Vespa Primavera150 イタリア製並行 2015.6 新車購入
大昔に100Vintageという古きよきベスパの最終形のようなやつを所有したことがありましたが、2サイクルで混合ガソリン仕様(給油するたびにエンジンオイルを測ってガソリンに添加する!!)だったせいか、かなり短期間で手放してしまいました。グリップチェンジでしたし楽しさはわかりましたが、普段使いに適さないという感じだったでしょうか。自分でキャブレーターを分解した(分解しかけただけかも)ような記憶がありますが、乗り味も含めて昔なので忘れました。
イタリア車が好きな私としては、それ以降ベスパはずっと気になる存在でした。4サイクルのグリップチェンジなんて出たら欲しいなと思っていたもののそんなモデルはとうとう出ませんでした。4サイクルオートマになった125ET4、今思うと買っていても不思議はないのですが、何か買わない理由があったような気がします。その後LX125にモデルチェンジ、3バルブエンジン登場、プリマヴェーラ登場、と何かにつけて注目はしていました。そういえばGT200も購入対象に入っていたことを思い出しました。
事故をして1年のバイク断ちのあとカワサキKLX125を買うことになったのですが、その時のブログの記事を読むとLX125の3Vは検討しつつもオートマということで却下してしまったようです。ということは125ET4を買わなかった理由はやはりオートマだったからか。結局そのKLX125ものんびり走れるという感じではなくて私には合わなかったようです。
2015.5.30 Primavera150契約
ということでベスパ契約です。実物を前にしてデザインの素晴らしさに一目ぼれ。カワイイでもかっこいいでもなく素晴らしいと思いました。そして結構大きいな、と。色についてはそんなに好きではない系統の色で、ホームページで見た限りは微妙でしたが、実物を見たらこれだ!となりました。
私が試乗もせず契約をするというのは結構珍しいです。半分以上買うつもりで行ったものの、本当に買っていいんだろうかと一瞬思いましたが、結局試乗の印象がどうであれ買うだろうと(汗)。買って失敗したと後悔するよりも、買わなくて後悔する方が嫌ですし、売れてしまったら大後悔です。
とはいえ乗り味はどうだろうか気になります。エンジンの音、アクセルに対しての動き方、特にこの2つが重要で、のんびりと走れるといいなと思います。ネットであまりインプレッション記事がないのが結構気になるのですが(まさか恐ろしいほど売れていない?)、おおむねノホホン系の楽しみ方ができる感じと見ました。
当初は125ccを買おうと思ったのですが、よくよく考えると125ccにするメリットはしまなみ海道の自転車道が走れること、維持費が安いこと、この2点です。しまなみ海道についてはKLX125で走ってみてかなりいいなと思ったのですが、実は橋の入り口までたどり着くまで結構つらいのです。高速料金さえ払えば瀬戸内海の島に着くのはかなり楽ですし、橋を走ることそのものが楽しいわけではなくて島の道を走ることが楽しいわけです。
つまり中くらいのボディサイズで街中の取り回しは楽、高速やバイパスに乗り放題の150ccは結構おいしい。そういうことです。ほんの1週間前にそう気付きました(爆)。気付かなかったら今頃「ベスパ125契約」と書いていたかもしれません。あとバイク2台所有をするなら125ccがいいですが、今乗りたい大型バイクは・・・モトグッチV7stoneくらいか(爆)。まだ欲しいのかい。
さて梅雨入り間近ですが、どうやって合計1000km走りましょうか。
2015.6.4 Primavera150納車
待望の納車です。受け取って140km弱走って帰宅しました。一応しばらくは60km/hリミットと決めているので高速もバイパスも走らず125ccでも走れるルートです。31号線で呉を通り、海岸線沿いの国道を走って三原から2号線で帰りました。
