ヤマハ セロー250 ファイナルエディション 2020年購入 新車

2019.12.8 セロー250試乗

グラストラッカーで満足していた頃、セローにファイナルエディションが出てこれで終了となる、という記事を読んで、多分買うことになるだろうと試乗することにしました。カラーリングからして2018年以降の再生産モデル。

グラストラッカーの乗車姿勢が独特なせいだと思うのですが(超アップハンドル、アメリカンとオフロードの中間)、最初はかなりセローのポジションに違和感がありましたが、乗っているうちに慣れました。足首がちょっと窮屈かなと思いましたが、ずっとブレーキペダルやチェンジペダルの上に置いておくのではなく少しずらせば問題なし。私は軽い前傾のバイクでも首に負担がかかるのですがそれは問題なし。

またがる時、降りる時がちょっと不安でした。結構足を上げてまたがり、降りるときもどこかに軽く当たりました。もちろん転倒しそうだとかそういうレベルではありませんが。またがってしまえば両足べったりですし全く不安はありません。

エンジンフィーリングはグラストラッカーの方がまろやかでいいと思いました。セローは若干やせた感じ。とはいえ比較しなければ大丈夫でしょうしこういう場合慣れたら心地よくなっていくでしょう。パワー感は同じくらいでスムーズさと静かさではセローの勝ち。

おそらく買ったら大きな不満は出ないだろうと思いました。お店情報では台数は限定ではなくたっぷり作るだろう、あまりにたくさんオーダーが入りすぎると「無理」となるかもしれない、くらいとのこと。リミットが2021年のどこかのようなので、2021年の春にグラストラッカーから乗り換えるのが最高のシナリオですが、どうでしょうか。



2020.9.10 セロー250ファイナルエディション契約

モンキー125に満足していて、本当は2台目としてMT-25を買うはずでした。音は最高、アップハンドルになり多分首にも優しい、169kgと多分自分が今乗れるぎりぎりの重量、この2台を交互に乗ればあまり飽きずに長い間乗れるかなと。しかし重さと首への負担が許容できないくらいと判断して見送り。(11/15追記:首への負担は10分乗ったあたりで凝ってきたということですが、今思うとそこまでじゃなかったかもしれません。)

セローはそれまではモンキーとキャラがかぶるのでいらないかなと思っていたのですが、もう自分が乗れるのは250cc単気筒だけ、ポジションのことを考えると現状セローしかないということで急に気になりだしました。お店で情報を聞くと、生産はすでに終了となっていて注文できるお店が限られてしまっている、下手すると年内に決めないと買えないかも、と。

ファイナルエディションといえども実は2011年に購入したセローとほぼ見た目はいっしょです。同じインジェクションですし、メーターはまったく同じで燃費計もタコメーターもなし。時計がある分モンキーよりましですが(汗)。規制をクリアするために重量が3kg増えていたり、あと誰も突っ込んでいませんがガソリンタンク量が9.6Lから9.3Lに減っていたりします。そして2018年以前のモデルに付けられたキャリアが付けられないとか。なんてことしてくれたんだ。

まあしかし考えようによっては2005年デビューのセローがそのままの形で今まで残っていて(2009年にインジェクションに代わる)、古き良きものが味わえる、しかもまだ日本製、とも言えます。買わないで後悔するのなら買って後悔しよう、とばかりに買いました。



2020.9.15 セロー250ファイナルエディション納車

仕事が終わってから受け取ってきました。いまいち新鮮味はありませんが、微妙に前回購入した2011年モデルより色がいいです。またがるとえらい大きいバイクのような感覚。モンキーに慣れすぎですね。足つきはぎりぎり両足べったりで問題なし。またがる瞬間も怖いとは思いませんでした。

走り出すとなんかふらふらします。250ccバイクからモンキーやカブに乗り換えたような感覚に近いでしょうか。タイヤが新品だからなんでしょうか。それともまっすぐな幅広ハンドルのせいでしょうか。さすがにモンキー125よりふらつくことはないと思います。

ウインカーが妙に上の方にあり、間違えてお店から出る直後にホーンを鳴らしてしまいました。以前のバイクはこの位置だったので間違えないでしょうけど、カブもモンキーも下ですし確か試乗したMT-25もそうだったような。最近のバイクは下の方に付いていることが多いんでしょうか。

