遠慮がちに(汗)スイングの話など・・・     2017.4.3ほぼ全面改訂、2020.5.10追加

2013年にレッスン(2ヶ月余り、7回で合計7時間で五十肩で挫折)を受けてリストターンを覚え、スイングを維持するための方法として試しに左脇にタオルを挟み、タオルが落ちない程度の小さい振り幅でフルパワー で振るスイングをやりました。これ以前は完全自己流です。

小さい振り幅フルパワーについてはバックスイングはできるだけ小さく(シャフトが地面と平行になる前にダウンに入るつもり)、と意識してやっていますが、おそらくショートスイングに近いと思います。以前ショートスイング自体は意識的にやっていましたし、ジャイロスイングだとさらにオートマチックにできるはず、とそちらもやりましたが、今から思うと全然できてませんでした。

これでスイング自体はかなり変わりました。その後の試行錯誤を経て、2016年の途中からは「アプローチの延長でスイングする」ようになりました。根幹はやはりリストターンと小さい振り幅のフルパワースイングです。これが私としてのひとまずの完成形で、やっと他の方にも勧められるような手ごたえが出てきました。

方法としては、SWで50-60y打つイメージでオープンスタンスでアドレスする、これだけです。ドライバーはスタンスが広がりボール位置が左足寄りになりますがやはりこんな感じです。アイアンの場合自然に左足体重になると思いますが、あまり意識はしません。体重移動の意識はゼロです。バンカーショットもボール位置を変えるだけで同じ打ち方で打てますし、以前よりうまく出るようになりました。

このスイングですとそんなに変な方向にはバックスイングできなくなり、コンパクトなスイングに自然となります。飛距離は通常スイングより5y落ちる程度ですから(7番アイアンで130y前後)、通常スイングでいかに効率が悪かったかよくわかります。現状ではあまりフットワークを使えているとは言いがたいベタ足スイングですが、フットワークが使えればもう10yくらい飛びますのでこれからの課題です。

ただしこれで7番アイアン以下ばかり振っていると体が楽をするようになり、飛距離がだんだん落ちてきます。できればロングアイアンを振る練習をした方がいいと思います。もちろん振りやすく調整するのが前提で((MOIを合わせるのがお勧め)、市販のままのロングアイアンを振るとスイングを壊すかもしれません。

自分としては飛ばなくてもいいので致命的なミスが少なくなるように、そして体に最小限の負担で怪我をしにくい、そういうスイングをしたいと思っています。このスイングである程度以上満足できそうです。


そして桜美式テンフィンガー!政木打法!

2019年はじめから桜美式テンフィンガーをはじめました。一般的にはベースボールグリップと言われることの多い、10本の指でそのまま握るグリップです。私は手がでかく普通のグリップでは細すぎて違和感があるので、ゴルフプライドCP2 pro ジャンボサイズという極太グリップを使っています。

そしてこの桜美式テンフィンガーでしばらく経過すると、アップライトなクラブとの相性がよいことに気づきました。2020年にPING G25アイアンをマルーンドットに調整して、これがぴったりです。多分アップライトなクラブだとスイングの効率が上がるんじゃないかと思います。

あと2019年8月頃から政木打法を始めました。左足体重のまま左膝を右に送ることで始動し、以前より少し待ってトップを大きめに上げて、左足体重のまま下ろす、これだけです。これで以前よりヘッドスピードが上がり、落ちた飛距離が10yほど戻りました。でも今はあまり意識してないかも。2020.4のラウンドでは7番アイアンが135yくらい(練習場では130y弱が多い)とそれでもこんなものです(汗)。

アイアンのクラブ全体のMOIを同じにすること、アプローチの延長のようなスイング、政木打法、そして桜美式テンフィンガー、これらを組み合わせることで自分にとって非常に満足のいくスイングとなりました。あとはアプローチが何とかなれば100切りは普通にできるような気がしています。