20年ぶりのスクーターということで不安定さがないか心配したのですが、確かにゆっくり走り出す時とか低速走行時は少しふらつきます。ただKLX125と同じくらいのレベルか、ひょっとしたらPrimaveraの方が安定しているかもしれません。意外でした。ニーグリップがないので足の置きどころがないような、物足りないような感じがあるかと思いましたが全く問題なく絶妙にフィットしました。
足つきは私(177cm84kg)が乗るとサスが少し沈んだ状態でぎりぎり両足べったりです。KLX125よりはちょっといいですが、スクーターにあるまじき?足つきの悪さです。もちろん私にはノープロブレム。
アクセル操作は丁寧に、かといって低回転高負荷にならないように適度に回すというイメージでやりました。その範囲内でもほぼ思いのままに走れて鼓動感もいい感じでした。低速からアクセルを開けていく時のフィーリングがいいです。なおアイドリング状態では音も振動も結構なものですが、決して不快ではありません。
CVTについては車のようなラバーバンドフィールがどのくらいあるのかと思っていましたが、ほぼありません。アクセルを開けたらその分エンジンが回ってそれ相応に加速してくれます。KLX125だと加速時にエンジンを回してギアを上げて巡航時の回転数は少し下がりますが、CVTだとほぼ同じです。同じエンジン回転数のまま速度が上がりますので高回転を使わなくて済みます。それでいて楽しさもあるという、このセッティングは素晴らしいです。
CVTのご利益か60km/h程度では全然無理していないようなエンジンフィールです。KLX125では5速5000回転で57km/hくらいでしたが、Primaveraはもう少し回転数が低いかもしれません。60km/hで4000回転くらいか(適当ですが)、ただ最高出力の時の回転数が7750回転なので、これが100km/hとすると比例計算で60km/hは4650回転となります。実際はこんなものかな。
マニュアルを読むと最初の1000kmは最高速度の80%以下で、そして全開にしないようにと書いてあります。お店でも同様の説明でした。最高速はカタログ値は95km/hですが、メーター読みでは100ちょっと出るとのこと。そうすると慣らし中は80km/h以下で走るということです。慣らしが終わって高速道路デビューした時は90km/h巡航ができるかどうか、というところでしょうか。
乗り心地はやはり舗装状態の悪い路面だと厳しいです。特に片側車線の真ん中がくり抜かれて舗装し直したところだと、結構左寄り、つまり元の舗装のところを走らないといけません。時に継ぎ目を踏むとふらつきます。これ結構いやでした。SAVAというタイヤなのでミシュランに交換したら少しいいかもしれません。
140km弱を休憩を抜くと4時間で走りました。途中混んでいた区間もあり平均時速は35km/hとたいしたことはありません。休憩は給油で5分、道の駅で20分くらいしただけです。お尻は1時間ちょっとで痛くなりましたし、しばらく走ると手に振動が残ります(いずれもKLXと同等か)。ただこのペースで走れたことはPrimaveraがツーリングにも十分使えるということなんでしょう。
細かいことですがメットインスペース、フルフェイスのヘルメットが入るとのことですが、自分のOGKのジェットがぎりぎりでした(フルフェイスとあまり寸法は違わないのかもしれません)。容量としてはKLXに積んでいたGIVIの33Lの方が余裕がありますが、今あえて付けることはしないと思います。ただ今回のツーリングから帰った時に布かばん(これも結構ぎりぎり)がかなりホカホカだったので、冷たいものは完璧NGです。
半ば衝動買いというかギャンブルのような買い方をしたのですが、今のところかなり好印象です。自分の走りのスタイルにぴったりで、クラッチとシフトの操作がないことを物足りないとは思いませんでした。早く丁寧な運転から開放されたいと思いますが、そんなに今と変わりない運転になるような気もします。
