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(掲載番号) 『 作品タイトル 』 制作年 制作国 上映時間 CINEMA VIDEO
(40) 『 タイムマシン  2002年 96分 '02.9/5
 
 監督 : サイモン・ウェルズ
 出演者 : ガイ・ピアーズ  ジェレミー・アイアンズ  サマンサ・マンバ  オーランド・ジョーンズ  …他

 
 : story : 作品概要
 ( なんで学者が あんな良い身体してるの? )
 : review : 感想
  “SFの父” H・G・ウェルズ原作。 多分、世界で一番有名なSF作品の映画化最新作です。
 
  開始早々、亡くなってしまう恋人を救うべく時間移動装置 “タイムマシン” を作ってしまう主人公。
 それも1903年の科学技術力で。(笑)  主演のガイ・ピアーズは、『メメント』で一躍有名になった人です。
 …なんだけど、何と言うか…。 ハンサムなのか二枚目半なのか、イマイチよく分からない顔ですなー。(暴言)
 
  SFファンの自分としては、タイムマシンのレトロフューチャーな外観に思わずニヤリ、と。
 そしてSFパラドックス的な展開にもニヤリ
 それにしても、H・G・ウェルズの原作からしてそうなのですが、80万年という時間の渡り方は
 ある意味やりすぎだと思います。 (タイムマシンのメーターもそこまでの桁を用意するか、普通?! 苦笑)
 
  最新のCG技術を駆使したタイムトラベルの表現はかなり凄いです。 
 主人公が乗っているタイムマシン自体は動かず、周囲の風景が変化していくといったものなのですが。
 時間の変遷を、植物の変化や、服装・自動車の流行が変わっていく様子で表現するのも面白いです。
 (この表現自体は1959年作 “タイムマシン” へのオマージュという話ですが)
 
  そして何よりも、CGで表現された地形の変化がスゴイです。 風化していく岩肌や、大地が氷河に
 沈んでいく様子など。 まさに広大な時間の距離を一瞬で移動していく映像に圧巻です。
 
  まぁ、こう言ってはアレですが。 ・・・あとは割と普通の映画・・・かなぁ、と。(笑) 中盤までが見所というか。
 後半からは、あまりにもオーソドックスなSF映画というか。(H・G・ウェルズ原作に忠実という事なのか?!)
 “地底人”モーロックの造形もいまいちインパクトに欠けるかなぁ、と。 あと地下帝国の造りもイマイチ。

 ジェレミー・アイアンズ“もはや原型をとどめていない特殊メイク”は割と面白いのですが。(苦笑)
 
  正直、タイムトラベルの表現だけを目当てに観に行ったようなモノなので、こんな感じの感想です。(汗)
 タイムマシンのクラシカルな造形と、原理のよく分からない時間移動はかなり好きなので、です。
 あと、個人的に、未来の科学博物館の案内人のキャラクターは面白いかな、と。 

 ジャンル:SF  80点  鑑賞日:2002.9/5 
 

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