まあファーストインプレッションはあてになりません。これから二台体制スタートです。


2020.9.21 岡山鳥取田舎道ツーリング(399q)

昨日ゆっくり休み、今朝慣らしツーリングに行ってきました。福山-井原-高梁-落合-真庭-新庄-日野-日南-西城-東城-福山という国道のみの一周コースです。2011年に購入したセロー250でも似たようなコースで初回慣らしツーリングをしているので同じ感じにしてみました。途中日野から米子の方に向かってしまい気づいて引き返し10q×2ほど距離が増えてしまいましたが、慣らし運転としては逆においしいです。

土曜日を含めると4連休になる人も多いシルバーウィークですが、さすがに田舎の国道はすいてました。ただツーリングする人はすごく多く、今までで一番多くすれ違いました。道の駅もライダー含め人でいっぱい。私が寄ったのは道の駅数か所と地元スーパーのみで、観光らしきところはゼロ。

今回のコースは海がなく、ほぼ緑色。たまに川が流れているくらいですが緑と川を一緒に味わえると最高です。そういう写真が撮れればいいですが難しいですね。そりゃセローと川と山の緑、全部は入らないでしょう(汗)。

昨日までに93q走り、今日の306qを加え走行399qとなりました。あと1-2回ロングが必要です。帰って給油したのですが、昨日の17キロショートツーリングを含めて321.8q走行6.74L給油で燃費がなんと47。いつまでも警告灯がつかないな、おかしいなと思っていたら最後までつきませんでした。2L残り(つまり7.3L消費)で点灯するので、リッター40として300km弱で点灯するはずと思っていました。

ガソリンの入れ方も昨日と今日でほぼ同じのはずなので、そんなに狂いはないはずですが、次回の燃費と合わせて評価します。47はよすぎます。前回のセロー(インジェクション)では38前後でした。

セローはいいですね。まったり走れますしエンジン音も心地よいです。当初ふらふらするなと思っていたのは今日は感じませんでした。ややお尻が痛くなりましたがシートはまあまあでしょう。7時間半ほど昼食以外はろくに休憩もとらずに走れました。



2020.9.24 慣らし運転の方法、今回からチェンジ

慣らし運転についてはいつも悩みます。今回各メーカーのマニュアルにはどう書いてあるか調べましたが、以下のようにまちまちです。もちろん急加速しないとか当たり前のことはどのメーカーでも書いてあります。

ヤマハセロー250: 1000q走行まではならし運転をする
ホンダCRF250L: 500q走行まではならし運転をする
スズキジクサー250: 最初の1000qまでは5000回転以下(5速で計算上67.7km/h)
スズキグラストラッカー: 最初の1000qまではスロットル開度を1/2以下で
カワサキエストレヤ: 800q走行までは4000回転以下(5速で計算上63.5km/h)、1600qまでは6000回転以下(5速で計算上95.3km/h)。

カワサキの場合2018年に慣らし運転方法の大変更があったようです。399t以下の場合(全てのモデル)200qまでは4000回転以下、350qまでは6000回転以下、1000qまでは控えめな運転、ということです。そして設定回転数を一時的に超えるのは問題なし。私も4000回転とか5000回転縛りは1000qまで必要なのかなと思っていたところで、大賛成。

スズキとカワサキのやり方ですとしばらく高速道路で100km/hは出せませんが、ヤマハとホンダはそういう記載はありません。最近では法定速度が120km/hの高速道路もあるのですが、それもOKなんでしょうか。多分「察してください」ということだと思います(汗)。違うかも。

あとオイル交換は1000qで交換するだけで、その他の記載はありません。私はだいたい500qあたりで1回オイル交換をして、その後90キロ走行を解禁し、1000qでオイル交換して100キロ走行解禁、とやってきたのですが、最近500qあたりでのオイル交換に意味があるのか考えるようになっています。

まずトランスミッションの削れた金属粉(もしくは金属片)がオイルに混入されてシリンダーに回ってしまうのはまずいと考えるのですが、大部分オイルフィルターでトラップされるでしょうし、トラップされなくても多分そんなにまずいことにはならない??これはわかりませんが。