2015.6.12 Primavera150初燃費
今日通勤の帰りに給油しました。198.2km走行で給油5.13L、燃費は38.635km/Lと出ました。
前回給油時にガソリンをあふれさせたのですが、その時ノズルは5cmかもう少し入れていたと思います。今回は多分10cmかもうちょっと、ノズルの直線部分(つまり曲がりがある直前まで)を入れた状態で給油し、自動ストップしてその後は足しませんでした。このくらいがよさそうです。
ただあふれた後、給油口ぎりぎりまでガソリンがあったというわけではなく、圧力が高まって噴き出したような感じで、結果としてそれほど給油量に差が出ていなかった可能性はあります。500mlくらい余分に入っていたとすると燃費は35.2になりますから、悪くてもおそらくこのくらいでしょう。
バーグラフの燃費計では行きはずっと3本、職場に到着しても3本でした。しかし帰りにキーONすると2本になっていました。この時確か192.2km。ちょうど6km走行して(ガソリン消費は0.2Lくらい?)この給油量でしたのでバーグラフ2本になった直後で5L+αの消費くらいです。
ほぼ長距離ばかりで38.6(実際はもう少し悪いけど)という燃費はセロー250の慣らし時期の長距離燃費とほぼ一致します。同じく慣らし時期のKLX125の50弱という燃費は驚異的ですが、こちらは155ccオートマなのでロスの部分を考えるとこんなものでしょう。十分満足です。
2015.6.13 玉野までツーリング(417km)
午前中の仕事を終えてから出かけました。6時間かけてトータル185km、途中総社のブックオフと道の駅みやまで15分ずつの休憩をしただけで正味5時間半くらい走りまくりました。お尻は1時間くらいで痛くはなりましたがまあそんなもの、最後の1時間くらいは右手首が痛くなり、角度を変えながら何とか持ちこたえました。
ルートですが、国道313号を北上し井原、矢掛、総社を経由し岡山市内に入ってから南下、その後国道30号で玉野、児島、水島、玉島を通り海岸線を走って帰りました。ずっと曇りでいつ雨が降り出すか心配な天気でしたが何とか雨には降られずにすみました。このルートで海岸沿いを走ると海側を走ることになり、曇りでやや残念でしたがそれでも海が見える景色はよかったです。
バイクで走ると風とにおいを味わえます。急に景色が緑に変わって空気がひんやりしたり、緑のにおいや海のにおい、格別です。これは車でのドライブではなかなか味わいにくいです。
ベスパは心地よかったです。どの場面でも必要十分なパワーとちょうどいいレスポンス、加速時の心地よい鼓動、そして意外な安定感。こんなに走っても大丈夫ということはツーリング適性があるのでしょう。ほどほどにエンジンに負荷をかけましたがあまり無理しているような感じはありませんでした。
また今日は前回より距離が長く、高めの回転数を使うことが多かったのですが、手の痺れについては前回と同じか少し軽めかなと思いました。アイドリングでの振動も気のせいか軽減したような。気のせいでなかったとしたら、300-400kmの走行を経てスムーズになったということです。そうであればやはり慣らしは必要です。
結構疲れましたが、仕事や家のことを一切考えずに走りまくるというのは精神衛生上かなりいいと思います。まだトータルはたったの400km余り、梅雨の間をぬって1ヶ月点検までにあと2回くらいツーリングに行く必要があります。そろそろ高速を80-90km/hで走るのを解禁してもいいです。
2015.6.14 木次までツーリング(701km)
やまたのおろち公園とサンチェリヴァ(デパート)を目指しての島根県雲南市木次町まで行きました。国道182号を北上し東城を抜け、国道314号に入り備後落合、奥出雲を経由します。
