ダイハツ ミラ L275S 5MT 2010年型


2021.6.10 ミラ納車

ワゴンRからプジョー208に乗り換え、だいぶ慣れはしましたがなんか「これじゃない」感がとれません。ポジションがしっくりこない、ペダル配置がいまいち、みたいなところはあるのですが、どうも私は軽自動車でないと満足できない体になってしまったと思う方がよさそうです(汗)。ジムニーさんも半導体問題で納期が遅れそうで・・・

第一候補はダイハツエッセ。これは10年以上前にENGINEの「価格を超えた価値あるクルマ」という特集で取り上げられていて(2008年7月号)、一度は乗ってみたいなと思っていました。特に抹茶色のは最高です。一番新しいものでも2011年、乗るなら今しかない。ただし全高1470mmと意外と高くなくて(1550mm近辺が好みなので)、抹茶色は前期型にしか設定なし、お値段もそんなに安くありません。

そういえばミラはどうだろうか。多分車体は同じ。2006年デビューのL275型は森慶太さんが褒めていたL700型より多分1世代新しいもので、中身はそんなに違わないだろう。ということで本命に浮上。実は2世代違いだったことは契約後に気づきました。

その他は1世代前のアルトとかも候補になります。茶色(チョコレート色?)のなんか欲しくなります。スタイリングは今のやつより旧型の丸っこいライトの方が好きです。ただしワゴンRを乗ってしまったあとなので新鮮味がありません。

たまたま条件に合うミラが近所(車で30分ほどの距離)にあり契約。しかし契約したその日に「そういえばスバルサンバーが」と後悔。RRで「農道のポルシェ」と呼ばれたやつです。軽トラ仕様の方を森慶太さんが非常に褒めていて、これの1BOXの方だと素晴らしいかもと思いました。2012年あたりが生産終了で、今が最後のチャンス。ただ全高1905mmと高すぎでお値段も高め、私にそのよさがわかるかどうか微妙なことも考えると結局買わなかったかもしれません。

あと初代アルトラパンにMTがあったなと、これも契約後に思い出しました。ただ調べてみるとMTはかわいくないSSというグレードのものしかありません。これはターボですし165/55-14タイヤで最小回転半径4.6m、全然ありがたくありません。これはボツ。

ミラのスペックです。全高1530mmといい感じですが、着座位置はシートを上げた208と比較し明らかに高いとは思いませんでした。車両重量740kgとワゴンRとほぼ同じ。エンジンは63mm×70.4mmのロングストロークですが、数字だけ見るとワゴンRより1割弱パワフルです。

そしてタイヤはなんと145/80-13と非常にしょぼいです(大好き)。ギア比は2速1000回転で11.0km/hといい感じ。これなら10km/hの左折も余裕でしょう。4速50km/hは2200回転くらい、5速100km/hは3500回転。いい感じかも。

そして今日納車。ペダル間隔が208より広くていいです。エアコンをつけると加速がいまひとつと感じますが、まあこんなもんです。ワゴンRと比べるとエンジンを回す楽しみは少ないですね。全体的には大きな問題はありません。



