・ 宵待月黒猫塔。
 
 

・ 風呂釜の灯油が切れた。


 ウチのボイラーは灯油で動く。
 それが切れたて事は給油しなければ風呂に入れないてことだ。
 由々しき事態。是非もなくポリタンクを担いで出掛ける。
 最寄りのガソリンスタンドはセルフサービス。なので人に会うこともあるまいと、
 起きてからそのまんまのボサ髪とTシャツとで出掛ければ、見事に紙幣詰まりを起こすセルフ給油機。
 甲高く耳障りな警告音に、従業員にご連絡下さいの表示。給油機に備え付けてあるインターホンを押せば。
「すんません、すぐに対処ができませんのでー」
 と、詰まった分のお金を手渡しに頂いた。……まあ、いまさら。悪い出目の続いた大泉洋みたく醜態を他人様にさらしたところで。何だというのだ。
 未だ鳴り続ける警告音を背後に、別の給油機を選んで、給油量を二〇〇〇円で出せるだけに選択。
 ごっつい給油口をポリタンクに突っ込んでトリガーを引いて、暫時呆ける。
 暫時。
 つっかえたような音と共に、給油が止まる。使用金額の表示をみれば一八〇〇円前後。まだ余ってる。
 何故止まったかというと、つっこんだ給油口がポリタンクの中の灯油に触れたのだな。溢れさせない為の安全装置だ。
 や。わざわざそんな気ィ使ってくれなくても。どうせ二〇〇〇円分で勝手に止まるのだし。出しっぱなしでも溢れる心配はあんめエよ。
 と、給油口をギリギリまで持ち上げて、もう一回トリガーを引く。
 カウントダウンを見守るのも一興かもなと、上昇して行く使用金額と給油量の表示を眺めれば、ふと気が付く。
 給油に来ること自体が珍しいからすっかり忘れてたけど、いつもは使用金額で給油するのではなく、定量でお金を払っていた。
 そんでポリタンクの容量はたしか一般に一八リットルだ。
 カウントアップし続ける表示は既に一九リットル。使用金額はちょうど一九〇〇円を突破して、まだあまりがある。
 え?
 これ、どうすんの?
 余ったら従業員さんに連絡すれば止めて貰えるの?
 このままにしてダッシュでもう一個ポリタンク持ってくるべき?
 てゆか一〇〇円ちょいならムダにしても構わないからその辺に撒くか?
 いやそれは無い。灯油は毒です。ん? じゃあ溢れさせるのもやばくね?
 ってうわポリタンクからももう溢れそうじゃん。何このチキンレース。ってーかブレーキが利かないチキンレースなんてアリなのかよおいおいおい。
 と云うところで。止まった。






・ ある日の古本屋店主。


 亡くなられた英語教諭の本を黙々と整理中。
「はー。さすがよう勉強されとるなあ。色んな本がでてくるわ」
「あー。でもブック×フの100円の値札ついてるのが、多いね」
「……うわ。これもブック×フ100円か」
「あー。こんな本も100円か」
「……なんか厭になってくるね。ブッ×オフ100円ばっかで」
「そういや先生、ウチでも100円本中心のお客さんだったなあ」
「でも、何か『この本を100円で買えるならお得だわ』って本ばっか買われてるね」
 目が肥えてたって事スか。
「だろうなあ……」


 何となくいい話な気がした。






・ やばい、未必の恋やばい、なにそのエロワード!

 勢い余って背広姿の男二人なんて妄想しないで下さい。
 しないよ。
 しないにしてもお前なんで男二人なんだそれ。
 

 



  ・ ああ、そうそう。


 コミティアに参加しますよー。
 
 ゴールデンウィークの丁度いい具合の日での開催となりますので、皆様お誘い合わせの上で上野動物園にハシビロコウを見に行くなどすればよい。
 いやいや。お世話になる方を卑下するようなネタはあまりに下品じゃありませんか。

 余程のマヌケを起こさない限りは頒布物を用意できると思いますで。
 内容はー。新作を用意したかったんですが時間の都合で、正月にお知り合いさんに配って回ったモノの書き直し版。
 まあ私の知人の数なんてほんとたかが知れてるので新作とほぼ変わりない感じやんね。

 場所は『 ね-04b 』だそうで。
 今回のコミティアにお目当てのサークルさんが参加されてて、そのついでにでもどうぞーとかそーんなー。






・ ムーンライダーズほどダメ人間にやさしい歌うたいはいない。


 No.9 のどの部分の歌詞が不意に口に出るかでそのときの精神状況が解るとかそんなテスター。
 ちなんで今は「オレとお前とはアカの他人だ。さあカリブの海でラムをいっぱいやろう」

 それはともかくとして、彼らの歌うニットキャップマンて歌が大好きなんです。
 http://www.youtube.com/watch?v=sZV72FnsgcI
 http://www.youtube.com/watch?v=8iSkvfYIwdU
 けれどもさ。

 大好きだし。
 聴く度にたいていは涙腺が熱くなるのだけど。
 未だに、私のなかではこの曲がどんな曲なのか。位置づけが定まってなかったりしたんだけど。

 簡単に解釈するならば、これは悲しい歌である。
 偶然に知り合った気の良い友人が誰にも知られないままに死んでしまうのだ。それはもちろん悲劇だろう。
 けれども、私の中ではこの歌は全然のまったくに悲しい歌ではない。
 ふわふわとした曲調やゆらゆらとした歌い方がそう思わせるのだろうか。
 少なくとも、悲壮感がまったく感じられないのは、私以外のひとにも共通する感想だと思う。

