人生己訓

学有暦不問 蹟積有予見
人生、学ぶことを努力すれば、学歴など誰も問うものではない。

実績をこつこつ積んでいけば、おのずと先見性や予見は身につくものだ。
 


三思三言

「故郷』「師」「親」
「はい」「ありがとう」「すみません」


器用忠節

朝倉孝景・・・・・・・実力・能力に長けていても忠誠心が大事だ。
織田信長・・・・・・・・・忠誠心無き、実力者は返って危険である。
徳川家康・・・・・・・・・・・・・不器用でもよい、忠誠心さえあれば。


知識無くば、知恵生かされず


かくすればかくなるものと知りながら
やむにやまれぬ大和魂



死ぬまで直らぬ戒め10カ条

高いつもりで低いのが教養
・低いつもりで高いのが気位
・深いつもりで浅いのが知識
・浅いつもりで薄いのが人情
・薄いつもりで厚いのが面皮
・強いつもりで弱いのが根性
・弱いつもりで強いのが自我
・多いつもりで少ないのが分別
・少ないつもりで多いのが無駄


散る桜  残る桜も  散る桜
良寛辞世の句

鶴亀のふみてならした
庭なれば幾千代までも
栄久しき

平成18年3月還暦 祝辞

水の五訓

1.自ら活動して他を動かしむるは水なり
2.常に己の進路を求めてやまざるは水なり
3.障害にあって、激しくその勢力を百倍しうるは水なり
4.自ら潔く、他の汚濁を洗い、清濁併せ入る度量あるは水なり
5.洋々として大海を満たし、発しては霧となす。雨雪を変じ霧と化す。
凍っては玲瓏たる鏡となり、しかもその性を失わざるは水なり

(永平寺)



人物を観る法

@通ずれば其の礼する所を観る
A貴かければ、其の進む所を観る
B賤なれば、其の為さざる所を観る


人は城、人は石垣、人は堀
情けは味方、あだは敵なり


(武田晴信のちの信玄=敗れて知る人心)



しきしまの大和心の ををしきは
ことある時ぞ あらはれにける


(明治天皇 御製)