・世界樹の迷宮3の人物紹介。 
 

フェージン。名の由来は「こねこ」という映画に登場する猫使い。フェージン。ファーマー。
 
 父と二人で質素な農場を経営していたが、父の死去により経営が困難になり農場を売却。
 身の振り方を決めあぐねている最中にクムオーンと知り合い、迷宮に旅立つこととなる。

 農場といっても自給自足の延長線上で実に質素なもの。
 そもそもがあまり地味の豊かではない小島だったし。

 父は鬼面魁偉の大男だった。
 片眼は潰れ、唇は破れ乱杭歯がつねに覗いてて、指も何本か足りないし左足は義足。
 どんな生き方をしていればそんな姿形が出来上がるのかという恐ろしさだったけど、
 人当たりは極めて良く。島民からの信望も厚かった。
 それでもまあ、島民連中からは「フェージンはお母さん似だねえ。良かったねえ」等と言われて過ごしてきたけど。

 その母親は、父曰く「人魚だった」らしい。
 比喩だろう。とは思う。
 その美貌で男を誘って船を難破させるーなんて人魚の伝説があるけども、多分そういうことだ。
 元船乗りだったのを辞めさせ地に足を付けた農場経営に乗り換えてしまうほどに美人だったと。

 そんな母とは物心つかないうちに死別し、そして父もいなくなってしまった。
 だからフェージンには農場を続ける理由はない。
 ついでには、一人では管理も経営も難しい。

 元海賊のクムオーンが難破してきたのはそんな折りのことだった。
 彼に熱心に船乗りになることを進められ、ちょうど身の振り方を考えなければならない自分だったので、それに誘われることにした。

 小島の農場暮らしってことで、ずっと海を見つめてきたせいか、
 それとも「人魚だった」の言葉のせいか。
 海に奇妙な憧れめいた感情があったのは確かなのだ。


ハロウィン。名の由来は「猫の地球儀」という小説に登場する「クリスマス」という名のロボットからの連想。ハロウィン。ビーストキング。
 
 フェージンと同じ島に住み着いていた野生児。
 家畜は盗む畑は荒らすで島民から迷惑がられる存在だったけど、
 農場経営なフェージンちももちろん被害を受ける。

 オオカミ等であればともかくも、息子と同じ年頃な少女とのことで、
 父親が面白がってけしかけるのを真に受けて、
 フェージンの農場防衛とハロウィンの侵略とで丁々発止の勝負が続いたりもしてたけど、
 そうこうしているウチになんだかんだで戦友めいた感情が芽生えてみたり、
 何かと大らかなフェージンの父に懐柔されてみたりだので、
 結局は半ば家族のような暮らしをすることになる。

 名付けはフェージンの父によるもの。
 野生児なので人語をいまいち解さず、覚えている単語は「コロス」等で何かときなくさい。
(後々、迷宮を探索するにつれて簡単な言葉なら喋れるようになっていく)

 農場を去るフェージンに、さて、彼女はどうするんだろう。
 と見ていたら、そのまんま付いてきた。
 

クムオーン。名の由来は「夏への扉」という小説に登場する猫の鳴き声。人語に訳せば「てやんでえ」クムオーン。パイレーツ。

 海の上で産まれて、海の上で生きてきた生粋の船乗り。
 愉快な海賊暮らしを続けていたが、近年の急激な魔物の増加により海賊も荒み、
 略奪に手段を選ばなくなってきた辺りで嫌気が差し、所属していた海賊団から出奔。
 しかしその最中に難破し、なんとか辿り着いた陸地にてフェージンと知り合う。

 恩義を感じ、尊敬していた海賊が一人いた。
 それがフェージンの父であると知り、あのおっさんの血が流れているのなら絶対に船乗りに向いているはずだと、
 熱心にフェージンを口説き落とす。

 その熱心さの裏には、尊敬すべき海の男が、
 なぜ海を捨ててしみったれた小島なんぞで隠居じみた生活をしてたのか、という、
 憤懣にも似た疑問があったりする様子。

 口は悪いけども面倒見はよい。
 海賊という荒くれ連中の中で過ごしてきただけあって、腕っ節だけでなく、
 腹芸を見抜く悪知恵めいた知略など総合的なたくましさを身につけている。


ベロニカ。名の由来は、猫を宇宙へ送ったロケットの名前「ヴェロニック」を女性名に直したもの。ベロニカ。バリスタ。

 人嫌いの気味がある一方で、砲撃が大好きな娘。
 その技術も確かで、好きなだけ砲撃の研究が出来るとの理由で船団の護衛官として生計を立てるが、
 海賊による襲撃を打ち負かせず拉致される。

