徳道上人ゆかりの寺
番外札所 ・ 奈良県桜井市

豊山  法起院  (ほっきいん)
Buzan  H o k k i i n - T e m p l e
● 御 詠 歌 ●

『 極楽は よそにはあらじ我が心 おなじ蓮のへだてやはある』



■ 本尊 ■ 開基
徳道上人像 徳道上人
■ 宗派 ■ 創建
真言宗豊山派 天平7年 ( 735年)
■ 住所 ■ 交通
奈 良 県 桜 井 市 初 瀬 7 7 6 近鉄大阪線長谷寺駅から徒歩約20分。
■ 電話 ■ 車
07444−7−8032 西名阪道の天理ICから国道169号で桜
井市街へ。
谷交差点で左折、国道165号を東進、
天理ICから約40分。
■ 拝観料 ■ 駐車場
無料、7〜18時 門前横、無料(6台)

こぢんまりとした本堂 法起院の山門

長谷寺への参道途中、大きく左に曲がる手前右に法起院への入口があります。
番外札所として参詣されるようになったのは、徳道上人が西国巡礼の創始者であるという伝説によるものです。
徳道上人は、ここで入寂されたと伝えられています。

門前町を何気なく歩いてしまうと、気付かないままに行き過ぎてしまいそうなお寺です。
第八番札所長谷寺に向かう途中、進行方向右手にひっそりと佇むお寺です。
家並みに路地のような参道があり、その先に小さな山門があります。

本堂に開山堂の額が掲げられており、ここは長谷寺の旧開山堂にもあたるそうです。
本堂右に納経所があります。

そして左奥に徳道上人の供養塔という十三重石塔が立っています。
その周囲に三十三所と番外寺院の名を刻んだ石板が敷き詰められていて、ミニ札所めぐりも出来ます。

伝説によると、仮死状態の徳道上人があの世で閻魔大王に会い、大王から衆生済度のために三十三の観音霊場を広めよと宝印を授かり息を吹き返した。

そこで宝印を中山寺の横穴古墳の石棺に納め、後に花山法皇がこれを掘り出し、西国霊場を再興した・・・・・・云々。
これが事実でないのは明らかですが、観音巡礼が盛んになることを念じたのは疑いないことです。

境内には、触れると願いが叶うという 『 上人沓脱ぎの石 』や、葉に爪等で願いを刻んでおくと樹液で変色して跡が残る『 葉書の木 』があります。

つまらないことですが、発起院の駐車場が参道横に何台かあります。
近所で高い駐車料金を取られ、がっかりしましたから、これから行かれる方は利用してください。
でもどこでも足元を見た「 ブッタクリの駐車料金 」は何とかならないものでしょうかね。

派手さはないが、しっとりと静かに仏道を語りかけるこのような寺こそ大切と思います。
● 一口 メ モ

『 密教 とは 』

容易に知りえない秘密の教え。

仏教の流派のひとつで、インドで大乗仏教の発展の極に現れ、中国・日本のほかにネパール・チベットなどにも広まった。

わが国では、真言宗系の東密と天台宗系の台密がある。

法起院の主な行事
◆ 1月1〜7日 ・・・・・・・・・仁王会
◆ 1月2日 ・・・・・・・・・徳道上人回向
◆ 3月2日 ・・・・・・・・・徳道上人命日回向
◆ 4月8日 ・・・・・・・・・釈尊降誕会
◆ 6月15日 ・・・・・・・・・弘法大師降誕会
◆ 9月18日 ・・・・・・・・・徳道上人誕生会
◆ 11月3日 ・・・・・・・・・三界万霊慰霊法要


『 合 掌 』