'92 EUNOS 500 (1800cc 5MT)

 2000.10.22に納車されました。パンダではゴルフに行くにはつらいし、そもそもギアが入りにくくて除湿機能もないため、信州の厳しい冬はあまりにつらい。そう考えて4ドアセダンを探していました。本当はユーノス500の1800のマニュアルが欲しいが、カーセンサーには1台も載っていないほどの稀少車。オートマならそこそこあるんですけどね・・・あきらめかけてランティスクーペの1800のマニュアルにターゲットを変更していました。だめならインテグラ3ドアでもいいか、なんて考えながら。すると出ました。希望通りの1800マニュアル。しかもメールを出した当日に電話がかかり、今から持ってきてくれるとのこと。こうしてオーナーになれました。

 乗り味はというと、さすがにV6です。静かなエンジン、ただし回せばなかなかいい音。もろ私の好みです。マニュアルミッションの感触もいい。乗り心地なんて雲の上に乗っているがごとく(パンダと比べて)。何もかも期待通りです。

 ただし、修理費はかさみます。運転席ドアハンドルのガタ調整(1000円)、ドライブシャフトのブーツ交換(2万円)、それからシリンダーヘッドカバーの交換(3.5万円)をしました。そのあげくに、オイルプレッシャースイッチ故障のため、エンジンオイルがかなり漏れて、修理しました(7000円)。今のところ影響はありませんが、やや心配です。

 で、アルファ145購入のため、売却となりました。

 全体的によくできた車で、イタ車と比較しなければ、私の中では大満足でした。かっこいいスタイル、静かで回すと音がいいエンジン、しかもなかなかの燃費(リッター10-11)、快適かつ鈍すぎない足周り、ほどほどの小回り性能、心地よい(とまではいかないかな?)シフトフィール、とすばらしい出来でした。

 要改善ポイントは、地味なインテリアとマイナー(メジャーもか?)トラブルの多さです。特にトラブルの方は多くのオーナーが指摘しているものであり、メーカーの方にはがんばってもらいたかったです。ただ、ディープなユーノス500オーナーは、それにもめげず、壊れても直し、乗れなくなれば次のユーノス500を見つけて乗り換えています。

 今時こんな個性を持った車はないので、彼らの気持ちはすごく分かります。最近同じようなセダンしか生産されないので、もう少し頑張ってほしいですね。