2021.8.9 ミラ2ヶ月経過、いいところと悪いところ

いいところ
(1)軽自動車サイズで小回り最高、駐車楽々、視界よし、安心感絶大。
(2)エンジンパワーは過不足なし。絶妙のギア設定でゆっくり走るの大得意、つまり見通しの悪い交差点の徐行、ゆっくりの左折や渋滞で扱いやすい。変速時のぎくしゃく最小限。
(3)ペダル配置は満足。もう少しブレーキペダルが右寄りだったら最高。<2022.1.2追記>ペダル配置は若干左寄りで少し不満ですね。左ぎりぎりに座るとしっくりきます。細い人は多分大丈夫(汗)。
(4)チルトステアリングもシートリフターもないのに、177cm82kgの体でも運転姿勢が普通にとれ、しっくりくる(208はしっくりこなかった)。メーターもステアリングに隠れない。
(5)燃費は通勤主体で19.4(満タン法、エアコンなし)。ワゴンRと同等、素晴らしい。高速燃費は不明(悪くはなさそう)。
(6)直進安定性不満なし、コーナリング時も安定し変な揺り戻しなし。ステアリング中立付近が神経質でない。ステアリングが重めでよい。高速100km/h巡航は余裕。
(7)8万キロ走行でダンパーはそこそこ傷んでるはずだが乗り心地は大きな不満なし。舗装状態の悪い路面を走ると横揺れするが、ジムニーやワゴンRみたいに気持ちいい。タイヤはグッドイヤーGT-Eco Stageの145/80-13。
(8)マニュアルエアコン、電動リモコン格納式ドアミラーはうれしい装備。
(9)窓を開けて走ってもガラスがビビらない(エアコンを付けていると停止時にビビるくらい)。→ 普通にびびるようになった(2021.9.30追記)
(10)後席がめちゃくちゃ広い。私には宝の持ち腐れだが。

微妙なところ
(1)シフトが若干入りにくい。停止時から発進の際に1速に入らず、クラッチペダルを踏み直して入れ直すことがたまにある。2速にアップ時はそこそこ力が必要なくらいで入らないことはない(節度感ととらえる人もいるかも)。エンジンマウントを交換したのでしゃきっとしてしまったか、まあそんなに困らない。
(2)時々加速時に一瞬だけ回転が上がらなくなる。劣化なのか不具合なのか仕様なのかは不明。スロコンの対応車種に載っていないので電子制御スロットルではないようだが(汗)。特に困らないのでそのまま。
(3)時間調整式ワイパーなし、タコメーターなし、燃費計なし。ベーシックグレードなので仕方ない。<追記>リアワイパーがないのは10月に初めて気づいた(汗)が特に困っていないということだろう。
(4)時計がないのでカーオーディオのもので代用。
(5)トランクは狭い。後席が無駄に広いので、その分トランクを拡張すればいいのに。上級グレードはシートがスライドできるのかも。
(6)同年式で純正オーディオのバリエーションが多すぎて、自分のに合った社外オーディオ取り付けキットを探すのがきわめて困難。
(7)独特すぎる給油口オープナー。ボンネットのオープナーも昔のチョークレバーみたいな形状。どっちのスイッチでどっちが開くかわからない。ガソリンスタンドであせったが、一度使えば慣れる。

よくないところ
(1)エンジンの味わいがゼロ。加速しているのに加速感もあまりない。「軽トラのような安っぽい音」でもなく、不思議なほど存在感のない音とフィーリング。
(2)とても変態的な車好きとは見てもらえない、まっとうすぎる外観。
(3)直立姿勢をとる座高が高い私だと頭上にこぶし1つしかない。そのため信号機が高目に取り付けてあると見えにくい。普通の体型の方なら問題なしかも。
(4)エアコンをつけるとぎくしゃくして運転しにくい。



2021.9.20 かなり遠回りしたスーパーマーケットでの買い物

広島県は今月末まで緊急事態宣言です。県境をまたいだ移動の自粛どころか、買い物も機会を半分にしてくださいとか言われてます。なので仕方なく今日はミラで買い物に行ってきました。60kmほど離れた庄原市東城町のスーパーマーケットまで(汗)。

今日は非常に天気がよくて久々に青空を見ました(福山市はなかなか青空が見られません)。ミラさんは国道182号線のワインディングを苦もなく登っていった、というか常識的な速度で走る分には何にも不満がありません。通勤路の舗装状態の悪いところを走ると横揺れがして気持ちいいのですが、サスがへたっての横揺れではないのは今日のワインディングの安定感でわかりました。

もちろんエンジンパワーはこれじゃどうにもならないと思う人は多いでしょうし、味という面では全然です。エンジン音は大きいのにそれを感じるのはオーディオが聞こえないところくらい、なんか速度感がなくてすぐ70キロとか出てしまいそう、とこのあたりは結構なマイナスポイントです。ちなみに11年落ち8万キロちょっと走行です。

