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昨日は約一年ぶりのコンサートに行ってきました。前回は三原でしたが､今回はさらに遠くの防府です。なかなか地元には来てくれない細坪基佳さんですが、今回は『細坪君と三浦君』という２人ユニットでの公演です。会場まで120kmの道のりですが、途中３名の同乗者を乗せて６人での道中、高速道路が降雪で心配されましたが運良く一日ずれたようで、翌日の今日が大雪になっています。
会場は思ったより広いホールで、天井も高く響きも良い方だと思いました。三列目のC席中程ほぼ真正面なので、じっくりと視聴を楽しむことができました。バックのミュージシャンは前回と同じ久保田さん一人なので、実質三人での演奏です。細坪基佳さんはもと�爐佞�のとう�瓩任垢�、三浦和人さんはもと�牴輒喚瓩離棔璽�ルで、デビュー曲の『愛はかげろう』は皆さんもご存じ(年代がわかりますね…)と思います。そんなわけで、ファン層の年齢層も高く80％位が年配のおばさんです(私のようなおじさんも少しは居ましたが…)。
驚いたのは、いきなり前座の地元バンドが２組も登場し、６曲も披露するという予想外の展開で時間が気になったのですが、アンコール２曲を含めて17曲、過去のフォーク全盛期の頃のヒット曲を中心に２時間強の楽しいステージを堪能出来ました。
音響的には前回よりも聴きやすい印象で、PAシステムも良かった様に思います。この会場は多目的文化ホールなので、ステージ袖の競り出た壁面が無く、ステージ両端に積み上げた大型スピーカーで袖を形作っている様な感じでした。
つまりスピーカー背面の空間が抜けているので、最前列でも詰まった感じがしない。これは重要なことで、せっかく最前列に陣取っても音が横から聞こえると、前方中抜けの歪みがちな音に聞こえることが多く、目の前の演奏が嘘っぽく感じることがあります。今回はあまりスピーカーを意識することもなく、２人のやりとりを自然に楽しむことができた良いコンサートでした。
細坪さんは５月８日に日比谷野外音楽堂でのコンサートがありますのでお近くの方は是非、そのボーカルの魅力に触れてみて下さい。 |
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