 幸いにもクムオーンとともに脱出に成功。そのままギルドの一員に加入する。
 海に対して取り立てて思い入れがあるわけではないが、船上から眺める星空が好きで、
 砲撃好きと組み合わさって、自分の弾をいつか月にまで届かせたいとかいう願望を持っている。

 人嫌いというよりも、実際は人付き合いが面倒な人見知りに近い。
 理知的な対応、理性的な判断の出来る教養人ではあるが、砲撃の時だけは目の色を変えるいわゆる変人。
 手に入れた弩にいちいち名前を付ける趣味を持っているが、隠しているので誰にも知られてない。


あるは。名の由来はアルファ。外部に向けてのベータテスト以前のアルファテストに因むが、実際は世界樹とは別の話に登場する予定だった人格。あるは。プリンセス。

 エトリアとラガード、二つの世界樹を踏破している少女。
 エトリアでの、モリビトとの遭遇によって残した禍根をまだ胸に抱えており、
 それを償う術を探して各国の世界樹を経巡っている。

 ラガードの世界樹を踏破の後、公女の側仕えとして召し抱えられしばらくを過ごすが、
 またふらふらと旅に出た。
 アーモロードに向かう船上から、何が興味を引いたのか
 フェージンらにいつのまにかついて回る。

 普段は聾唖者かと誤解されるほどに口を利かない。
 なので、フェージンらにとっては、二つの世界樹の最奥を知る勇者なんぞではなく、
 割と単なる不思議ちゃん。

 姫さまめいた格好は側仕えとして過ごしていた衣服そのまんまだから。
 そのため、周りから勝手に姫扱いを受けている。
 かつてのギルドを助けた声の力は相変わらずで、それに加えて、
 ラガードで共に歩んだドクトルマグスのそれを見よう見まねに修得した剣技も備える。


オキナ。フルネームは信天翁。別の話にも登場する予定の人格。オキナ。ゾディアック。

『書物による叡智の共有教会』に所属する宣教師。
 なので、知識への愛着と執着は十分なものがあるのだけども、
 それに所属しているのは旅を続ける路銀捻出のためでもあったりする。

 つまり、布教や公布にはあんまし意欲を見せない不良宣教師。

 フェージンらに同行する理由は、あるはが「エトリアの英雄」だから。
 エトリアの迷宮を攻略したギルドの中に、同教会の宣教師がいて、
 それの編纂した旅行記を通読しており、だからあるはの正体に気付くことが出来た。

 とはいえ、あるは本人は多くを語らず、確証には至ってない。
 のでそれを確かめる意味でもあり、当面の路銀を捻出する意味もあり、彼らと共に迷宮へ挑む。

 態度は一貫して紳士的かつ人道主義。
 しかし、旺盛な知識欲から身の危険を鑑みなかったり等手段を選ばなかったりもする。
 こともある。


グラジオラス。相性はクジラ。別の話にも登場する人格。グラジオラス。モンク。

 オキナの助手。兼(自称)嫁。
 何をそこまで惚れ込んだのやら、オキナに一方的な告白をして以来ずっと彼の旅について回っている。

 しかし、多くの知識人に共通するようにオキナも肉体労働を不得意としており、
 そこに武術と気術の嗜みを持つ腕力担当として彼の旅を支え、
 結局はしっかりと居場所を作ることに成功した理想的押しかけ女房。

 いくらか強めの自己主張とオキナへの盲愛をさえ除けば、良識を重んじる常識人。
  
 尊敬すべき夫が海賊だの野生児だのと交流をしているのに心中穏やかでないというか、
 なんかつまらないというか。
 要するに、二人っきりで旅が出来てたのにと軽く嫉妬中。
 とはいえ、彼女自身が旅をけっこー楽しんでたりもするのだけど、それにはあんまり自覚がない。



・チグラーシャ。

 彼らの船の名前。「虎猫ちゃん」くらいの意味。
 同名の猫が、迷子になって旅をした挙げ句、無事に飼い主の元へ戻る物語がある。
 船の名付けをクムオーンから求められたフェージンが、 「大体、女の名前を付けるモンだな」「あとは航海の無事を祈ってみたりだな」等のアドバイスを元に発案。



・ラウタゲニ。

 彼らの所属するギルド名。
 エトリアとラガードの世界樹を踏破したギルドと同じ名前だが、
 彼の地からは遠いアーモロードでは知る者が少ない。

 命名のきっかけは、ギルド名を求められた際にあるはが勝手に言い出した事による。
 他に案がなかったので、そのまんま採用された。






・ 宵猫塔。


・ 過去ログ。


Vary Thanks! ※ドット絵は「gif形式ギルド」さんからお借りしております。