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(掲載番号) 『 作品タイトル 』 制作年 制作国 上映時間 CINEMA VIDEO
(75) 『 BIG FISH  2003年 125分 '04.5/20
 
 監督 : ティム・バートン
 出演者 : アルバート・フィニー  ビリー・クラダップ  ジェシカ・ラング  マリオン・コティヤール  
        ユアン・マクレガー               アリソン・ローマン  スティーブ・ブシェミ  
        ヘレナ・ボナム・カーター  ダニー・デビート  …他

 
 : story : 作品概要
 ( 分かり合えないかもしれないけど 分かり合おうとすることは素晴らしい )
 : review : 感想
 『バットマン』 『シザーハンズ』 『バットマンリターンズ』、そして『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』と。
 管理人が好きな映画10本に、ことごとく入ってくるティム・バートンもの。 その最新作とはいったい―…。
 
 『 BIG FISH 』 、父と子の物語。 ヤバイです、マズイです、この作品。 泣きましたよ、涙をながして。
 ファンタジーの奇才、ティム・バートン監督が持ってきた最終兵器はヒューマンドラマですか。 
 
 この物語は二つの世界観で構成されてます。 劇中は、二つの世界を行ったり来たりします。
 父親、エドワード・ブルームの昔話の中のファンタジー世界。 息子、ウィルの見ている現実世界
 
 ファンタジー世界はティム・バートンの得意分野なわけで、巨人、魔女、フリークス等々、それっぽい
 登場人物が、満載。 前半〜中盤と、ほのかな笑いの起こる演出もあって、ほのぼのと観てたのですよ。
 “スティーブ・ブシェミ、良いキャラしてるなー”とか、“やっぱり曲がってるなー、歪んでるなー”とか。
 美しい映像を。 ティム・バートン的な演出を、安心して観ていたのです。 ・・・・・・甘かったデスよ。
 
 ―――油断している矢先に、“それ”は襲ってきました。 ラストの15分、畳み掛けてきます。 ハンカチ必須。
 
 管理人は、あんまり素直に映画を観れない人間で。(苦笑) 映画を観て、“泣く”というのは滅多にない事
 なのですが。 (泣かせる為の演出構成が大っキライ、という話も・笑)
 ―――れてきました。 しかも劇場で・・・。 ハ、ハズカシー 
 そこにあったのは、素晴らしい高揚感幸福感
 世の中には 事実じゃなくても 真実のことは 沢山あるのですよ。 そう信じて生きていきたいですよ。
 
 あんま上手く文章にできないのですが、二度三度観てみたい作品。 派手さはないけど、幸福な映画。
 自分の中では、2004年度No.1映画になりそうな予感が…。 
 
 関係ないけど、息子の嫁さん役のマリオン・コティヤール。(ジョセフィーン役) 顔がすごく好みです。
 そういや、リュック・ベッソンの『TAXi』にも出てましたね。 いや、関係ないね。
 
  ジャンル:ヒューマンドラマ  95点(てか100点かも)  鑑賞日: 2004.5/20 (5/21雑記分に加筆)
 

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