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(掲載番号) 『 作品タイトル 』 |
制作年 |
制作国 |
上映時間 |
CINEMA |
VIDEO |
(68) 『 ターミネーター3 』 |
2003年 |
米 |
110分 |
'03.7/26 |
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監督 : ジョナサン・モストウ
出演者 : アーノルド・シュワルツェネッガー ニック・スタール クレア・デーンズ
クリスタナ・ローケン …他
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: story : 作品概要
( たぶん、T-1000の方が難敵だろう、と )
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: review : 感想
おぉっ?! おおおおぉー?!!! お―――――っ!!!
期待してなかった分、純粋に楽しめました。 思わず、コーヒーもこぼす勢い。 純SFというか、正統派SFの
最期の後継者(言い過ぎ)になるかも...。 『MATRIX』に侵食されてない稀有な作り。 弾なんて避けないぜ?!
絶望的なSF的パラドックス。 重く・暗い、近未来感がステキ。(苦笑)
「ハデ」「無茶」「硬い(?)」。ニューヨーカーが喜ぶコンテンツ盛り沢山。 NY者が好む作品は、割と日本人にも
受け入れやすいと思います。
とりあえず、ジョン・コナー以外は及第点以上。 ていうか、なんでこの人がジョン・コナーなん??
カーチェイスの無鉄砲さは、他の追随を許さない仕上がり。 機械万歳。 ジーク、マシ〜ン!!
今作のラストでは、長年存在だけ漂わせていたスカイネットの正体が、いよいよ明らかに。
コンピューターの叛乱っていうテーマ自体は、ものすごく古典的なものなんですが。
現代のようにコンピューターが身近に存在しているからこそ、リアリティのある展開に。
まぁ、軍事施設なんかは縁遠いものですがね。
『ターミネーター』に出る以上は、必要不可欠になるのが“ターミネーターらしさ”。
当初、T-Xが女性である必要性(意味?)があんまり解らなかったのですが。
敵役のクリスタナ・ローケン(T-X)は、そういった意味では上々の出来じゃないかと。
時には女の武器も利用し。 無表情で殺し、壊していくサマは、殺戮兵器そのもの。 シュワちゃんも十数年ぶりにターミネーターに復帰。 I’LL BE BACK.
役もこなれた感じでギャグを飛ばす余裕すら。 『・・・このグラサンじゃねえな・・・』
プロトタイプのT-1も登場。 ちょっとカワイイデザインかも。 (俺だけ?) 当然、CGなんて使いませんよ。
フルモデルロボットだ。 一家に一台、T-1。 えらくゴッつい武器を装備してますが、頭はあんまり
よろしくないようで。(苦笑)
とにかく、SF好き。 アクション好きにはオススメの一本。 破壊の限りを堪能できます。
非人間による無茶しすぎなカーチェイス場面や、乱闘シーンはスゴすぎて笑える出来。 期待してなかった分、
感動もひとしお。 ひそかにクレア・デーンズの肝っ玉母さん的演技が迫力満点。
SF 95点 2003.8/15 (7/26掲示板UP分に加筆)
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