1999.1.29、ジェイドがやってきました。ドゥカティモンスターを売って半月もたたないのに禁断症状が現れ、バイク屋さんに頼んでオークションで見つけてきてもらいました。4年落ちの走行185kmという、ほんまかいなという代物です。
雑誌に書かれているとおり、スタイリングは本当に地味です。バリオスやバンディットのような華やかさが全くありません。せめて色を塗り直せばましになるかも。
街乗りは6000回転以下で十分です。エンジンはモーターのように静かに回り、4気筒らしい音は心地いいです。レッドゾーンは16000回転ですが、そこまで回す必要があるのでしょうか。
軽い車体と大きく切れるハンドルのおかげで、取り回しは非常に楽です。178cm80kgの私でも窮屈ではありません。ただ、トランザルプに慣れたあと乗ってみたら、なんて安定感のないひょこひょこした挙動なんだろう、と思ってしまいました。
燃費は慣らし中で23km/h前後でした。まずまずでしょう。エンジンにあたりが付くと良くなる可能性もありますが、回すようになると悪化するかも。
全体的に、初心者にはもってこいのバイクです。ただこれは250cc4気筒のバイクに共通するのですが、エンジンを回し気味にして、スピードを出さないと楽しくありませんので疲れます。6000回転あたりで走っても、ただ走っているだけであまり楽しくありません。このあたりが私には合わなかったようで、どうにも我慢できず、トランザルプに買い換えてしまいました。