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(掲載番号) 『 作品タイトル 』 制作年 制作国 上映時間 CINEMA VIDEO
(64) 『 VERSUS  2000年 日本 119分 '03.5/30
 
 監督 : 北村龍平
 出演者 : 坂口 拓   榊 英雄(いい感じ)   三坂 知絵子(地味〜)   松田 賢二(キてるネ)
        松本 実(お笑い担当キャラ)   吉原 歩   谷門 進士(こいつもお笑い)   …他

 
 : story : 作品概要
 ( 美しく 暗く 青い画面に浸ろう 水に沈むがごとく )
 : review : 感想
 ジャンルに“バイオレンス”と書きましたが。
 “
ゾンビアクション”でも良いですよん。(オイオイ) ゾンビバンザイ!(死) 
 
 ひたすら撃ったり、斬ったり、斬られたり。 そんな二時間。 主人公も死んだり。(苦笑) 
あっ、実はラブストーリーだったとか...。 (え〜?笑)  
とりあえず、出ている役者は皆、知りませんでした。 TVCMなんかでちらっと見た顔もいるみたいですが。

 そんな中でも、ナイフ使いの人!かなりイイです。
松田優作と筧利夫を足して2で割ったような感じのキャラ。 分かりにくいか...。
後半になっていくほど、イイ感じ。 
爬虫類系の動き。 ギャー キてますなー。(喜)  

 輪廻転生とか、異界のチカラとか、SFっぽい要素も含みつつ。 開始早々から、ゾンビアクションってどう? 
和製ゾンビ映画て。 監督のチョイスの微妙さに+10デス。 その森では死んでも生き返るのDEATH。  

 青く、静かなトーンの画面に、殺伐としたアクション。 派手なワイヤーアクションと、Cool!な殺陣。
ブラックな笑いの演出と、理由のわからないほど濃いキャラたち。 あんまり物語と関係なく死んでいったり。  

 舞台の大半が山林というコトもあって。 日本であって、別世界のような奇妙な空間演出も好感触。 
(すごく安上がりだしね・汗) ず―――っと“森”の映像なのに、飽きさせないってのはスゴイと思います。 

 回想シーンに登場する人物たちの衣装も結構好きなテイスト。 ハイカラ侍。 『むげにん』テイスト。((c)講談社)
惜しむらくは、
ヒロインが地味。 こう、可憐さとか儚さとかも必要な役のハズなのに...。 ねぇ?(暴言)
個人的に、敵のお姉さまの使い道がイマイチ。 もうちょっと良いキャラ設定をあげてください。
ラストへの持っていき方は、なかなか面白いです。 唐突といえば唐突。 ありきたりと言えば、ありきたりですが。
       
バイオレンス  85点   2003.5/30
 

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