 それに、この歌の中では、フジオさんが死んで悲しんでるひとは一人もいない。
 もちろんフジオさんと友人となり、そしてその死を見付けた糸井重里(仮)は後にしみじみと悲しんだりするのかも知れないけれど、
 出会って六ヶ月で別れたオンナはいるけどさア、と語る彼は、どちらかといえば苦笑いじみてて、あまり悲しそうではない。
 それに少なくとも、この歌詞の中では、どちらかと云えば当惑しているだけなのだ。

「誰に会いたかったのだろう? 墓はどこにしよう? 犬はどうしよう? 誰に知らせよう?」

 そして当惑したままに、余韻を残しつつも歌はスコンと終わる。
 そりゃそうだ。ニットキャップマンと云う題名の通り、これはフジオさんを歌った歌。
 フジオさんが死んじゃったのだから、先に続けようがないし、フジオさんのことを語ろうにも(たぶん)たった六ヶ月の付き合いなのだ。
 オンナのこととかバクチのことをビール飲みつつ川を眺めつつ話した。
 しかも、付き合いの内容はたったこれだけだ。正味四分の歌の中に全てが収まってしまう。

 だから、糸井重里(仮)も、その死と遭遇して、まず当惑して慌てふためくのだ。人が一人死んだのだ。そりゃ大事だ。そりゃ混乱するさ。
「墓はどこにしよう? 犬はどうしよう?」
 だけど、気付くのだな。
「誰に知らせようか」

 誰にも知らせるヒトなんていないのだ。

 ここに、ぽっかりとした空隙が生まれる。
 誰に知らせよう。……ああ、誰にも知らせる人なんかいないのか。
 そう気付いた瞬間の空白。たぶん、このぽっかりが、この歌の全部なのだと思う。

 他人の死は、どうしたって他人事である。人一人死ぬのは大事だけど、でもそれで悲しんだりは、あんまりできない。
 誰にも知らされず、誰にも知られないままに死んだフジオさんは、誰にも悲しまれることなく、誰にも影響を与えず、そこからいなくなる。
 それはきっと、最初っからいなかったのと同じなのだ。
 三田川のほとりのテトラポッドの途切れた所の三畳くらいの空き地は、やっぱり何もない空白なのだ。

 だからこの歌は、空隙の歌で、空白の歌で、空っぽの歌で、間の抜けた、マヌケな歌なのだ。

 フジオさんが住んでたのも三畳くらいの空隙で、
 そういえば糸井重里(仮)がフジオさんに出会ったのもテトラポットの空隙にマヌケにも足を滑らせてで。
 糸井重里(仮)が出会いさえしなければ、まったくの空白のまんま死んだ筈のフジオさんに出会っちゃったのも、間の悪い話だと云える。
  
 そうなのだな。この歌はマヌケな歌なのだな。
 おー、フジオさん(んぁーあ♪






・ 割とどうということもないだべり。



東京23区擬人化…ってことになってたのか.知らなかった.

ない・・・ というか地域別擬人化はもういいよ

・む。これは褒められるクォリティ。

意外な反応.<褒められる

・擬人化はある種のセンスと創意工夫具合がダイレクトに表出するので毀誉褒貶の差が自然と激しくなるよね(ねじゃねえよ。
 お前はとしあきかと自己突っ込み。

擬人化という発想そのものにちょっと辟易気味だったりするけどまぁもう言い飽きたし聞き飽きただろうからもういいや.

・擬人化ってだけでウケを取れるのは二〇世紀まででしたよね的な(いやもうちょっと後だろう。
 擬人化がもう至極当然な発送となった結果、単純かつ純粋に着目点やらアイディアの評価が出来るようになったかなとかなんかそんな。
 一方でなんでもかんでも萌えにしないと受容できない膠着した感性ってのも不気味だなとは。はい。

アイデアや着目点…なぁ. 「コレを擬人化するとは!」っていう事例には最近出会わなくなったなぁというのは何かな.
 擬人化する側の人間が「とりあえず何でも所構わず擬人化してる」(と少なくとも自分は思っている)からかなぁ


ある意味日本の伝統文化だったけどここのところ増えすぎてネタが尽き始めてきた、からこそ面白いものに期待したいみたいな

・擬人化自体が様式になっちゃってますから、今後そうした感動を味わえることはおそらくありますまい。>「コレを擬人化するとは」
 私が云いたいのは、擬人化する上で、その素材からどれだけ特徴を見いだせるか、どの特徴を選び出すか、選んだ特徴をどう調理するかと、
 そんな部分。

調理の部分はどうしても萌え化なのが・・・ また中華料理ですかみたいな。

・それはまあ。擬人化ってどうしてもギャグだし。割と。どうしても。>萌え一辺倒。

ふむ. まぁ評価する部分ってのは自ずとそこになってきますよね.<その素材から特徴を見出し調理できているか
 先の23区なんてのは特徴を見出すのはやりやすい類に入る気がするなぁとか思いますがまぁ調理がきちんと出来てるから
(自分としても)まぁ悪くはないけども


万物に神が宿る国で、擬人化なんて持ち出されても驚かないよね。

・つくもがみ乙。
 でもつくもがみ信仰と昨今の消費文化のがんがん加速した結果の使い捨て文化ってあんまし一致しないよな。

「萌えじゃない擬人化の例」を出そうと思ったけどイマイチ思いつかない.

