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(掲載番号) 『 作品タイトル 』 制作年 制作国 上映時間 CINEMA VIDEO
(78) 『 ハリーポッター
        とアズカバンの囚人 
2004年 142分 '04.7/8
 
 監督 : アルフォンソ・キュアロン
 出演者 : ダニエル・ラドクリフ  ルバート・グリント  エマ・ワトソン  ゲイリー・オールドマン
        アラン・リックマン  ディビッド・シューリス  ロビー・コルトレーン …他

 
 : story : 作品概要
 ( ファンキーなファンタジー映画 )
 : review : 感想
 〜〜 微妙にネタバレ配慮で書いてます 〜〜
 
 例のように、事前情報はまったくナシで観てきました。 ハリーと愉快な仲間達、第3作。 今回 話、暗〜っ。
 クリス・コロンバスと交代したアルフォンソ監督作品は、全く見たことが無いのでコメントしようが無いのですが。
 冒頭のハリーのキレっぷりは、別人かと思いましたね。 反抗期かよ。 
                                      いや、少年の成長課題としては正しいのか・・・。
 
 前作と比べると、「魔法の説明」といった要素が少なく、ストーリー進行がスムーズにいってます。 ただ、占い学
 は不要だったんじゃないかなぁ、と。(後のハーマイオニーへの伏線なんだろうけど)  先生のメガネ、変。
 
 主演陣は、成長期だという事もあって見るたびに別人になっているのですが。 ドラコが…お前、誰だよ。(苦笑)
 ハリー・ポッターのライバルといった印象がものの見事に無くなってました。 残念 ただの弱虫クン。
 まったく印象が変わらない、ロン。 今回は良いトコ無し。 見事に一つも無し。(笑)
 同じく、印象が変わらないスネイプ先生。(苦笑) これだけ損な役回りを演じているのは、ある意味オイシイ。
 
 前作までは物足りなかったVFXが、違和感のない出来になってます。 まだ狼男とか、ちょっとツライけどね…。
 今回登場の、“ディメンター”。 ゴーストのような出で立ちと、群れ集うさまは正に悪霊。 ホラー映画だ。
 ヒッポグリフと言うよりは、グリフォンに近い“バックビーク”。 何でこんなにデカイ必要があるんだ?!と思ってたの
 ですが…。 あ─ なるほど─ 3人も乗せるためか─
 
 オチはともかく、ラスト前のどんでん返しは、観ていて素直に驚きました。 敵じゃないんかい?
 140分の上映時間も気にならず、全体的に好感触。
 
 物語は、少年の成長もので。 シリーズを重ねる毎に真実が明かされる、といった印象なのですが。
 いくらファンタジーでも、世界観には、一定のルールが必要じゃないか、と。 ラストのオチですが…。
 それは、無いだろう、と。
 
 「助けてハマえも〜ん。」  「どうしたんだい?ハリ太くん。」  秘密道具登場!  ─── んなバカな。
 
  ジャンル:ファンタジー  90点  鑑賞日: 2004. 7/8
 

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