六角堂は京都の中心
第十八番札所 ・ 京都府中京区

第十八番札所 紫雲山 六角堂 頂法寺
( ろっかくどう ・ ちょうほうじ)
#18 Shiunzan - R o k k a k u d o u - T e m p l e
● 御詠歌 ●

『 わが思う 心のうちは六の角 ただ円かれと祈るなりけり』



本尊 如意輪観音菩薩 開基 聖徳太子
宗派 天台宗 創建 用明2年 ( 587年 )
住所
京都市中京区 六角通烏丸東入ル堂の
前町 248
交通
JR京都駅から地下鉄烏丸線で6分、御
池駅下車、徒歩5分。
または阪急烏丸駅、地下鉄四条駅から
徒歩約6分。
電話 075−221−2838
名神高速の京都南ICから国道1号線へ
出て堀川通りを北へ、堀川御池で右折、
烏丸御池で右折して400mほど。
拝観料 無料 駐車場
烏丸四条西南に市営四条烏丸駐車場、
約360台、30分250円。

頂法寺の額がある本堂 これが「ヘソ石」

第18番札所頂法寺。
通称、六角堂は京都市の中心にある典型的な町寺です。
寺の前の通りも六角通り、町の人々はこの寺を『 六角さん 』と親しみを込めて呼んでいます。

本堂が六角形

本堂は、六角形の珍しい形をしています。 六角堂の名の由来です。
本尊は、如意輪観世音菩薩。
高さわずか5.5センチの小さな仏です。
聖徳太子のご自仏であったと伝えられています。 本尊の観音菩薩は秘仏です。

本堂横に太子堂

本堂東側に太子堂があります。
太子堂は、六角堂の開祖聖徳太子が沐浴をされたという池の跡に建てられました。
太子自作の2歳頃の像がまつられています。
聖徳太子は、仏教にも力を注ぎ、数多くの寺院を建立しています。

聖徳太子の夢のお告げが六角堂になった・・・

「姉、三、六角、蛸、錦・・・」でおなじみの、京都の名を織り込んだ唄にも出てくる「六角通」に面してあるので、頂法寺より六角堂の名の方が有名です。

初代の六角形のお堂を建てたのは聖徳太子。
寺伝によると、聖徳太子は大阪の四天王寺を建立するための木材を求めてこの地を訪ねられたが、泉のそばで霊感があったために、六角の堂を建て如意輪観音を安置したのが始まりといいます。

華道池坊はここが発祥の地

その後、小野妹子が傍らにお坊を建て、聖徳太子の教えに従って本尊に花を供え、その礼法が子々孫々にまで受け継がれ、華道の池坊になるのです。
華道で有名な池坊流に関係があったとは知りませんでした。

でもつくづく聖徳太子は偉い方だと思います、さすが「お札」にまで登場する訳がわかった次第です。
花を供える、そんな現代では何気ないことでも、当時は画期的?なことだったと思います。 観音巡礼のこころは、こんなところにあるのかもしれません。

昔はここが京都の中心だったとか・・・

本堂前には六角形にロープで仕切られた場所があり、敷き詰められた石の中心に直径40センチほどの六角形の石(写真)がはめこまれています。

この石の真ん中にある丸い穴がちょうど京都の中心であったことから、ついた名前が「へそ石」。
一見何の変哲もないが、謎とユーモアが詰まった楽しい石ですね。

ビルに囲まれてここだけ異次元の世界にいるような錯覚に陥る、そんな感じです。

山門横の茶店は、甘いものがうまい。
先を急がずに、ここでゆっくり休んで行かれるのが、いいと思います。
一口 メ モ

『 吉祥天とは 』

原語では幸福(シュリー)の女神(デーヴィー)といい、また大(マハー)吉祥(シュリー)ともいいます。
訶梨帝母(かりていぼ・鬼子母神)の娘、毘沙門天の妻などと言われて親しまれています。 大海から出現した水の精という神話もあり、あらゆる福徳をつかさどる美の女神です。

六角堂の主な行事
◆ 1月5日 ・・・・・・・・・・・・初生け会
◆ 11月17・18日 ・・・・・・・・・・・・全国いけばな大会


『 合 掌 』