つ「せんと君」

・やっぱりギャグだなあ。
 
 
 
 
  
 
・ 花見をした。


 や。今度は本当に。
 本当に……?
 ……いや、ちょっと、どうかなあ。

 ともあれ、画像多めで重めなので別ページにて小旅行記。





  ・ 花見をした。


 図書館の書庫と云うのは、なかなかに無味乾燥とした場所である。
 打ちっぱなしのコンクリートにリノリウムかもしくは消音絨毯。
 大敵の湿気を防ぐ為にばりばりに空調を効かせた密室。窓もない。日光は敵だしそもそも不要。
 書物はもちろんそうだし、コンクリートも本棚もそれぞれ人工的な直線。
 人為だけが存在する殺風景。
 そこで花見をしたのだ。
 書庫のアルバイトは出納依頼をひたすら待つお仕事だ。
 取りに行く本が無い限りはずっと座りっぱなしのお仕事なので、暇ならばずっと本を読んで過ごしても構わない。
 けどもそんなのはお題目であり、おおむねいつも忙しい。ひたすらに走り回る。図書館で最も体力の必要なお仕事だ。
 だけどその日は例外だった。
 ひたすら本を読んで過ごせた。
 思い出したように、出納依頼書を吐き出すプリンタにお愛想で付き合ってやればそれで済んでしまう、実にのんきなお仕事となった。
 こんぐらいに暇な日は、たいてい理由があるのだな。要するに市民がごっそり図書館以外に行く日、もしくは出歩くことの難しい日で、
 例えば、高校大学の受験日だったり、台風の近い大雨の日だったり、
 近隣で大型量販店が開店したり、隣の河川敷で桜が咲いてたりである。
 その河川敷は図書館から徒歩3分。一級河川にずらりと 1km 続く桜並木は県下主要な花見会場。
 季節不問の密室でバイト中の身として、妬み嫉みの一言二言くらいは許される気もするけれど、
 なに。そちらのおかげで本を読んで過ごせるのだから、何も文句はない。
 むしろ桜様々である。
 うん。
 春風にそよぐ桃色も酒気混じりの嬌声も縁遠いけれど、私は今間違いなく桜花の恩恵に浴している。
 暇なアルバイト特有の時間のとろくささも春日遅々たりのうららかさに一脈通じるし。
 ならばその木陰にいるのと、大差はない。
 ような気がする。屁理屈にすら足りないけれど。






・ 異類婚も、よくよく考えれば男性原理ですよね、夕鶴とか。同人的に考えるなら擬人化ですか。

 ええー。異類婚にはお互いの社会的立場を超えて的なドリームを抱きがちなのにー。
 でもどうだろな。鶴の恩返しは単に物語上割り振られた役割なだけで……ああでも、
 男性の社会進出と保身的な女性てったらまんまジェンダー問題に絡んでくるなあ。
 桃太郎とかどうなるんだろね。おじいさんは芝刈りでおばあさんは洗濯でまんま既存社会で女性に選択肢が与えられてねえぜ(与太。

 男性原理ってよりももうちと単純にエロゲー文脈とでも云えば良かったか。
 擬人化はそれがそのまんま当てはまる場合が多いやね。エロゲ文脈。

 擬人化を指して一部オタは、オタの想像力の果てしなさを冗談交じりかつ誇らしげに語るけど、
 アレて側面からみれば様々で多用なモノの特徴をおんなのこという単一の鋳型に填めなければそれを理解できないだけであって。
 果てしない想像力どころか貧困なルーチンワークとも云えちゃうよな。

 まあそれとは別に、特徴の記号化とそこからの発展と、創意工夫が求められるのは確かなので、
 そう卑下したもんでもないというか面白いモノはやっぱ面白いですが。 

 

 


・ 虹竜の月26日。


「……アンタ達に比べれば、ウチの連中の目的の方が、よっぽど崇高だ」


 おっと。兎とばしちゃったよ。素兎とかいてシロウサギと読むであろう良い月だったのに。
 そんなで偽物でガラクタギルドのラウタゲニ一行はなんとか三層を突破。
 そんで 16F に到達したところという何とも中途半端な地点でのメモです。

 三層は全体的に楽しめた。
 特に、踏み入れた際の進行方向へつるつると運ばれ続ける氷の床はこのゲームに最適な仕掛けであったな。
 何よりマッピングのし甲斐があった。自分の地図をありがたく感じられるなんぞ他のゲームじゃそうそうあることじゃなかったね。
 たどり着いた先に FOE が居るや居ないやのスリルも心地よかったし。
 飛行系の FOE にも良い具合に掻き回された。
 ついでに中ボス・大ボスともに強敵だったしな。これがまた楽しくてさあ。
 物心ついてよりずっとゲームを趣味としてきた人間として、擦れちゃって不感症になっちゃってる部分も随分多かろうと思ってたけど、
 RPG で強敵に遭遇するとなんとなく興奮してしまう「オラワクワクしてきたぞ感」が未だ私の中に残存していた様子。
 ちょっとした発見となりました。