そもそも500q走行まではトランスミッションの削れた粉がそこそこ出て、500q以降は出ないということでないと意味がなくなりますが、そんなに都合よくいくことはないでしょう。ただそうすると1000qでのオイル交換に意義があるのかすら疑うことになってしまいます。まあせっかく1か月点検があるので交換しとこうか、という感じでしょうか。

ちなみに以前のスーパーカブ110にはオイルフィルターがなかったようです(現行JA44のマニュアルには記載がありますがJA10には記載なし)。これでも問題が出ないということは・・・エンジンオイルの量が足りていて劣化していなければ大丈夫、ということなんでしょう。

カワサキの新方式を適用すると、うちのセローは先日のツーリングの後半部分で6000回転が解禁されていたことになります。計算上90.6km/h、メーター誤差を考えると95キロくらいまでOK。これなら70キロ制限のしまなみ海道や尾道松江道(アップダウンがあるのでちょい負担大きいか?)が走れます。もう80キロ制限の高速でも走行車線オンリーなら大丈夫でしょう。

私の運転だと250tバイクは一般道では何も変えなくても慣らし運転になってしまいます。セローだと何も考えずにいると15km/h、30km/h、45km/h、55km/hあたりでシフトアップしているようで、これはメーター誤差5%くらいを加味すると4000回転前後です。流れの早い道ではもう少し回しています(4500回転くらい?)。登り坂では4速で60キロくらい出すことになるので、この場合は5000回転弱になりますが、それ以上回すことはなさそうです。

オイル交換は今はしないで、900qくらい走って1か月点検で交換してもらおうと思います。多分回転数制限よりも冷えている時に無茶しないとか、ギアをゆっくり確実に入れるとか、そういうところが大事でしょう。それは今後もずっと続けます。



2020.10.22 セロー1000km到達、いいところと悪いところ

昨日の通勤でセローが1000kmに到達しました。先日1ヶ月点検も受けてきました。この時点でのいつもの○と×を書きます。

○いいところ
(1)どこでも走って行けそうなオフロードスタイル。かっこよく色もよい。着座位置が高いせいか見晴らしがよい。
(2)エンジンの鼓動感いい感じ。アイドリング時は結構ワイルドな音。加速は必要十分を超えて余裕十分で、山道で不足なし。これ以上加速はよくなくてよい。特にせかされる感じもない。5速60キロちょっとで流すのが心地よい。
(3)燃費は2012年のセローよりよい。長距離で40を超える。
(4)オフロードのポジションは直立で首が楽。足はブレーキペダルやクラッチペダルの上に置くと窮屈だが、つま先をペダルの下に入れると楽。ハンドルめちゃくちゃ切れ最小回転半径1.9m。
(5)ブレーキが前後ディスク、フィーリングが自然で効きもよい。モンキー125より効く。
(6)リヤがチューブレスタイヤなのでパンクしにくそう。
(7)私の好きなデジタル速度計、トリップメーターも2つ、時計もある。
(8)信頼のMade in Japan。後継モデルは海外生産になるのは間違いない。さらに重くなるだろうという噂も。

×悪いところ
(1)お値段が高い。イマドキ珍しい日本製だから仕方のない部分はあるが、徐々に値段が上がりとうとう税込み59万円(税抜き53.5万円)。セロー225セル付き1994年モデルは税抜き35万円、250ccになった直後の2005年キャブモデルは税込み46.2万円、2008年インジェクションモデルは税込み49.3万円。
(2)250cc化、インジェクション化、排ガス対策、により徐々に重量が増えて現在車両重量133kg。セロー225セル付き1994年モデルは乾燥重量106kg(車両重量に直すと115kgくらい?)、2005年モデルは乾燥重量115kg(車両重量126kg)、2008年モデルは車両重量130kg。
(3)2005年モデルから装備が全く増えない。アンダーガードがオプション。このお値段なのでリアキャリアくらい標準装備にしてもいいんじゃなかろうか。ETCも非常に付けにくい。
(4)エンジンブレーキが強く、スロットルを戻すとぎくしゃくする。単気筒250ccならしょうがないか。 → あんまり気にならなくなった(2021.9.14追記)
(5)夏場は(気温27度以上くらい?)20分くらい乗ると停止時ニュートラルに非常に入りにくくなる。熱だれとのことでセローあるあるらしい。グレードの高いオイルで改善するかも。エンジン回転を少し上げたら入るので大きな問題ではないか。(2021.9.14追記)

