ダルマで勝運を祈る
第二十三番札所 ・ 大阪府箕面市

第二十三番札所 応頂山 勝 尾 寺
( かつおうじ )
#23 Ohchouzan - K a t s u o u j i - T e m p l e
● 御詠歌 ●

『 重くとも罪には法の勝尾寺 仏を頼む身こそやすけれ 』



本尊 十一面千手観音菩薩 開基 開成皇子
宗派 高野山真言宗 創建 神亀4年 ( 727年 )
住所 大 阪 府 箕 面 市 粟 生間谷 交通
北大阪急行千里中央駅から阪急バス
北摂霊園行きで約50分、勝尾寺下車。
電話 0727−21−7010
国道171号線の豊川一丁目または新御堂筋と
交差する萱野から北へ、それぞれ約3kmで合
流して山門前まで約6km。
拝観料 400 円 駐車場 山門前に約200台。有料。

風格のある本堂 紅葉の名所でも知られる勝尾寺

大阪の北にある明治の森・箕面国定公園。
うっそうと茂る原生林や渓谷が四季折々の美しい彩りを見せています。
勝尾寺は、そんな山深い地に1300年の歴史を伝える大寺です。

明治の森・箕面国定公園の一角にある寺

駐車場は道路を隔てた山門前に有料駐車場があります。

山門前は山寺とは思えないほど広々としており、樹木も多く背後は緑濃い山で、その山腹にかけて多くの堂が点在しています。

春は桜、秋は紅葉によって彩られると聞いていますが、私たちが訪ねた時は、まだ桜はつぼみが固くすこし残念でした。
上の写真の山門から入っていきます。 奥から手前に向かって上がってきます。
ゆったりと散策しましょう!!

長い参道を登ると高台の上に豊臣秀頼によって再建された本堂が建っています。

建物も季節の花も多く、法然も過ごした寺

楼門様式の山門から左前方に進むと高い石垣の上に本堂がある。
その左に大師堂、奥に開山堂、少し高いところに薬師堂と六角堂などなど・・・とにかく建物が多い。

山腹の多宝塔の右寄りの木立の陰には、法然が晩年の4年間過ごしたといわれる二階堂がひっそりと建っています。

配流(はいる)を解かれた法然も、すぐには都に帰ることは許されませんでした。
その法然を、宗旨の違うこの寺が受入れたのです。
法然は、ここを去り都へ戻った翌年に亡くなったといいます。

勝運祈願の人が頼る寺

この寺の開基は開成皇子(かいじょうおうじ)で、開山は善仲、善算の二人といいます。

寺伝によれば、摂津国守の藤原敦房を父に持つ善仲、善算という双子の兄弟が庵を結び、修行を始める。
ある日、山中でもう一人の修行者に出会う。それが開成皇子であったといいます。

後に清和天皇の病気を住職が寺に居ながらにして治したことから、「勝王」の名を賜り、さらに寺号を「勝尾」に改めたという。
以来、源頼朝などが戦勝を祈願、勝運の寺として信仰を集め、今では勝尾寺の名にちなんで、「勝ち達磨」が有名になっている。

本尊の由来

本堂に安置されている本尊・十一面千手観音菩薩像。
1メートル50センチの木の仏です。

善仲・善算の兄弟がお堂を建てたのが始まりですが、その後開成皇子が二人の仏弟子となり二人の遺志を継いで、大般若経六百巻の写経を完成して経を埋め、その上にお堂を建てました。

開成皇子が、そのお堂にまつる為の像を彫る仏師を捜していると、妙見という比丘と十八人の童子が現れ、1ヶ月の間に千手観音像を刻み終えたといいます。
それが今の本尊といいます。

しかしながら勝尾寺は、1184年の源平の合戦で、堂塔のほとんどを焼き払われてしまいます。 その後、源頼朝などによって再興されました。

堂内は、まさにダルマ、ダルマとダルマだらけです。記念に一個買いました。
● 一口 メ モ

『 十二神将とは 』

薬師如来の眷族は、十二神将と呼ばれている。
本来は「十二支」とは無関係でしたが、後に昼夜十二時の護法神として十二支にあてられるようになり、転じて方角や年齢などの守護神としても信仰の対象になっています。

例えば十二支と十二神将とは、次のように対応しています。
子= 宮毘羅(くびら)大将、丑=伐折羅(ばきら)大将、寅=迷企羅(めきら)大将等など。


勝尾寺の主な行事
◆ 1月28日 ・・・・・・・・・三宝大荒神祭
◆ 11月21日 ・・・・・・・・・御影供・四国八十八ヵ所お砂踏み法要


||| 近くのチョットいいところ |||

箕面の滝 ・ 昆虫館 ・ 放蝶園

明治の森国定公園の中心部となるのが「 日本の滝 100選 」にも選ばれた箕面の滝で
す。
岩壁を33m落下する。 その滝壷のすぐそばまで近づけて、しぶきもかかる。
夏の夜はライトアップし、冬は樹氷や氷柱がみられるといいます。

阪急箕面駅から箕面の滝までの約2.5Kmは紅葉の名所で秋の休日などはものすごい
人出になります。
その滝までの遊歩道沿いに箕面公園昆虫館・放蝶園があります。

昆虫館 ・ 放蝶園
電話: 0727−21−7967
入館料: 260円
開館時間: 10:00〜17:00
駐車場:なし

瀧安寺

昆虫館・放蝶館の対岸にあるのが瀧安寺( りゅうあんじ )。
行基が開基の古刹で、本尊如意輪観音は重文、弁財天は日本最古の弁才天という。

瀧安寺
電話: 0727−21−3003
拝観: 境内自由
駐車場: なし


『 合 掌 』