東城町のスーパーマーケットで買った山賊焼き(焼き肉のたれ+大量のニンニクでつけ込んだチキンを焼いたもの?)を11時頃食べました。まいうー(古いな)。そして帰りは・・・道を間違えた(嘘)。写真のような道を走って、つまりもっと北上して、庄原と三次を通って南下して帰ってきました。合計200kmちょっと走って疲れました。緊急事態宣言なのでスーパーで買い物しただけです。



2021.11.3 ミラ4ヶ月経過

ミラがやってきてほぼ4ヶ月経過しました。窓をちょっと開けるとカタカタ言うのが悪化しているとか、ボロい部分にはさほど不満を感じていません。とはいえこいつでどこかに出かけてやろうという気分にならないのは困りますが。

一番気になるのはアクセルペダルが手前にありすぎるせいか(違うかも)、ペダルを結構手前まで戻さないとアクセルOFFにならないところです。これ常時感じるわけではありませんが、意外とストレスです。あとペダル配置はやっぱりもう少し右寄りだったらなあと思います。できるだけシートの左に寄って座るようにしています。

2速はやっぱり入れるのに力がいりますね。1速は走行中には基本的には入れないようにしています。逆に言うと止まってさえいなければ2速でエンストせず徐行ができるということです。これはありがたい。これから寒くなって1速2速の入りが悪くなると困りますが、どうでしょうか。



2022.1.4 ミラのペダル配置

クラッチペダル48mm−74mmの空間−ブレーキペダル49mm−62mmの空間−アクセルペダル42mm、誤差はあるかもしれないがこの測定値だった。シートの真ん中を伸ばしたらブレーキペダル中央という感じで(実際に乗ってみるともう少し右寄りにも感じるが)、もう少し右寄りであってほしかった。クラッチペダル左端からアクセルペダル右端までの距離は275mm。とはいえ大きな不満まではいかないかも。

プジョー208の場合はフットレスト-37mmの空間-44mmのクラッチペダル-53mmの空間-44mmのブレーキペダル-56mmの空間-40mmのアクセルペダル、とかなり空間が狭い。シートの真ん中を伸ばしたらブレーキペダルの中央ということで(写真を見るとそれより左に寄っているようにも見えるが)左に寄りすぎ、あとクラッチペダル右に寄りすぎ、アクセルペダル左に寄りすぎ。クラッチペダル左端からアクセルペダル右端までの距離は237mm。

おそらく乗らずに写真を撮るのと実際に座ってから見るのとは若干差があるのだろう。208も実際に乗るとペダルが少し右寄りのように感じたかもしれない。いずれにしてもブレーキペダルの左端は両足のど真ん中から少し右にあってほしい。

ミラの配置だと多分ワゴンRより少しいい感じで許容範囲内だろう。JB64ジムニーは写真で見る限りこれらの車よりいい感じに見える。NDロードスターはもっとよさそう。ヒール&トウをやりやすくする目的があるのだろうけど、ブレーキペダルとクラッチペダルとの隙間がかなりある。いいなあ。



2022.3.10 ミラとお別れ

本日ジムニーが納車され、ミラは下取りとなりました。本質的にはよくできた車で、12年8万キロ走ってもしっかりしていました。この私が9ヶ月間いやにならずに乗れたのは致命的な欠点がなかったということで、結構すごいことだと思います。そして軽自動車のMTというカテゴリーが過小評価されていることを再確認。



2022.6.23 ミラ代車として復活

今日エブリィワゴンと引き換えにミラを借りてきた。クラッチがストローク短くかなり奥でつながるなとか、アクセルがやや過敏だなとは思ったが、なんか挙動が穏やかですごく落ち着く。シフトも節度感が今ひとつだが柔らかく入る。もちろん楽しさはなし。あと1ヶ月半くらい乗ることになりそう。