△微妙なところ
(1)1速のギア比が低く、逆に1速が高いモンキー125とは1速分感覚が違う感じ。4速と5速が離れていて、よく使う4速55km/hあたりがあんまり気持ちよくないかも。 → 1300km過ぎくらいで4速55km/hは問題なくなったようだ。
(2)2018年以降のモデルはリア回りの意味不明な変更により、それまでのリアキャリアが普通には付かなくなった(リア回りを分解して付けてもらった)。
(3)燃料計がなく警告灯のみ。警告灯がついても2Lも残っているので過保護。燃費計までは求めないがタコメーターは欲しかった。
(4)シート高830mmというのはオフ車では決して高い方ではないが、体が硬くなった50過ぎのおっさんには若干きつい。ちなみにセロー225、AX-1、ジェベル200は810mm。まあたったの2cmの差なんですけども(汗)。足つきは両足べったりですが私は177cm84kg。
(5)ギアが入りやすい時と妙に硬いなという時がある。慣らし中だからかも。 → そこまで思わないようになった(2021.9.14追記)。
(6)舗装状態の悪いところの乗り心地はそんなによくない。シートもそんなによくなくてモンキー125に大差で負け。
(7)旧式のためか最新型のモンキー125とはウインカーとホーンの位置関係が逆、交互に乗るといつまでも慣れない。



2020.11.9 重い

モンキー125の方を2000kmまで走行距離を伸ばし、6ヶ月点検+オイル交換をと考えてそっちばかり乗っていました。今朝久々にセローを倉庫から出すと・・・めちゃくちゃ重い(汗)。

まあ105kgのモンキー125と133kgのセロー250、確かに重いわけですが、車両重量133kgを重いなんて言ってはいけないでしょう。177cm83kgの人間が。MT-25(169kg)なんて買っていたらとんでもないことになっていたかもしれません。



2020.11.19 かなりなじんできた

モンキーが2000kmを超えオイル交換をしたので、その後はセローばかり乗ってます。重いデカいは変わりませんが、エンジンブレーキが強すぎて困るなとは思わなくなりました。鼓動を感じてゆっくり加速していくと、やはり250tはいいなあ、充実感あるなあと感じます。1台にまとめるならセローかな。まとめませんけど(汗)。



2021.2.7 まろやかになってきたかも

セローは1300kmを超えました。「エンジンブレーキが強く、スロットルを戻すとぎくしゃくする」「4速55km/hあたりがあんまり気持ちよくないかも」「ギアが入りやすい時と妙に硬いなという時がある」については特に思わなくなりました。エンジンフィーリングは納車直後はややがさつだと思っていましたが、いつの間にかまろやかになり満足です。もちろんNinja250のようなスムーズさは求めちゃいけないのですが。

人馬一体感があり、ちょっとした傾斜地で停止しても怖くないのはいいです。ツーリングをするのでも目的地での取り回しは結構重要です。そしてNinja250と交互に乗っていたらあまり重いと思わなくなりました。

今日Ninja250は手放してしまいましたが、今後二気筒に乗りたくなったらレンタルとかで気分転換をすることにします。。そしてセローは長く所有するのがよさそうです。今のところセロー以上に自分にフィットするバイクはなさそうですが、ジクサー250のエンジンを積んだオフロードが出てきたらわかりません(汗)。



2021.10.2 セロー250、1年経過

先月1年点検を受けオイル交換。現在3400kmを超えました。今のところ夏場限定で1速からニュートラルに入りにくい(熱だれらしい)という問題はあるものの、そういう持病を抜きにしたら特にトラブルはなく、楽しく乗れています。

125ccがジャストフィットじゃないか(5速になったGROMとモンキー125)、ジクサー150がめちゃ楽しいとか気になるな、とか思ったりしますが、結局いろいろ考えるとセローがベストのような気はします。