 特に中ボス戦では良い具合に妄想できた。
 ネタバレということで詳細は伏せるけれども、立ちはだかる敵手にグリムくんが切ってみせた啖呵。
「アンタ達に比べれば、ウチの連中の目的の方が、よっぽど崇高だ」
 おおお。ガラクタギルドの運営に頭の痛みっぱなしのグリム君が。
 つぎはぎだらけのほつれを一人で縫い合わせてるグリム君が。
 一般常識も貞操観念も倫理観も欠落してる面々に、その上でケモノに電波まで加わってどんどん気苦労の増してるグリム君が。

 実際の戦闘でも獅子奮迅。攻撃面では跳弾が猛威を振るい、相手の放ってきた全体状態異常に即座にドラッグバレットで対処。
 明らかに実力負けをしている戦闘だったけれど、状態異常に弱い設定だったらしく、なんとか押し勝つ事が出来た。
 呪いが成功したのは何か、因果を感じずにはいられないね。

 大ボス戦の方は、中ボス戦時から続く事情のおかげでやや気後れ気味な面々。少しばかり覇気が足りない。
 そんなだから、決着時に立っていたのは唯一、上を目指す理由を持っているブシドーのモガナだった。
 第三層からの新参者。残り HP が 20 そこそこという極限状態で、ほとんど刺し違えるような決着だったけども、
 それでも崩れ落ちなかった故は意志の力、天空の城を目指す目的意識の強さだったろうか。
 因んで彼女が城を目指す理由は「そこを自分の居城にしたい」というモノなんだけど。
 うーん。思った以上に本気なのかしらー。


・ルバーブ ドクトルマグス Lv43

 念願だった「相手が呪われている状態ならば TP 吸収」を修得。
 そのスキルに必要な前提条件が高級なだけあって「うわ! いいの!?」てぐらいに回復してしまう。
 さっそくこの回復量を活かすべく「転化」と云う、味方に TP を分け与える術を修得するけれど、
 こちらはしょんぼりとした量しか与えられない。
 休養を挟む覚悟で Lv5 まで育てれば十分な量に成長してくれたので、まあ御の字ではあるけれど、
 でもこれにスキルポイントを5も割くのは賢いのかどうかちと悩んでしまう。

 近頃は攻撃力が他キャラよりも見劣りがし始めたけれど、
 攻撃・回復・補助に加えて味方の TP 管理まで加わってかなり多忙。
 ばたばたとパーティを切り盛りする、なんだかんだでリーダーらしい役回り。


・グリム ガンナー Lv44

 嫌らしい耐性を持つ敵が多く跋扈する第三層なので、出番が多かった。
 それら敵と相対するに欠かせない三色弾丸でもってぐいぐいパーティを先導する様は何か嬉々としているようで。
 ああ、もしかしてこのコ、冬が好きか。寒いところが好きか。雪国出身か。まあそんな格好だしなあ。

 黙々とパッシブを上げ続けてきた真面目っぷりが実を結び、充実した TP は長期探索時でもほとんど息切れ無し。
 そして遂にマスターした跳弾は鬼力化も組み合わせて驚異的な破壊力。
 なんか鳥類が多そうな第四層でも精密射撃でもって大活躍してくれるであろうほんとに隙のない真面目君。


・あるは カースメーカー Lv44

 相変わらず安定した昏睡の呪言でパーティに安全を提供。
 マスターに至っていない封の呪言:頭首がボス戦でも猛威を振るい地味派手な貢献を果たす。
 この後は続けて縛りを覚えるか軟身を覚えるかそれとも変化球で変化の呪言かでちょいと悩ましい。


・トラヴィア パラディン Lv39

 休養を挟んだ際に、挑発を覚え忘れてしまった。うーんアイデンティティの消失。
 三層ボス戦で大活躍するであろうと急いで修得したフリーズガードが見事に空振り。
 ショックガードも既にマスターしたし。四層でも二の舞にならないよう、現在はフルガードの修得を目標に。

 休養ついでに一気にシールドスマイトを覚えてみたらば前作に引き続いて素敵な威力だった。
 でもウチのパーティだと攻撃力は間に合っているので、まあ、後に回すべきか。


・ニザ ダークハンター Lv41

 レッグボンテージをマスター……したんだけど。あれー? なんか足技メインの敵って少なくないですか?
 ともあれ大抵敵に先制攻撃が可能なのと、装備の強力さも相俟ってでウチのギルドでは一番安定したアタッカー。
 借金取りから逃げてるくせに、案外真面目なやつなのかしら。
 ダークハンターを使うからにはやっぱエクスタシーは修得しておきたいけれど、うーん。
 諦めて他の縛りやパッシブにスキルポイントを割くべきかも知れないなあ。

 ジエンドは相変わらず強力。初見のFOEでも根性だせば競り勝てるほどだ。


・ミシェル ペット Lv36

 正直、未だにこのコの賢い運用法がわかんない。さすがケモノは人の手に余るのだろうか。
 いったん休養してまるかじりを修得。メガテン遊んだことのある人間なら覚えずにはいられないスキルではある。
 一定確立で状態異常を自己治癒するスキルと、その場で寝ちゃう代わりに HP 回復というスキル。
 この二つの組み合わせは便利かも知れないと修得してみたらば消費 TP1 で300以上の回復量とかなり素敵なことになった。
 ダメージをばんばん肩代わりしておいて、消費 TP1 でお手軽回復という、そんな運営が正しいキャラなのか知らん。

