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天籟閣(明治１８年暴風雨のため倒壊)
現在不動堂があるところに天籟閣（二階堂）があった。 この天籟閣は安国寺恵瓊が建てたものである｡ 地方に残っていた戦国時代の二階建ての禅宗建築として貴重な存在であった。 一階部分が客殿、二階には、不動明王がおまつりされていたと「当山記」に記されている。 しかし、残念ながら明治１８年１０月に台風のため倒壊してしまった。 天籟閣は金堂と同じくらいの規模であったようだ。 今、残されている「広島県神社仏閣図録」により、天籟閣は金堂と同じくらいの規模であった事がうかがえる。 |
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