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 *注* 劇中の衣装とちゃうやん (笑) 
(掲載番号) 『 作品タイトル 』 制作年 制作国 上映時間 CINEMA VIDEO
(84) 『 キューティーハニー  2004年 日本 93分 '04.11/29
 
 監督 : 庵野秀明
 出演者 : 佐藤江梨子  市川実日子  村上淳  京本政樹
        及川光博  小日向しえ  片桐はいり  新谷真弓  手塚とおる  篠井英介 …他

 
 : story : 作品概要
 ( 変な映画 …映画だろうか?! 加点・減点材料が山のように 個人的には、市川実日子効果で+25点 )
 : review : 感想
 映画…のようで、映画じゃない。 日曜朝の特撮番組 + 企画ものビデオ のような印象。 
 ただ、“ものがたり”としてラストまで完結させてるので、言われてるほど悪い印象はないです。
 
 〜冒頭のつかみアクション〜 濃い中ボスキャラ。(片桐はいり、ナイスキャラ) 悪の構成員。(緊張感なし)
 対峙するのは、秋夏子警部(なっちゃん、ナイスメガネ)率いる警察組織。 ──そして颯爽と登場するのは──
 悪の秘密結社に立ち向かうスーパーヒロイン、キューティーハニー。 
 ・・・
 ・・・
 ・・・書くだけでも恥ずかしい、このプロットを映像化できるバイタリティこそが。 
 GAINAXの、そして庵野監督の“凄さ”でしょうか。 (…悪意はないデスよ) 
 
 映像的には、これといって…ありません。 “ハニメーション”(実写の劇画調演出)も、さして目新しさは無いです。
 後半になるにつれて予算組みが難しくなっていってる印象。(苦笑) チープな特撮感自体は、別に減点される
 トコじゃないですよ…。(フォロー)  
 
 人物設定は、かなりキャラクター寄りです。 というよりも…。 “はじめに、人物設定ありき”の作品。
 この物語は、孤独な存在だったキャラクター(ハニーと、なっちゃん)が、友情という価値観を見つけるまでの映画。
 そして友情を見つけた時にこそ、世界が(自分が)救われる。 そんなテーマでしょう。(うへぇ、エヴァっぽい・汗)
 劇中で、散々言ってる "愛” “愛が大事なのよ” は、説得力ないよ。
 愛については、描かれてませんよ。 庵野カントク─…。(笑)
 
 ──観る際に、注意すべき点── 以下の項目に当てはまる人は、見るのがツライと思います。(笑)
 ・キャラもの映画がダメ  ・“はにゃぁー”“ふみゅー”とかいう発言に嫌悪感を感じる (コレは結構つらかった…)
 ・永井豪のギャグに抵抗がある  ・ミッチーのナルシストっぷりが、嫌  ・無駄なお色気シーンは、いらない 
 ・特定人物のプロモーション映像って、どうなの  ・サトエリって、どうなの ...etc etc
 
 …まぁ、個人的には、なっちゃん(市川実日子)の表情とか。 ブラッククロー(ミッチー)のセリフ臭い所とか。
 特撮邦画には、やっぱり加藤が出てこないとなぁ…とか。(嶋田久作ね) 色々ひっかかる点もありましたよ。
 
 ジャンル:アクション  75点  鑑賞日: 2004年10月頃(忘れた) 
 

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