2002.1.14 オフロードバイクばかり乗っていると、やっぱり乗りたくなるのが直4です。オフロードバイクの直4というのがあればいいのですが、そんなものは使えないでしょうし(車重増加、低速トルク不足、など欠点が多い)、欲しがる人もいないようです。
で、CB-1です。本当はCB400SFとかインパルスとか欲しかったのですが、なかなか値段が高いです。この不景気の中、新車よりも中古車を求めるという人が増加すると、やはり値段は落ちません。そんな中、絶滅寸前のカムギアトレーン採用の直4を搭載したCB-1に惹かれてしまいました。今を逃すともう手に入らないかもしれません。
購入時の走行距離は何と40614km!ただ走行距離ほど程度は悪くなく、エンジンもスムーズでサスもほどほど生きています。まだまだ走れるでしょう。兵庫県三田市から岡山市まで200km弱を乗った感じでは、
1、ポジションがつらい
一世代前はセパレートハンドル全盛時代でした。CB-1もその影響でやや高めのセパハンが標準装備です。この前傾姿勢は30過ぎのくたびれた腰にはちょっとつらいかも。なお、車体自体はコンパクトで、400ccの中でも小さいかもしれません。
2、エンジンフィールはなかなか良い
加速力は十分で、加速時の音もいい感じです。さすが直4!
3、取り回しは思ったほど良くない
セパハンはタンクとの隙間が少なく、Uターン時に手を挟みそうになります。小回りもオフロードバイクより利きません(当たり前)。まあこんなものでしょうか。車体自体は軽いので(168kg)苦痛ではありません。
2002.3 Yahooオークションにて売却しました。結局のところ、このCB-1はちょっと中途半端かなと思いました。ホンダエンジンでよく言われるように、スムーズ一辺倒で味が薄い、という感じですので、もう少し排気量が大きく、600ccくらいならちょうどいいかもしれません。車体は400ccにしては小さいので、もう少し大きくても大丈夫です。ただこれ以上小回りが利かないとつらいです。ハンドルはやはりアップハンがいいです。
今回はV型2気筒のモトグッチネバダを買いましたが、エンジンレイアウトについては未だにどれがいいのかわかりません。このまま落ち着いてくれればいいのですが・・・