 そういえば、下記のモガナの参戦によってルバーブ・トラヴィア・ミシェル・モガナ・あるはで女の子パーティが実現してしまった。
 ん? ええ。乙女ですよ。ミシェルちゃんは。


・モガナ ブシドー Lv41

 第三層より新規参入。元からブシドーは参戦させるべきか否か悩んでたんだけど、
 二層にて思わぬ、かつ莫大な臨時収入を得ちゃったので、それの脳内妄想での辻褄合わせを理由に編入を決意。
 複数パーティの運用って苦手で(単にめんどくさいから)、これまであんましやったことがなかったから、
 じゃあやってみようかってのも理由に含まれる。

 自称亡国の姫君で、空飛ぶ城を新たな居城にご所望。
 ラウタゲニに参入した理由は単に彼らがラガード公国にて最も将来有望な連中だから。
 臨時収入がどかんと入ったのは彼女の持参金。
 でも彼女の云う国は誰も知らないし聞いたこともなく、それが妄言なのか虚言なのかも解らない。
 じゃああの持参金は何? と、色々不気味ではあるけれど、折り目正しく礼儀深くで人当たりはよろしい妙な娘さん。

 パーティの中で最も Lv が低いのに攻撃力は最も高いというアンバランスさ。
 Lvあげの都合で、とっとと全体攻撃を覚えてくれた方が良いよなとまっすぐにそれを目指したのがちと失敗だったようで、
 TP消費が高くしかもザコキャラを一瞬で消し飛ばすオーバーキルっぷり。
 防御面でもTP消費の面でも手間掛けて世話焼いてやらなければならないのは如何にもお姫様で面白くはある。

 と。そんなで進んでいたらば先に書いたとおり三層ボス戦で唯一生き残り、Lv が一気に5上昇。
 月影の腕封じが便利なので、今後はこれを延ばしていこう。






・ 月末は更新できない病。


 金欠病から併発しやすい病気。
 プロバイダ料金を滞納しててちょくちょくサービス停止になるので月末になるとFTP接続ができなくなるというのが症状です。
 なので。
 四月馬鹿ネタは考えるには考えるんだけども更新が出来ず、毎年毎年、廃棄物のごとく堆積していってます。
 なんせ嘘のデッドストックだからなあ。すげえ環境汚染に繋がりそう。

 日頃からつかなくても良い嘘ばっかついてるからむしろ嘘をつかないのが一番嘘っぽいと、そんな沙汰に御座いますか。






・ 優柔普段。


・お古本市のお手伝いでお店番。
 春雨のそぼ降る中で古書を売る。風流だね。
 とか呑気に構えてたら最高気温は5℃でしかも強風波浪注意報。
 温かくなり始めた時分だし、そりゃーもー楽なお手伝いになるだろうとタカを括ってた私は、
 ホッカイロを脇の下でぎゅうぎゅう締め付けつつ復讐を誓ったのでありました。
 今年はぜってー花見をしてやると。春らしさを満喫するのだと。そしてひなたぼっこをするのだと。

・そういえば。春には別段思い入れのような物を抱いていないのだった。
 秋は故郷だし冬は目的地、夏は生涯の敵。春は割とどうでも良い。
 人の移ろいも花の目覚めも命の息吹もおおむね他人事。
 花見もな。さして。物珍しさに並木の下を歩いたりはするけども。

・桜と云えば気になる桜が一本あるのだった。
 その名は醍醐桜。樹齢千年とも云われている古木であり、その樹高がなんと 18m の巨木だ。
 私の中の桜というイメージを覆してくれるに違いない。是非、みたい。

・せっかくなので自転車で行こうと計画を立てた。自宅からの距離をざっくり確かめてみれば。
 えーと、片道6時間。
 ……まあ、朝6時とか5時とかに出発して……いざというときにはJRに乗れるよう自転車カバーも準備してだな。

・それはそうと、コミティアさんからチケットが届いた。
 うーん。あと一ヶ月か。何も準備できてないや。
 世界樹など色々と封印して追い込まないとなあ。

・ちくちくと準備を進めてみれば、ふと桜の開花予報が目に入る。
 おや。醍醐桜、まだツボミじゃん。一週間ほど早いのか。
 じゃあどうしようか。花見というよりかは単に春満喫が目的だから、自転車小旅行でもいいんだよな別に。
 でもなあ。片道6時間かけてあんまし咲いてないとな。
 私は巨木がみたいのではなくて、変な桜をみたいのであって。

・じゃあ代わりにどこかと探してみれば。ちょうど、醍醐桜までの中間地点に、
『ここが県のど真ん中』だというモニュメントがあるらしい。
 ふむ。
 腕試しには丁度いいかもしれないなあ。どうしようか。

・とまで考えたところで、目的がどんどん逸れていることに気が付く。
 うーん。小旅行もええねんけどなあ。
 お家でごろごろもそれはそれで充実した一日となるんとちゃいますやろか。
 例えば、世界樹2をクリアするまで寝ない日にするとかさ。
 ……それもどうかと思うよな。
 でもなあ。
 醍醐桜を来週に回すとなれば、コミティアもあるし。
 ゲームに費やせる休日はこの日しかなくなるんだよな。
 どうしようか。

