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(掲載番号) 『 作品タイトル 』 制作年 制作国 上映時間 CINEMA VIDEO
(72) 『 ロード・オブ・ザ・リング
        三章 / 王の帰還 
2003年 203分 '04.3/8
 
 監督 : ピーター・ジャクソン
 出演者 : イライジャ・ウッド  ヴィゴ・モーテンセン  イアン・マッケラン  オーランド・ブルーム
        リヴ・タイラー  ショーン・アスティン  ミランダ・オットー  ヒューゴ・ウィービング
        アンディ・サーキス as ゴラム    …他 (もう、ホントに多いですよ)

 
 : story : 作品概要
 ( 今回の主人公はアラゴルンでしたね  次点はエオウィン姫、サム  ・・・フロドはどうした?笑 )
 : review : 感想
  長かった僕らの旅もいよいよ終幕へ。 果たして世界は闇に覆われてしまうのか。 指輪の運命やいかに。
 
 実に4ヶ月ぶりの映画レビューです。 シネコンのカードポイントの有効期限も切れそうでした。 危なーい。
 それはそうと、久しぶりの劇場鑑賞が3時間半映画とは―っ! 3時間23分!? ぎゃふん
 
  MATRIXもそうだったのですが、どうして三部作の3本目の始まりは暗いのでしょうか。
 第二章の奮闘ぶりとはうって変わって、テンション激減な旅の仲間たち。 それもそのはず、闇の勢力は、
 まだまだ軍勢を保っていたのですよ。 その数、数十万。 そして不死身の魔王。 卑怯な―っっ 
 お前等、悪人か―っっ!
 あぁ、そうか悪人か。
 
  今回の旅の仲間の班行動は以下の感じ。
 :   指輪捨て班   :  フロド、サム  & ゴラム(ホビット騙し作戦中)
 : ローハン軍加勢班 :  アラゴルン、レゴラス、ギムリ、メリー
 : ゴンドール説得班 :  ガンダルフ、ピピン
 
 〜正直、序盤はいまいち盛り上がりが無いので中盤以降へ〜
 
  加勢班、途中でローハン軍と分かれてしまい、エオウィン姫もがっかりです。 しかし御心配めされるな。
 今回のアラゴルンはカッコイイですよ。 全作みたいに、“ぼーっ”としててやられたりしませんよ。(苦笑)
 ハッタリかましつつ、忠には義で応え、なんだか“騎士道ここにあり”って感じですよ。 美味しいトコ取り。
 
  盾持つ戦乙女、エオウィン姫。 今回は大活躍です、強すぎます。 魔王もたじたじですよ。(意味が違う)
 圧倒的な物量(人員・クリーチャー等)の表現にはCGが大活躍。 トロール(大鬼)、ワイバーン(翼竜)、
 ムマキル(巨象)と、これでもかっていうリアリティーで迫ってきます。 ウヘェ 闇の勢力、反則くさ―い。(苦笑)

  今回も勃発。 レゴラス vs ギムリの、『何体倒したか?勝負』。 もう、笑いの世界へ参入ですか。
 『全部まとめて1体だぞ』 そんなアホな。 CGのレゴラスに、ちょっと違和感アリ。
 
  今まで散々卑怯臭い戦術を展開してきた闇の勢力に、こっちも卑怯な戦法で応戦。 ・・・っていうか・・・
 半透明軍団の存在はどうなのでしょうか。 ストーリーのバランスが一気に崩れそうで、危うい存在ですよ。
 今更、CGでの透けた演出ってのは新鮮味が無いので技術云々はさておき。
 
  怒涛の中盤〜後半の戦闘シーンが終わると、ようやく指輪捨て班へ。 あぁっ、すっかり忘れてた。(汗)
 あんまりラストまで書きませんが。 サムが、サムの忠義心が…。 うぅぅぅ なんて献身的なんでしょうか。
 病人&猜疑心のフロドなんて、放っておけばいいのにねー。(暴言) フロド、本っ当に役に立た…(以下略)
 
  中盤〜後半の盛り上がりが過ぎ、ラストは何故か第一章のようなまったり進行に。
 もうちょっと高揚感のある終わり方はなかったのでしょうか? ハッピーエンド至上主義。
 とにかく、これで僕らの旅も終わりました。 全編通して9時間超えの作品。 長ぇ―なぁ―っ。(苦笑)
 
 ジャンル:ファンタジー  95点  鑑賞日:2004.3/8 
 

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