KLX125でも行きましたが、このルートは道がすいていて平均時速が稼げ、慣らし運転で距離を伸ばしたい時に最適です。景色ももちろんいいですし、山道ですのでワインディングロードも楽しめます。
3時間ほどかけて走って木次町に着きました。ここまで142km走行、休憩は食事を含め合計20分。やまたのおろち公園に寄って写真をとり、サンチェリヴァに行くと・・・何と閉まっています(泣)。日曜日に閉まっているということは閉店してしまったのでしょうか。木次乳業製品(特にプリン)を買って帰りたかったのですがかなり残念。
仕方なく帰ります。中国やまなみ街道(尾道松江線)に乗るわけですが、初の80km/h巡航解禁です。しかしこの速度ではすぐに後続車に追いつかれてしまいます。路肩に寄って追い越してもらうのですがまあそんなに怖くはありません。でも路肩が急に狭くなる場所があったり、舗装の継ぎ目で少しタイヤをとられる(危険というほどではなかった)のとかで危ないと思ってやめました。
209km経過時に燃料計の残りがバー2本になり、233kmで燃料警告灯が点灯、237kmでバー1本になりました。253kmで尾道北ICを降りました。ちょっと怖くなったので262km地点で5Lだけ給油、そして282kmでいつものガソリンスタンドで残りを給油。1.95L入ったので合計6.95L、給油直前バーグラフは7本全部点灯していました。燃費は40.6となりました。この時点で5時間40分経過。
この日の朝の給油、つまり玉野ツーリングでの燃費は192.6km走行4.85L給油で39.7となりました。この時はノズルの入れ方は前回と同じく直線部分全部でしたが全開で給油したせいかあふれました。そのため夕方の給油では手加減して握ったらOKでした。
バーグラフの1本目が消えるのはだいたい80kmくらいのようです。今日の木次ツーリングでは85km走行時に1本消えました。多分2L強くらい消費しないと消えません。2本目が消えるのは1本目が消えてからすぐ(10km強?)とあまり意味がありません。そして今回、282kmで約7Lですから途中給油しなくてもまだ1L残っていたはずです。すると262km時点ではおそらく1.5L残っていたはずです。もう少し燃料計が何とかならないものか。そして変なフィーリングは一体??
高速走行は風防を着ければよくなるかもしれませんが、現時点では上限70km/hくらいで走りたいです。あまり高速を走ることもないでしょうし、風防もそこそこのお値段がするでしょうからおそらく着けないと思います。
怒涛の2日間470km走行が終わりました。今日は手首は不思議と大丈夫でした。今朝は疲れが少し残っていましたが、明日はどうでしょうか。慣らしは残り300kmとなりましたが、しばらく走りたくないです。
ともかくPrimavera150はワインディングも楽しめました。普通のバイクと比較してもハンディキャップがあるような感じがしません。たくさん車に抜かされましたがまあそれはいいとして、もう少しだけ加速したいなという場面があったので、おそらくもう少し遠慮しないでアクセルを開けるだけで全く不満なしになりそうです。20年前あたりからイタリアの街中はスクーターばかりなのが不思議でしたが、今では理解できます。ベスパ素晴らしいです。
一つだけ、ブレーキが効かないのが不満です。購入したお店では200-300kmまでは効きにくいと言われたのですが、まだ効きが悪いようです。強く握れば効くというだけなのかどうか。
2015.6.28 Primavera1ヶ月点検(1112km)
朝7時に家を出発して、国道2号線(赤坂・松永・尾道・三原バイパス含む)から東広島呉道路を通り呉に抜けました。呉で音戸の瀬戸公園あたりに行って距離をかせぐことにしたのですが、道を間違え海上自衛隊の方に。自衛艦がたくさん見えましたのでこれはこれでよかったです。そして広島呉道路で仁保ICを降りました。もう4kmでぴったり1000kmなのでちょっと目的地を通り過ぎてUターンしお店に9:50に到着、140kmほど走り1001km達成。