・等と悩みつつ。まあ悩むのは後にして、先に文字を書き散らかそう。
 と、世界樹2のメモを取ろうとパソコンに向かえば。
 小一週間ほど触れてなかったのだ。
 その七日足らずで、思いの外、ゲーム内容から遠離っていると気が付く。
 あいや。
 じゃあ丸一ヶ月も放置しちゃったらもう完璧に忘れちゃってるよなあきっと。
 うーん。

・じゃあ、いいや。明日はもう世界樹2をクリアするまで寝ない日にしよう。
 そうしよう。

・そう決めて夜更かし。自転車旅行は朝早く出発が鉄則なので、もう後戻りは出来ません。
 そしてふと思い立って週間天気予報をみてみれば、来週はどうやらずっと天気が悪いみたい。

・↑いまここ。
 なんだ。なんなんだ。私の今年の春はもしかしてずっと寒いまんまのイメージか?
 

 

 

・ 色々あって百合描写について悩んでおります。出来れば語っていただけませんか。


 何故。色々と何故。

 や。ご指名いただけたのは光栄なんですが。うーん。
 私はあんまし百合方面にゃレセプターが出来てないしなあ実は。うん。受容器がさ。

 とか呟いてたら隣人から
「でもキミはイルイコンとか好きじゃないか」
「……いるいこん?」
「異類婚。犬と猫がとか、そういう」
「……あー」

 もしかして先の「未必の恋」に対応されてのコメントだったでしょうか。
 でもアレで云うた同性愛って実は百合じゃなくて薔薇の方で想定しててさあ!
 まあともかく。

 少し前までは、「百合ってつまり無毛信仰だよなー」とか思ってました。

 おんなのこがくんずほずれずしてるのを観たい。
 しかし汚い物はみたくない。すね毛は世間の害悪です。
 じゃあおんなのこ同士を絡ませればキレイじゃね? 清廉じゃね? お花畑じゃね? フェアリーじゃね?
 要するにチンコじゃま。

 みたいな。そうした、倒錯とは少し方向を変えた、
 より純度が高くてついでに粘度もべっちょりな欲望の具現がつまり百合物なのかしらと。な。
 おじさん男の癖に男性原理とか苦手だからさあ。百合にもそれに似た匂いを感じて迂回してきました。
 余談だけど、ツンデレとかもそうだよな。モロ男性原理。と、本題にさえ至れてないのに脇道へ逸れるのは止そう。

 ま。百合物にそうした側面があるのは事実でしょう。
 けれどもそれは偏った視点であると最近自覚するに至りまして。
 そのへんの、穢れを忌避する心情ってのはずっと深みのあるテーマなのであるなと。
 例えば女子が男子でなく女子を好きになるのは、一例としてだけど、より純粋な物への希求であったりとか、
 あるいは「女は結婚して子供産むのが一番の幸せ」等という社会通念への反発。
 それとも女の子からオンナへの移り変わりだとか、それを忌避してみる心だとか。

 いずれにせよ(創作論的に云えば)、
 オンナノコは社会から与えられた「オンナノコらしさ」を追求して行くと、必ず性別的な物にぶちあたってしまうのです。
 例えば恋愛の行き着く先は男女の合一であり、要するにセックスだとか結婚だとかだ。
 そうとなると女の子はもはや女の子ではない。社会的な役割を与えられるってのは即ち子供からの卒業を意味するのです。

 百合ってのは、そこには決して至らない、究極めいた密室劇なのだよなつまり。

 そもそもが百合の始祖に位置しそげな「エス小説」ってのはシスターのエスでさ。
 あれも女子校を舞台とした密室劇なのだし。

 とか。創作論的なアプローチでなくて。もうちと単純に女の子同士のくんずほづれつを話としてみれば。
 アレよな。男女とのそれと比べてずっとカジュアルな感じよな。
 黒鉄絢さんの少女セクトの「あの人って本物のレズビアン?」みたく台詞がそれを象徴していましょう。

 ついでに、機能論からも話せる気がする。
 なんでもいいんだけどさ。女の子が女の子を好きになってるマンガの、そのどちらかを男に入れ替えてみればいい。
 竹本泉さんの「さくらの境」でもいいし、トリコロのにわちゃんでもいいよな。
 なんとなく、歓迎しにくい雰囲気になりませんか。

 等と踏まえたところで。
 男子が女子を見つめるその視点と、女子が女子を見つめるその視点には当然、違いがあるのでしょう。
 故に。「未必の恋」を具体的に描くなれば、女子が女子に惚れる理由をこそ追求して行く必要があるような気がしてるんだけども。
 さて。
 教養のない私にはそこから先へは進めない。
(助けて吉屋信子先生!



