HONDA TRANSALP 600V (1994年)

 2001.5.12 とうとう禁断の果実に手を出してしまいました。記念すべき?40台目は超稀少車のトランザルプ600です。現在この日本にいったい何台あることでしょうか。もちろん新車は売れなかったでしょうし(ビッグオフは日本人受けは悪いようです)、中古車があっても結構海外に輸出されたとのことで、中古バイク雑誌を見ても全く載っていないというありさまです。あるホームページの掲示板に「欲しい」と書き込んだところ、「羽田ホンダで見ましたよ」という書き込みを頂き、勢いで買ってしまいました。書き込んだ方に大感謝。

 で、東京から乗って帰ったのですが、乗り心地が良い、エンジンは静かだが鼓動感はほどほどにある(400より大きめ)、小回りが利く、と、やはり想像通りいいバイクです。400ccを大型免許取得のために手放したことを後悔していましたが、これでもやもやが晴れました。

 ただ、やっぱり欠点もあります。重い(しかも重心が高いため数値以上に重く感じる)、その割に走行中車体を傾けると軽すぎて怖い、センタースタンドが半端じゃなく重い、という感じです。まあ我慢します。

 あと、前の持ち主がハンドル交換(ポジションが高い?)、シートあんこ抜きをしているのがちょっと不満です。やっぱりオリジナルがいい。

 ただし、どうしても重くて取り回しが悪いのに我慢できず、売却してしまいました。しかし、それを除くと小回りも利くし、エンジンにほどほど味もあるし、いいバイクだと思います。ちなみに燃費は18位でしたっけ。

 こんないいバイクがなぜ日本ではやらないのか、と考えると、やっぱり地味かな、という結論になります。オフ系ツアラー、一度はまったら結構癖になるのにね。