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(掲載番号) 『 作品タイトル 』 制作年 制作国 上映時間 CINEMA VIDEO
(90) 『 バットマンビギンズ  2005年 140分 '05.8/6
 
 監督 : クリストファー・ノーラン
 出演者 : クリスチャン・ベール  リーアム・ニーソン  マイケル・ケイン  ケイティ・ホームズ
        ゲイリー・オールドマン  モーガン・フリーマン  キリアン・マーフィー  渡辺謙  …他

 
 : story : 作品概要
 ( スタイリッシュで、勤勉で、ソツの無いアクション映画。 でも、バットマンである必然性がよく見えない… )
 : review : 感想
  アメコミヒーローの中にあっても特殊な立ち位置にいる、バットマンですが。 そのヒーロー(もしくは怪人)
 誕生にまつわるエピソード。 ブルース・ウェインという一人の男が、如何にして心にを背負い、どのように
 ダークヒーローが生まれたか、の昔話。 バットモービルも未完成。 バッタラン(ハイテク手裏剣)も無いですよ。
 
  バットマン(ウェイン)には、クリスチャン・ベール。 竜退治に活躍したり、二丁拳銃でマトリックスしたり。
 コアな方面で絶大な評価を得る役者です。 主演作『リベリオン』を観返して見ると、ウェインもアリかなぁ?と。
 過去のバットマンシリーズよりも断然、若く。 見た目美男子、中身サイコ、といった難しい役どころにも適役。
 年上の女性は苦手なのか…、ヒロインからの待遇の悪さは、過去シリーズ最高レベル。
 (あれ?ラストって…振られちゃってる?)
 
 執事アルフレッドに、マイケル・ケイン。 あー、そーきたかー。 ちょっととぼけて、実はやり手執事の役回りには
 ピッタリ…なのですが。 そこはそれ、旧シリーズのイメージは捨てきれませんが…。
 
 ストーリー上、最重要人物を演じるのは、リーアム・ニーソン。 静かな狂気! 渋い! カッコイイ!
 クリチャン・ベールとの殺陣の場面はとても画が映えます。 あの忍者部隊には、リベリオンの匂いが…。
 
 他にも、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマン、等。 演技力に定評のある面々。(多分予算オーバー)
 最初から、最後まで善人のゲイリー・オールドマンって。 かなり貴重なのでは…?
 今回の敵役のひとり、“スケアクロウ”。 憎たらしくて、今作 イチ押しのキャラ立ち度でした。 ゴハァァ───
 
  あー… 個人的には、今回のバットモービルは微妙…。 パワフルかつ、未来的という描写は良いんですが。
 羽根シールドもついてない装甲車は、バットモービルじゃないですよ。 (もっと変態っぽくして欲しかった・笑)
 
  全体的な印象としては。 通知表欄に “良く出来ました”って 書かれてるタイプの アクション映画でした。
 脚本よし、出演者のラインナップも豪華、説得力ある演技、アクション演出も上手く。 
 高品位でまとまっているのですが…。
 
 “バットマン”って、それで良いのかなぁ〜…と、疑問符も。
 
 
 近頃のアメコミ映画は、アメコミ原作のはずが“大人向け”にまとまってる作品も多く。
 (「X‐MENシリーズ」、「SPIDER‐MANシリーズ」など) 結構、軽く扱えない市場になりましたね。
 大きくなった反面、“アレ?”な作品も見かけますが…。(汗)
 
 ジャンル: アクションドラマ  80点  鑑賞日:2005.6/23 
 

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