多分私の使い方ですと125ccでも十分。バイパスも高速も全然走ってませんし、そういう用途なら知らないところに行ってレンタルして走る方がいいような気がします。

ただモンキー125に乗っていた時、「なんかバイクライフが充実していないような気がする」みたいなことを書いたのですが、そういう意味ではセローの方がいいことになります。まあこれもなんか言い訳みたいなものでしょう。

エンジンのまろやかさ、どこでも走れる(走らないけど)、オフ車の乗車姿勢(見晴らしよい、直立ポジション)、このあたり全部満たすのはセローだけです。めんどくさいこと言わなければずっとセローに乗ってればいいのですが、さあいつまで持つのか。



2021.11.25 グリップヒーター最高

2週間ほど前にグリップヒーターを装着していただきました。ヤマハ純正グリップウオーマー360というやつで、工賃6000円込みで25300円。

3段階に調整でき、それぞれ10%刻みに出力が調整できます。初期値は100-70-50(%)でしたが、50%でも夏用グローブだとちょい熱いと感じたので(我慢できないほどではない)、80-60-40に下げてこれでちょうどいいようです。夏用のグローブだと40%でOK、冬用だと真ん中の60%でちょうどいい感じでした。

最近は朝の通勤時に7度前後になることが多く、そのくらいでも夏用グローブで大丈夫です。帰りは特に寒くなくても、じんわりと暖かいので癒やされます。

今日はさほど寒くなかったのですが久々に冬用グローブを使ってみました。暖かさはアップしますし風がすそから入らないのでいいのですが、操作がダイレクトでなくなるので夏用がいいです。通勤だと6-7度くらいなら夏用、3度くらいなら冬用がいいでしょうか。ツーリングだと文句なし冬用。

とにかくもうグリップヒーターなしではいられないかも。大満足です。



2022.2.10 今シーズンの冬は寒い!

例年冬になるとどのくらいバイク通勤ができるのか、ツーリングはどこまで大丈夫なのかと気になります。それを気にして乗らなかったら今度は買い換えたくなったりして(汗)。冬はなかなか忙しいです。

今シーズンの冬は結構寒い方だと思います。午前8時の気温としては12月が3度以下が10回、3-4度くらいなのが8回、となかなかきついですね。1月だと午前8時に4度以上あったのが月に3回、2月だとこの10日間で1回(4度で雨、その次が3.4度でやや天気悪し)ともっときついです。

まあそれでも休みの日の午後とかに40-50km近場を走ることはできました。コロナ渦で旅行も自粛傾向ですし、ジムニーの1年待ちのさなかですし、と結構きつい時期ですがこのショートツーリングで自分を慰めています。本当は県北方面にも行きたいのですが、凍結のおそれがあってこれは無理ですね。



2022.2.17 セローさんとお別れ(4200km弱)

セローさんは私にとって最高のバイクだったはずです。先日降りる際にシートに足を引っかけ、そのうちコケるかもと若干怖くなったというのはありますが、結局先の見えない自粛生活に我慢ができなくなり、何かを変えたかったという理由が一番でしょう。またJB64ジムニーの納車の予定が立っていれば買い換えなかった可能性もあります。

とはいえ私は普通に歩いていてもぐらっとくることがあるくらいバランスが悪いです。数年前Ninja650に乗っていた頃、数回倒しそうになったり実際に倒したりと、自分のバランス感覚が信用できなくなり、それ以来大型バイクに乗るのをやめました。近い将来本当に足が上がらなくなったりして、セローをこかす可能性は十分あるでしょう。

理想を言うなら直立ポジションのアドベンチャータイプがいいです。エンジンはセローの250ccかジクサーの155cc、キャストホイール(前後17インチでいい)、デジタルメーターでバーグラフ式タコメーター、平均燃費計、時計付き、こんなのがあったらいいなあ。

実はインドホンダのCB200Xがズバリそのものです。ホンダディーラーで扱うようになったら買いそうですが、実物を見たらもっとちっちゃい方がいいかなと思うかもしれません。

まあないものねだりですし、結局理想のバイクが見つかったとしてもストレス解消のため買い換えてしまうのでどうにもなりません。しかしセローさんは非常に理想に近いバイクで、これ以上のバイクはなかなか思い浮かびません。そしてコロナで痛んだ私の心を大いになぐさめてくれました。1年5ヶ月という短い間、楽しかったです。ありがとう。