桃源郷クラブの山 桃源郷倶楽部の沢

山を歩くのは好きですか

自然の中に身を置く喜び

そこにある素晴らしい景色

海にも山にも野原にも

空や地面の中にも

素晴らしい自然が有ります
私達は山と

その周りの自然に

親しむ事が大好きな

人達の集まりです

(海も好きな人も
いますよ)
きれいな自然
の中を歩いて

素晴らしい景色に
出合う喜びは

山登りした事が無いと
分らないかも知れません
「頂上には
やすらぎがある」
と言った登山者は
レビファだったか?

ほんの小さな頂き
でも 頂上はやはり
素晴らしいですね

けど 景色が開けて
行く登りも
ふもとが近づく下りも
良い物ですけどね




   縦走

山のいただきから
どこまでも続く山並を
眺めて

行ってみたいと
思った事は
ありませんか
小五郎山から安芸冠山へ
はるかなる縦走



中央部左より
一番遠くに見えるのが
安芸冠山です
       

縦走登山は日本の山登りの基本 目の前に広がる素晴らしい景色を
どこまでも続く山並を歩いて行くのは素晴らしい快感です


   沢登り


黒部上の廊下
山に道が無かった時
どこから登ったので
しょうか

沢登りは沢をたどって
山に登る山行です

そこでは毎回新しい道を
求めて新しい喜びを
感じる事が出来ます

そこで出会う自然は
いつも新鮮で
素晴らしい感動を
持っています


素晴らしい三段の滑滝
突然開ける
きれいな景色に
出会う喜びが沢登
の醍醐味です

沢登りの危険性は
色々言われています

私達は常にその事を
意識し
経験と技術を高め
無理せず危険の少ない
登山を行っています

素晴らしい自然は
安全な山行きから
と思っています

ちょっと開けた立石奇岩
(黒部上の廊下)
沢には色々な景色が


水流で磨かれたツルツルの岩登り


夏はやっぱり
シャワーですね!
「沢登り」にはいつも
滝登りが付いてくる
わけではありません

難しい滝登りを
するよりは 高巻き
を選択する事も
多々あります

ただし高巻きは
意外と危険です
危険個所を突破
する技術と経験は
常に高めておかないと
いけません
沢登りの楽しみは
自然との一体感
岩魚を釣ったり 山菜
やきのこを採ったり

いつもではありませんが
たき火をするのも
楽しみの一つです


   やぶ山



背丈をこえるささやぶ
木の根方に人がいます
笹薮はあまり好きでは
ありません
↓やぶ山縦走中
これはまあ大した事
ないですね


沢のつめは大体
「やぶ」です
両側の写真は
どれもなかなか
でしょ

まあ沿岸部のやぶ山は
もっとすごいのが
ありますけど


細い尾根が若木の密集で逃げられずにまいった


   登攀(ロックゲレンデ)


ここが登れない人は 「門前払い」(5・7)
登りやすいクラックですがナチュプロ
なので少し心配ですよ


「Aフェースノーマル」
(5.7)
上の方はけっこう
高度感あって


「反抗期」(5・10a)
私達のクライミングゲレンデは
三○岳です
「モアイクラックやヒップクラック
をリードしないと三倉を登って
いると言ってはいけない」
とレジェンドに言われた
ので三○岳で
リードクライミングが出来ると歩行バランスも
良くなりますのでフリーを目指さない人も
安全登山のために登りましょう



時には備中に行ったりして


最近は石灰岩が
流行っています
ジムで鍛えた人には
向いているみたい
なかなかツルツルです




登攀は登山の基本ですので
クラブの女性も登ります


   岩稜



有名な岩稜 前穂北尾根3峰です
側壁はクライミングルートです


五六のコルから5峰を登ります
岩稜とかやせ尾根とか
高度感のある所が好きな
人も多いようですが
私は沢登なので
高い所は好きでは
ありません

まあたまに行ってみたり
する事もありますが
普通は行きませんよ

最近行った穂高周りの
クラシックルートです

フリーで行く人もいますが
私達はロープを使います!


3峰の尾根も
クライミングルートになっています




青空をバックに爽快な
クライミングみたいですが
岩がぼろくヒヤヒヤ


4峰の頂上は正面の石を越えて
行きますが なかなかです


2峰の懸垂ポイント
フリーで下りる人も有るようですが


下ってしまえばあと少しです


北穂東稜 有名なゴジラの背


薄い板状の尾根を越えます

初日から北尾根の予定が
朝3時の雨で流れたので
朝方の晴れに乗じて北穂
東稜に出かけました

ところが典型的な疑似晴天
尾根に出てから雨になって
・・・
東稜にロープは要らない
と言う人がいますが
私達は使います!


   雪山
雪山と言えば
寒い・怖い・行かない方が
と思っている方も
あると思いますが



一月の槍〜南岳の
稜線 晴れている
様に見えますが
地吹雪が上る
ひどい天気で・・


西中国山地の山々
の冬は素晴らしく
きれいですよ


素晴らしいスノーフィールド
の石鎚山も海を渡れば
すぐです
近隣の1800mクラスの
雪山としては
大山・石鎚山・九重連山
あたりですが
近くにも遠くにも
良い雪山は
いっぱいあります
いっしょに登りましょう


私達の考え
以上のことで 私達の山行きとそのスタイルをざっと紹介しました
私達の山行きはむつかしいことを追求しないゆっくりのんびりとした物ですが逃げ足は速いです
私は自分の山行をネットなどに発表するのを潔いことだとは思っていません
個人的な初登を重要視する現在の登山では ネットを参考に登ったのではオンサイトとは言えないでしょう 他人の山行などどうでもよいことなので 私はネットを参考にしませんし 自分の山行をえらそうにネットに発表する気にもなりません
このHPでは真面目な登山の記録はあまり載せないと思います(面倒だし)
「聞かれもしないのに自分の山行きの事をしゃべるのは はしたないことだ」と かの松涛章氏も書かれています
しかし 当クラブの登山は 計画し 実行し 記録を残す ことで一つの登山が完結することになりますので 一つの登山に一つの報告書を書いてもらう事を目標にしています
そして報告書がまとまれば 会報としてまとめることも考えています
設立趣意書にあるように 「私達は登山を文化的行為と考え 古来より登山する人たちが書き留めた会報や書き残した山岳書に接することで より高い精神性を持つ事を目指しています」
自分たちの登山を紙に書きのこすことはネットに上程することとはその責任性と保存性に本質的な違いがあると思っています