天橋立を眼下に見る
 第二十八番札所 ・ 京都府宮津市

第二十八番札所 成相山 成 相 寺
( なりあいじ )
#28 Nariaisan - N a r i a i j i - T e m p l e
● 御詠歌 ●

『波の音 まつのひびきも成相の 風ふきわたす天橋立 』



本尊 聖観音菩薩 開基 真応上人
宗派 真言宗 創建 慶雲元年 ( 704年 )
住所 京都府宮 津 市 成 相 寺339 交通
北近畿タンゴ鉄道天橋立駅下車。
徒歩5分の天橋立桟橋から丹後海陸交
通の観光船で一の宮桟橋まで嫉く15分
、徒歩5分の府中から笠松ケーブルで4
分、成相登山バスで6分。
電話 0772−27−0018
舞鶴道の舞鶴西ICから国道27号を北
上して舞鶴市大手で左折して175号
由良川を渡って右折して178号に入り
、天橋立西岸の国分で左折すれば成
相寺まで登山道約4km。
拝観料 400 円 駐車場
本堂横下に約50台。
有料。

見事な山門の彫刻 日本三景、天橋立を望む

日本三景のひとつ天橋立を眼下に見下ろす山の上のお寺です。

成相寺までのアプローチ

車利用でない方は、ケーブルで傘松山までのぼり、そこから山門までバスが通じているようです。
私はマイカーで行きましたから、イマイチわかりません。

ただマイカー利用の場合は、国道178号線を宮津市方面から来ると岩滝町からまた宮津市(対岸も宮津市、いわゆる飛び地)に入ってしばらくすると、表示がありますから、そこから登っていきます。

国道161号から27号に入り、ひたすら西に走り目的地へと向かいました。
本堂すぐそばまで車で行けますから、比較的簡単にお参り出来ます。

成相寺の名の由来

西国三十三所の中で、最も北に位置する成相寺は、冬期は深い雪に閉ざされます。
昔の巡礼者にとって、登りがキツイという難所とは別の意味の「難所」だったように思います。

開祖・真応上人が修行僧だった頃、空腹のあまり観音様に「 食べ物をお恵みください 」と祈ると、傷ついた鹿が目の前に現れた。肉食はもちろん仏の道に反することだが、上人は空腹に耐え切れずに鹿の腿肉を切り取り鍋で煮て食べてしまった。

心配して寺を訪れた村人に事態がもれ、慌てた上人が鍋を見ると、なんとそこには、肉の代わりに木屑のようなものがあります。

驚いて仏像を見ると、なんと仏像の腿が欠けている。
自分の罪深さを畏れて一心に経を唱えると、欠けた部分がもとにもどったという。

仏像が元通りに「成り合った」ので「成合寺」、さらに転じて「成相寺」となったそうです。

秘仏の本尊は美人とか・・・

本堂は、入母屋造りで正面に千鳥破風、向拝に唐破風がついている。
この寺は真応上人が不思議な老人から仏像を与えられたのに始まるといいます。
その像というのが本尊の聖観音で秘仏とされ、高さ50cmほどといわれる。

「 橋立観音 」とか「 美人観音 」の名もあります。

悲話を秘めた撞かずの鐘

山門から本堂まで300mほどの石段が続く。

参道途中にあるにある鐘楼「つかずの鐘」は、梵鐘を鋳造しているところへ赤子が落ちて死んでしまい、完成した鐘をつくと泣き声が聞こえたので、以来つくことがないという、悲しい言い伝えもあります。

車でさらに上の展望台にいけば、天橋立はもちろん日本海から遠く白山や滋賀の山並みもみえる雄大なパノラマが楽しめます。

ここへは是非立ち寄ってみてください。
一口 メ モ

『 真言とは 』

言葉を神の域に位置づけるインドでは、ヴェーダの時代から、神に対する神聖な呼びかけ・呪句があり、これをいう。

この句自体に呪的な力が宿っているととらえ、インド密教の経典の主体は真言によって成り立っている。


成相寺の主な行事
◆ 2月節分 ・・・・・・・・・・・・節分・星祭祈祷
◆ 8月9日 ・・・・・・・・・・・・千日会


||| 近くのチョットいいところ |||

智恩寺 ・ 天橋立ビューランド

天橋立駅から海岸へみやげ物店が並ぶが、これは智恩寺の門前町として発達
したものです。
本尊は日本三文殊の一つという文殊菩薩で、知恵の文殊、切戸の文殊さんと
親しまれている。

近くには見晴らしのよい天橋立ビューランドがあり、ケーヴルで簡単に頂上に
いくことができます。

智恩寺
電話:0772−22−2553
境内自由


『 合 掌 』