1ヶ月点検はエンジンオイル交換(KZエキスパート)、オイルフィルター交換、ギアオイル交換(ワコーズRG7590LSD)、試験運転込みで1時間50分ほどかかりました。
帰りは延々と2号線を走りました。三原からはバイパスを使い、2時間30分(食事など休憩20分含む)くらいで帰れました。日曜日の午後ですが広島から東広島まですいていて、普通の50/60キロ制限のすいた道と同じ感覚で走れました。バイパスができたせいでしょうか(使いませんでしたが)素晴らしい。平均時速50km/h程度というのはかなりいいです。気のせいか帰りはエンジンがスムーズになったような。KZエキスパートのご利益だったりして。
2015.9.17 庄原−三次−口和ツーリング(1654km)
久々のツーリングです。182号線−神石高原町−県道−上下−432号−庄原−183号−三次−54号−県道−口和IC−尾道北IC−486号−182号というルートです。合計210kmほど。
今回はPrimaveraの距離を伸ばすことと道の駅を3箇所回るのが目的です。432号の総領町のレストアステーションは前回と同じく微妙、54号のゆめランド布野では昼食にダチョウカレーを食べました。ダチョウ肉はチキンより少し硬めですが小さく切ってあるのとカレーの中ですから味としてはよくわかりません。本当はダチョウサイコロステーキ(ライス付き1200円くらいだったか)を食べたかったのですが切れていたので残念。カレーは普通においしかったです。
3箇所目は口和IC手前の県道にあるふぉレスト君田ですがここもちょい微妙。3箇所ともおみやげは買いませんでした。その代わりにフレスタ三次店で栗納豆、かりんとう饅頭、きび餅、まぐろ昆布を買いました。ここは惹かれるものが多かったです。
今回は初めて高速でフルスロットルを解禁しました。速度は内緒ですが直進安定性は問題なし、横揺れもなく風を受けすぎて怖いという感じです。この感じだとしまなみ海道を走って四国に行くくらいは大丈夫そうです。高知まで行くとしたらトラックの後ろを付いていかないとダメかも。同じ直立姿勢のセローも相当風を受けるはずですが100km/h巡航はもっと楽だったはずです。この違いは何だろう。
今回通勤の45kmを含み合計253.6km走り6.65L給油(ぎりぎり!)で燃費は38ちょっとでした。ツーリングのみの燃費は40くらいになるはずです。
マニュアルには「During refuelling insert the nozzle all the way into the tank」と書いてあるのですが、給油ノズルを全部差し込むという意味かずっと差し込んでいるようにという意味か、多分後者でしょう。いずれにしても自動ストップのあと継ぎ足さないようにしないと吹きますよと書いてあるので、私のようにノズルの直線部分を全部差し込むという方法はそれほど間違いではないと思います。
しかし燃料警告灯が点灯してから30km(0.75L?)消費して給油量がこのくらいですから、警告灯が点いた瞬間は5.9L消費していたことになります。前回も前々回も警告灯が点いてからすぐ給油して6Lちょうど入っていたので、0.75Lの見込みが実は0.65Lだったらぴったりです。おそらく7L以上入るようになっているでしょうけどもわからないので、今度からすぐに給油します。傾斜地だとガス欠になるかもしれませんし。
やっとのことで1500km走行を突破しました。なかなか距離が伸びません。通勤に使おうにもいつ雨が降るかわからない天気が続いています。晴れの予報でもいきなり夕方に降ったりしたことも1回だけありました。保証期間内にできるだけ走って(目標3000km)おかないといけません。今のところノートラブル。
2015.10.15 倉敷往復ツーリング?
