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 NO IMAGE PICS 
(掲載番号) 『 作品タイトル 』 制作年 制作国 上映時間 CINEMA VIDEO
(37) 『 ヴィドック  2001年 98分 '02.8/29
 
 監督 : ピトフ
 出演者 : ジェラール・ドパルデュー   ギヨーム・カネ   イネス・サストレ   アンドレ・デュソリエ …他

 
 : story : 作品概要
 ( 油彩的CG映像 好きな人はハマるかと )
 : review : 感想
  はじめに...
 
私立探偵“ヴィドック”が事件に巻き込まれ、消息不明に。
 そのヴィドックを殺したと噂される“鏡仮面”を追う事に。 謎を解き明かしていく中で、次々と起こる殺人事件
 果たしてヴィドックの生死は? 鏡仮面の正体は? 
 ・・・ていうか、ヴィドックはフランスに実在した人物だそうですが。 作品内のような活躍があったかどうかは…。
 
 前編通しての、非常に重みのある色彩感覚と、デジタル映像技術による目新しい映像。 回るx2 カメラワーク。
フランス映画らしからぬアクロバティックな演出と、ワイヤーアクション。(というかアクション自体がコミックタッチ)
良い意味で、『ビデオ用映画か、コレは?』と思わせるような、過剰演出。(あくまでも良い意味で・汗) 
 
 かなり色々な映像的要素を取り入れたせいか、何だか脂ぎった映画です。(苦笑) 出演者も、ね。(笑)
ジェラール・ドパルデュー、久しぶりに見た気がするのですが。 完璧な中年になってしまっていて…。(汗)
実質的な主人公は、作家青年なのですが。 あー、何と言うか、中盤以降…うすうすオチが読めるのは…。
 
 舞台も演出もゴシックテイスト溢れるもので、暗がりの重たい雰囲気がかなり良いです。 カメラアングルが多少
見づらいのと、観ていると酔いそうになるのは仕方ないかも。(汗) カメラの動きも速いし、映像もコッテリ風味
上映時間、100分以内にコンパクトにまとめているのはテンポ良くて◎です。 でも鏡仮面のキャラ、薄い?!(苦笑)
話の作りとしては、古典的なモノで。(良くも悪くも古典的) まぁ、解りやすいので良しという事か?!(笑)

ジャンル:SF?  80点  鑑賞日:2002.8/29 
 

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