・ 採取専用キャラはお嫌いですか。


 や。嫌いじゃないですよ。ゲームとしては全然アリだと思いますし。
 私の場合は単に面倒なだけと云うか、いや、いるんだけどね採集専用キャラ。
 レンジャーのオキナとバードのグラジオラスがそれで、学者とその助手て設定。今作もこの二人が採集係。
 単に採集専用とするのも面白くないし、レベル的な行き詰まりがあるから、
 レンジャーは警戒歩行を、バードはホーリーギフトを覚えて探索補助も任せてたな。
 前作ではここに回復スキルの一切使えないメディックを加えて、後にリザレクションを覚えて治療費の節約しつつ、
 最終的には医療防御専用ユニットとして迷宮の最奥の地を踏みました。






・ 王虎の月3日。


 第二層ボスを撃破。
 敵の放ってくる状態異常攻撃に良いように翻弄されつつ、
 迷宮の宝箱から入手した高価な回復アイテムまで残らず使い果たす泥仕合。
 正攻法と云うよりも芸のない真っ向勝負の力押しで、なんとか、こちらより先に相手が倒れてくれた。
 ウチのギルドのがらくたっぷりを良く表す戦闘であった。

 それはともかくとして。少々事件があったのだ。
 第一層ボスのレアドロップを、たまたま入手した。
 もちろん売り払った。
 無造作に操作をしたので気付くのが一瞬遅れたけれど、その売却金額なんと 30,000 yen。
 次いで店に陳列されたのは、前作では最強候補の一つだった弓の名。

 ……これは。ゲームとしてどうなのだろう。
 真剣に渋面を作ってしまった。

 新たな装備の追加は、この世界樹というゲームにおける大きなモチベーションの一つである。
 追加された装備の強力さに快いサプライズがあるのだ。
 しかしこうして一層の時点でいきなり強力な装備が出ては、以降追加されるのはそれの格下の装備ばかりということになる。
 なんとなく、げんなりしないか?

 まあこれは。むしろこうして提示された強力な装備をいつか入手するものとして、
 私とは逆に意欲へと接続できる人もいるにはいるだろう。
 が、この売却金額。
 こっちのが深刻だ。

 世界樹はプレイヤーのモチベーション維持に様々な工夫が凝らされており、
 魔物から手に入る『素材』もそれのなかの一つだ。
 戦闘で得られる素材により装備品が増え、それの購入の為に戦闘をして素材を換金する。
 新しい階層の新しい魔物は、新しい素材を落としてくれる敵でもある。
 戦闘・新商品・換金のサイクルが正常に機能する限り、プレイヤーは戦闘に意欲を持ち続けることが出来る。
 のだけど、一層突破時点で突然、
 こんなに効率な金策を用意しては、そのサイクルが崩れてしまうのではなかろうか。
 要するに戦闘の意義が幾らかなりとも減少してしまう。意義の減少は意欲の減退だろう。

 一階層のボスだから撃破は容易。しかもドロップ条件も軽い。
 復活サイクルも十四日で別段遠くはない。
 意図的に回避しない限り、世界樹2では金回りに一切不自由しなくなるて事だ。

 まあ。そもそも。ンなこと云うても。
 1だって、採集スキルだけ伸ばしたレンジャー部隊とか率いればそもそも金策には困らないしなー。
 と書いてから思いついたけど、今回は採集にもリスクが伴うし、
(アイテムポイントでモンスターが乱入。強制エンカウントが起きたりする)
 わざわざリスクを冒してまで採集に向かう意義も薄くなっちゃう訳だし。
 どうだろうなあコレ。

 とかぶちぶち云ってたら二層ボスからまた三万円のドロップアイテム貰った。
 売却後に追加されるアイテムを確認して、ロードし直して、宿屋さんに預けといた。
 以下、パーティ近況ー。


・ルバーブ ドクトルマグス Lv32

 戦闘中に何もすることがないのは寂しいよな。
 て事で覚えていた盲封頭斬が、どうやら相手の耐性を無視した斬撃を与えるものらしいとカボチャ戦で判明。
 どうなんだろ。意図的な設計なのか、それともまたバグか。またか。またなのかアトラスよ。
 ともあれますます怪しさに磨きのかかるルバーブさんであった。
 もうすぐ念願の「相手が呪われていたら TP 吸収」を修得できそう。


・あるは カースメーカー Lv32

 休養後はまっすぐ博識を覚えたのでしばらくはパーティのマスコット扱いー。
 などと云った直後から「睡眠の呪言 Lv10」が猛威を振るいまくって現在ではパーティの水先案内人。
 もはやこのコの TP 切れが帰還の合図。博識を覚える為の TP ブーストが思わぬところで大助かり。
 ザコ戦は睡眠に任せるとして、対ボス用に力祓いを Lv10 まで伸ばした。
 今後はルバーブとのコンボの為に相手を呪うスキルを修得するのだけど、そういえばその後はどうするべきか。


・グリム ガンナー Lv32

 相変わらず真面目一筋で銃マスタリーLv10。跳弾を伸ばしたかったけどTP消費が激しいので、
 ひとまずは基本威力の増強てことで STR ブーストを伸ばしていた。
 が、結果としてオーバーキル気味になったので一時中断で TP ブーストを伸ばしている最中。
 パッシブを黙々と伸ばす様はほんとに真面目さん。
 三色弾丸に必中攻撃に全体攻撃、それから、二層ボス戦での反省を活かして状態異常を治療するドラッグバレットもしっかりLvUP。
 攻撃だけでなくパーティの面倒もみる優等生だけどやっぱり苦労性てイメージが先行しがち。


・トラヴィア パラディン Lv28

 属性ガードを覚える方向に進んだはよいものの、
 活躍の機会であるはずのボス戦ではTP消費が激しくてちょいと追いつかず。Lv10 にするのも間に合わなかったし。
 結果としてザコ戦でもほとんど活躍の機会がなく、フロントorバックガードを未修得に済ませちゃったのをちと後悔気味。
 でもまあ次の階層は明らかに氷属性メインだしな。挽回の機会がありますように。
 ただまあしばらくはイザというときにその堅さを活かして生き残り確実に全力逃走をするのがメインのお仕事になろうか。