目的地は倉敷のブックオフとゴルフショップ、そして島村楽器です。下道で途中からバイパスに乗って最短距離で倉敷到着、一通りお店を巡ったらイオンの面した県道をしばらく走って、途中エブリィで昼食カツサンドときなこあんぱんを買って、川沿いの公園で食べました。その後は適当に走ったら沙美海岸の標識が出たので海岸沿いを走ることにしました。やはり海はいいです。
午後に仕事があるので神島はスキップして2時過ぎに福山入りしました。往復100キロほど、走行距離は1750km近くになったでしょうか。相変わらず伸びません。もう1回くらいこんなツーリングをして、半年点検は2000kmくらいにして受けたいです。
そういえば1000km走行時に感じていたブレーキが弱いというのは最近感じなくなりました。あまりブレーキを使わない環境で1000kmに到達してしまい、その後適度にブレーキを使ってきたせいで当たりが出たのでしょうか。
相変わらずノーストレス、80km/hなら特に問題なく走り続けられます。
2015.11.12 東広島ツーリング(1956km)
行きは山陽道+東広島呉道路、帰りは安浦経由海沿いルートで尾道バイパス+福山西から山陽道でした。トータル186km。ということはこの1ヶ月で50キロほどしか走っていないということか。
いきなりの山陽道ですが、100キロ制限でもトラックの後ろに付くとまずまず快適に走れます。風が強いと90km/hくらいでも風圧がつらいです。連続1時間は走りたくないかなという感じ。フルスロットルもやりましたが、エンジンが苦しげに回るわけではなかったのが意外。余力を残してマネージメントしているのか。
帰りは快適でした。やはり60km/h強くらいで走るのが気持ちいいです。道路の中央に工事のため掘られて埋められた部分が続くところがあって、以前は走行が不安定になって嫌だったのですが、今回はその中央部分だけ走っても特に問題なしでした。普通の路面よりは乗り心地が悪くなるのは確かですが、左に寄って狭いスペースを走るくらいなら状態が悪くても中央部分を走る方がいいという感じ。
最後の高速区間、福山西ICから乗った直後は登り坂になるのですが、フルスロットルでも95km/hが限界でした。行きでもっとゆるい坂道で100km/h(かもうほんの少し?)出る箇所があったのは確認しました。その他登坂車線のある区間で90km/h強まで出せた場合があったり、勾配によって目一杯の速度が85-100km/hくらいに変化します。
2015.12.23 Ninja650契約にあたってPrimavera150の総括
Vespa Primavera150は近場に限るとすごくいいバイクです。ほぼ思った通りに加速しエンジンブレーキもほぼ完璧、ブレーキも必要十分に効くようになりました。そしてCVTとは思えないほど違和感が少ないです。発進時には適度な鼓動感もあります。正直期待以上でした。
長距離性能は求めてはいけないはずなんですが、ストレス解消のためロングツーリングをしたくなりました。Primavera150は80km/hまでは快適に走れるため、赤坂バイパスや松永バイパスまでならOKです。しかし高速に乗るとトラックの後ろを付いていくのが精一杯です。もちろん疲労のことを考えると片道200-300kmを高速を使って移動するというロングツーリングはほぼ不可能です。
ということでNinja650を契約しました。ベスパと2台体制にしてみます。車の2台体制は成功した試しがありませんが、これだけ性格が違うとうまくいくかもしれません。
2016.3.3 不思議と心地よい
車の2台体制はいまだに成功例なし(結局両方とも手放す)、バイクの2台体制は初めて、と全く成功するイメージがわかなかったのですが、プリマヴェーラを手放さなくて成功だったと思えています。5分10分のところに行くには間違いなくこっちですが、ただ単に軽くて取り回しがいいというだけでなく、走っていて気持ちがいいのです。
エンジンについてはさすがに大排気量より味は薄いわけで、エンジンを味わって走るという意識はほぼありません。そして車では結構不評なCVT、セッティングがいいのでしょうけども自分の意のままに走ってくれます。MTだったらなあというのは一度も思ったことがありません。
