が発生するものが多くあります。連作障害の原因については専門家に譲るとして、それを起こさないようにする輪作を、どうやって決めていくのかを書きます。 まず、それぞれの野菜の栽培間隔を決めます。いろいろな本やホームページに書いてありますので、それを参考にします。ただ、その間隔は、本によって全部が微妙に違っています。したがって、それを参考に自分自身の栽培間隔を決めた方がいいと思います、後々迷わないように。また、前作に対し、後作にしたら相性の悪い野菜も把握しておきます。 次に、自分の畑の過去からの栽培実績表を作ります。当然初年度はありませんが、2年目からはどんどん書き足していきます。これを見て、上記の栽培間隔以上になるように、次の年に植える、各畝の野菜を決めていきます。 この時問題になるのが、ある野菜を植えようとすると、前作の野菜が残っていることがあるということです。例えば、ある畝に秋冬作の玉ねぎが植えてあるとします。玉ねぎは6月収穫なので、この畝に、5月初旬に行うトマト苗の定植は出来ません。6月植え付けのサツマイモならOKです。ふじさんはこれを見えるようにするために、栽培カレンダー を作っています。これを作ると、いつ種まきするといいか、苗の定植すればいいか、一目瞭然です。若干の重なりなら、種をポットに植えて苗にしてから定植する、という選択もできるようになります。 これらを使って、矛盾ないようにして(たまに矛盾することもありますが)、毎年の春夏作、秋冬作の栽培計画が出来上がります。 それが別項の菜園栽培計画です。 |
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栽培間隔 |
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27年3月6日 |
連作障害が出やすいのは、アブラナ科、ナス科、マメ科です。これらを特に注意して決めます。ふじさんの栽培間隔と相性表を書きます。 ![]() ![]() |
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栽培実績表 |
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27年3月6日 |
栽培実績表の一例です。縦軸に畝No、横軸に各年の春夏・秋冬作、中に野菜名・科名が入っています。![]() 戻る |
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栽培カレンダー |
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27年3月6日 |
栽培カレンダーの一例です。縦軸に畝No,横軸に年月旬を目盛ってあります。中にどの野菜が、いつからいつまで、その畝を占有するか、両矢印で示してあります。直種植えかポット種植えか、苗定植化かも記入します。矢印の重なりがないように調整します。![]() |
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