・ニザ ダークハンター Lv28

 エクスタシーを覚えるのは他パーティの部位封印と足並みを揃えてからにしたいよな。
 と思い、各種縛りよりも先にジエンドを目指した結果、攻撃力も素早さもルバーブを上回り、
 グリムには及ばないけれどもしっかりと攻撃に参加できるようになった。
 アナコンダも、毒付与にはいまいち期待できないけれども消費 TP に比べれば結構なダメージをたたき出せる。
 でも厄介なザコを黙らせられる縛りはやっぱ覚えておきたかったか。


・ミシェル ペット Lv21

 全体攻撃は嬉しいよな。と一直線に覚えさせてさっそく威力検証をしてみたらばミス・ミス・ミス・ミス・ミスで、
 ああもう可愛いなあコイツ! どうしてくれようかしら! とっとと休養させて採集メンバー送りにでもするかあ!?
 と発憤しかけたのを取り敢えず抑えて。まあもともと防御要員だし……と、
 味方を自動でかばう「忠義の心」を伸ばしたらば、Lv2 でもバスバスかばってくれてしまう。
 ……うーん。

 まあ取り敢えずは HP ブーストを中心に覚えて行くこととして。
 忠義の心でパーティの生存率があがってるのは確かだし、トラヴィアと比べて攻撃力もあるのでザコ戦では重宝する。
 咆吼を覚えればあるはの補助にも回れそうだ。まあこれからこれから。






・ 天牛の月26日。

 ああ。ネズミ・ウシと続けば、おそらく偶然ではあるまい。十二支なのか。>月の名前。
 それはともかく。
 
二階層に到達したばかりのパーティを、散々追っかけ回してくれたカボチャをついに退治。
 したらば、TPが五〇も増強される素敵な杖がお店に並んだ。
 なんと睡眠の呪言五回分相当である。
 睡眠の呪言とは要するにラリホーだ。敵全体を昏睡させる強力なスキル。
 カースメーカーのあるはの得意技で、上手に決まればノーダメージでザコ戦を突破できる。
 回復手段は有せど、その使用制限の厳しい我がパーティにおいて、
 被ダメージを根本的に低減できるそのスキルは生命線と呼んでも差し支えない。
 それの使用回数が増えるのだ。これほどありがたい装備はない。

 と。
 喜び勇んで財布を握りしめるけれども、素敵な効果なだけあってお値段も素敵だった。
 その額面は我がギルド全財産の九割に相当する。

 そんなスキルに頼りきりにならなければならない現状から解るとおり、探索は未だに死と隣り合わせだ。
 そんで死と赤字は双子の兄弟。
 探索開始、即重傷、即帰還。治療費と糸代と宿泊費。この連携が決まればあっという間に赤字となる。
 さすがに「背教者め!」と蹴り出されたりはしないけど、治癒にはお金がいるし、帰還に必要なアイテムだって金が要る。
 貧すれば鈍する。銭がなければ迷宮探索はままならない。
 命綱は太ければ太いほどありがたい。保険となりうる資金は、潤沢にあるに越したことはない。
 ルバーブとグリムの意見は珍しく一致したろう。渋々、諦めた。

 さて。その杖を受け損ねたカースメーカーのあるは少女は、たいへん頑是無い性格という脳内設定だ。
 ここで駄々を捏ねなかったってことはおそらく、あんまし欲しい装備じゃなかったのだろうな。
 と云う妄想を前提として。

 ところで、その退治したカボチャからもう一つ新たな装備が出来たらしい。
 パンプキンヘッド。もちろん、頭装備。
 補助の防具にしては立派な頑丈さで、五〇という数字に比べればずいぶんと霞んで見えるが、
 こちらは TP を一〇プラスしてくれる。
 それはそれで安い買い物ではなかったが、埋め合わせにそれをカースメーカーに買い与えてやる。

 ジャックランタンをかぶる少女の図。
 おそらくはご満悦だ。立派な杖を買って貰うよりもよほど。

 この少女は前作からの(脳内)引き継ぎキャラなので、
 引き継ぎアイテムであるエトリアの王冠を戴いている。
 カボチャ頭を被って、その上に王冠を載せるのもまあ悪くはないけれど、
 単純に装備品との兼ね合いからそれを外すこととする。
 
 で。つい先日編入してきたペットの熊(にしか見えないオオカミ)は、動物だけに装備品が少なく、
 アクセサリーを二つぶらさげてそれを補うことになる。
 件の冠はなかなかな性能を持つアクセサリーだ。遊ばせるにはもったいない。
 なので、その熊(にしか見えないオオカミ)に譲ることとする。

 自動的に、熊に冠を被せてやる少女と云う構図の完成だ。
 ああ。
 お買い物って楽しいなあ。






・ 未必の恋ですか?


 おっと何か懐かしいフレーズでんな。
 そこから何か妄想を働かせようと思ったんだけど「未必」ってそもそもどういう意味の字なのかよく解らなくて頓挫。
 なんでしょうね。
 これ以上踏み込んだら恋って感情に発展してしまうなあと解りつつ踏み込めば未必の恋になるのかしらと書くとうわ同性愛ネタしか浮かばねえ。






web拍手。"


・


・