それにしてもこの心地よさは何なんでしょうか。買い物に出かけても時間さえ許せばこのままどこかに行きたくなってしまいます。国産の同クラスのスクーターもこんな感じなんでしょうか。シトロエンの心地よさに通じるものがあるというのは褒めすぎでしょうか。
今まで寒くて乗れない時期が続き、ようやく暖かくなってきたので乗る頻度が増えてきました。ですので今後言うことが変わるかもしれませんが(汗)、イプシロンも含め3台ありますができるだけPrimaveraに乗りたいです。この心地よさはNinja650以上かもしれません。高速道路を使ったロングツーリングだけにNinja650を残しておくのは当然ありなので、しばらくこの2台体制を続けたいです。
2016.4.15 ベスパに大型風防を付ける
暖かくなり通勤でベスパに乗ることが増えました。今の季節は気持ちいいですね。
高速道路はあまり乗らないとは思うのですが、ふと風防を付けたらどうだろうかと思って買ってみました。国内にはそこそこ大きなクリアの風防はなさそうなのでS.I.Pというドイツの業者にネットで注文。FACOのFA23276というもので、本体は8000円ほど、送料込みで19000円(高い!)。
取り付けは超簡単な説明書だけでは私には理解できませんでした。大まかに部品を当ててみると「どう考えても付かない」と思って頭を抱えたのですが、ネットで動画とか探して何とか付けることができました。1回付けられたらもう楽勝です。私の理解力が悪いのか(汗)。
ホームページの写真ではそんなに大きくないと思ったのですが、実際には巨大で、風防の上端からヘルメットが数センチはみ出るくらいでしょうか。前方の景色は完全に風防を通して見ることになります。傷が付いたら厳しそう。
大きすぎて失敗したかな、と思ったのですが、意外な効用がありました。
私はめがねをかけていることもあってジェットヘルメットを愛用しています。風防があるとシールドを完全に上げても大丈夫ということで、昨日とうとう取り外しました。ジェットとはいえ目の前にシールドがあると閉塞感があるのですが、すごく爽快になりました。買ってよかったです。
次は高速走行をインプレしたいと思います。
2016.5.15 1年経過
うちのベスパが購入してほぼ1年になったので点検を受けてきました。走行距離は2800q弱で、最初の1か月で1100q走ったあとは伸びていません。それでも私としてはまあまあ頑張った方でしょうか。
すいた国道を流れに乗って走ると心地いいですし、坂道に差し掛かってもCVTの制御が絶妙なのでストレスなし、アクセルの開け閉めに対しても絶妙の反応なのでゆっくりでも早いペースでも走れます。どちらかというとあまり飛ばしたくないですが、のんびり走ったら軽自動車にもあおられる区間があるのでそこだけは仕方なくアクセルをひねります。
エンジンの味わいがこれと言ってない割に音量が大きいのですが(風防を付けてからやや音がこもるようになった?)、あまり気になりません。心地よさにはあまりエンジンの味というのは関係ないのかな、と思ったりします。
シフトチェンジがないというのは運転の楽しみを損なうかもしれませんが、このクラスですと(ひょっとして250tあたりも?)シフトチェンジの忙しさがストレスになる場合もありますから、意外とベストマッチかもしれません。
取り回しのよさはありがたいですし、自転車用の駐輪スペースにも楽に停められるのでいいです。メットインスペースは重宝しますし(OGK
KabutoのAVAND-IIが入ります)、買い物が多くて入らない場合は小さくたためるリュックサック(OGK
Kabutoの付属品だったりします)をフロントの収納スペースに入れていますのでこれでいけます。
燃費は長距離ツーリングをすると40くらい出ます。市街地のみだと30を少し切るくらいでしょうか。今までの最低記録は26で、これは3月の終わりに4か月ぶりに(!)給油した時ですので特殊な状況です。ハイオクを入れています。
街中では最強、下道ツーリングも楽しめる、というPrimavera150です。私のようにひねくれたマニアには結構ツボにはまるんじゃないかと思ったりしますが、あまり流行っていないようですね。個人のブログが全くヒットしません(泣)。
2016.7.23 風防を取り外す(汗)
巨大風防を取り付けたベスパプリマヴェーラ150ですが、ヘルメットのシールドを外すとどうにも目が疲れてしまいます。風防の内側で風が回って目のところに来て乾くからでしょうか、ドライアイ持ちには辛いかもしれません。
