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(掲載番号) 『 作品タイトル 』 |
制作年 |
制作国 |
上映時間 |
CINEMA |
VIDEO |
(39) 『 ジェヴォーダンの獣 』 |
2001年 |
仏 |
138分 |
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'02.8/29 |
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監督 : クリストフ・ガンズ
出演者 : サミュエル・ル・ビアン ヴァンサン・カッセル モニカ・ベルッチ エミリエ・デュケンヌ
ジェレミー・レニエ マーク・ダカスコス …他
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: story : 作品概要
( この夫婦は、もー )
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: review : 感想
フランスに伝わるという獣伝説。 舞台は18世紀のジェヴォーダン地方。
設定的にも、オカルト的な胡散臭さが上手く活用できた舞台だと思います。
(そういった部分では結構、得をしてるよねという話・苦笑)
主人公は科学者で、哲学者(?)で、格闘もこなせるフロンサック。 何者ですか、アナタは?!(笑)
そして、主人公の良きパートナーマニ。 異国の先住民族で、何となくアジアチックな感じが素敵です。
アクションは香港スターの動きそのものですが。(笑) 個人的に戦闘用のメイクがお気に入りです。
あと、斧もツボです。(苦笑)
従来のフランスx2した作品ではなく、バリバリ(死語)のアクション映画です。(でも話としては謎解き物語か?!)
アクションシーンの演出はコミックタッチであり、格闘・剣劇シーンは時代劇チックでもあり。 緩急が上手いです。
ストップモーションカメラを多用した映像は、観ている人の“男の子感性”を刺激すること必至!(笑)
アクションシーン以外での、暗がりや静けさ、妖しい雰囲気を感じさせる演出は、ヨーロッパ的なミステリーの
雰囲気もあり、なかなかツボを抑えてきます。 (まぁ、それも“獣”の正体が解るまでですが・苦笑)
出演陣だと、ヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチしか知らないのですが。(苦笑) キャストが皆、それぞれ
のキャラクターを出せていて、中々良いのではないでしょうか?! (コミック的な演出なのかもしれないけれど)
印象としてはフランス映画なのに、何故か香港アクション映画を観ているよう。 テンポが良いのでOKですか。
:個人的に、チェック必至の武器話:
・ヴァンサン・カッセルの剣、カッコ良いー! (およそ西洋の武器ではないと思われますが・苦笑) 蛇腹剣?!
某3D格闘ゲームに同じような武器が・・・。 監督、パクってるの?(汗) 半分おバカ系、実際は使いづらそう。
・モニカ・ベルッチの扇、あれで人を殺すのは無理だと思いました。 素で。(苦笑)
・“獣”用のトラップ。 釘つき丸太(?)、かなり大掛かりですなー。 それでも仕留められないけどねー。
・若公爵のボウガン。 って実際はあんまり役に立ってないやん?!(苦笑) 装てんに時間かかりそう〜。 :作品の総評:
アクション映画というには、同じような格闘シーンの連続で。 サスペンス映画というには、オチが見え隠れで。
主人公扱いじゃなくても、この作品を操っているのはモニカ・ベルッチなのですね。 主人公も犯人も、観ている
観客までも、彼女の手の中で踊らされる運命。(笑) それでも、上質のエンターテイメント作品なのは間違いなし。
ジャンル:サスペンス? 85点 鑑賞日:2002.8/29
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