ではヘルメットのシールドを下ろして、とやるとスクリーンが二重になるせいか、どうも目が疲れるような気がします。
ベスパに乗ると頭痛とかめまいがすると思っていたのですが、よくよく考えると風防を付ける前はそうでもなかったような気がしました。舗装状態の悪い道を走るとポンポン跳ねるせいかと思っていたのですが、実は疲れ目のせいかも。
高速道路もおそらく当分走りませんし、そもそも簡単に装着できるものだから、と思って昨日の夜に巨大風防を取り外しました。
昨日(風防付き)、今日(風防なし)と通勤で乗りましたが、風防なしは風が心地よいです。ハンドリングも微妙に軽快になったような気がします。通勤では外したデメリットはゼロです。
気のせいか心地よさがアップしたようです。妙に通勤が楽しめました。来年の春あたりにエストレヤに買い替えたいなと思っていたのですが、今のままでいいような気もします。
ロングツーリングに行きたいか、というとあまり行きたくないかなと(汗)。もしやるなら鹿児島とか思いっきり遠くに新幹線で行って、レンタルバイクでツーリングする方が面白いと思っています。北海道ツーリングを20年ぶりにしたいような気もしますが、現地でハーレー883でも借りた方がいいです。
ということは自分のバイクでは行動範囲はせいぜい日帰り圏内ということで、こいつで十分です。とはいえこういう論理は一瞬の欲望で吹っ飛んでしまいますので、先行きはかなり不透明であるのは間違いありません。
<追記>今年5月に巨大風防付きで高速道路を走った印象を過去のメモから書いておきます。効果は大いにあり90km/h巡航は楽勝、95までならOK?、
100km/hだと共振のような振動が出たので(取り付けの問題?)あまり快適ではないかなと思いました。100km/hではボディは思いのほか安定していて、エンジンも壊れそうな感じはなかったようです。
ちなみにこの日は200km走ったのですが、目がショボショボしてかなり疲れ、朝からあった頭痛が悪化し、薬を飲んでも治らなかったようです。
いずれにしても巨大風防は私には合わなかっただけで、イタリアでは多数派のようです。ここの記事を読んで却下というのはもったいないので、興味のある方、特に末永くベスパ乗りになる予定のある方は一度はお試しを。
2016.12.22 ベスパとお別れ
ヤフオクに出品して数時間後に落札していただき、今日発送のため岡山のデポまで乗っていきました。
Primavera150は今日一番長く高速に乗ったことになります。風防はすでに取り外していますので、まともに風を受けます。100km/hで走ると今までこんなに風を受けたっけ、というくらいに感じましたが、道沿いの木は特に揺れている様子はありません。他のタイミングではさっきほどじゃないかな、という感じはありましたし、トンネルに入るとすごく快適になります。やはり木が揺れない程度の風の影響でしょうか。
平地ではメーター読み100km/hを少し超えるくらいまで速度は出ますし、風のことを気にしなければそれで巡行可能でした。ジムニーの100km/hでのエンジン音と、Primaveraの風圧そして耳に伝わる風切り音、どちらが耐えられるかというと・・・ジムニーでしょうか。ということで90km/hくらいで走りたくなります。トラックの速度とほぼ同じになりますし、登り坂で遅くなるトラックを追い越すことは可能です(山陽道程度の登り坂ですと95km/hくらい出ました)。
エンジンは特にスムーズさにおいて問題なし、ただし速度が80km/hまで落ちるとすごく快適に感じますので音的にはやや厳しいということなんでしょう。前にも書きましたが車体が不安定ということもなし。休みたいなと思うことなく1時間弱走れ、目的地までプラス20分も特に問題なかったです。ツーリング適性は結構あると思います。
とにかくこれでPrimavera150とはお別れです。1年半で3500kmほど走ったということになりますが、これは私にしては結構走った方でしょう。ものすごくよくできたスクーターで、お買い物にはこれ以上ないという使い勝手でした。最初の頃はギアチェンジはしなくていいかなと思っていたものの、やっぱりしたくなった?のでギアチェンジのストレスの少なそうなエストレヤに乗り換えです。お世話になりました。