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(掲載番号) 『 作品タイトル 』 制作年 制作国 上映時間 CINEMA VIDEO
(33) 『 スパイダーマン  2002年 121分 '02.5/25
 
 監督 : サム・ライミ
 出演者 : トビー・マグワイア ウィレム・デフォー  …他

 
 : story : 作品概要
 ( 使った後のクモの糸は 誰が掃除すんの? )
 : review : 感想
  今年はいつにも増して、アメコミ映画が多いのですが。 そのヒット一番手がこの『スパイダーマン』です。
 話は知らなくてもタイツの蜘蛛男は見たことがあるのではないでしょうか?!

 
 監督は、“ザ・マイナー志向”のサム・ライミ
 
『死霊のはらわた』を始め、『ダークマン』とか『クイック&デッド』など、一風変わった画を好む監督です。
 (個人的主観・苦笑) しかし、今回の『スパイダーマン』はちょっとよそ行き風かも。
 アクション映画ファンが期待する映像を、これでもかー!と言うくらい的確に送ってきてくれるのですが。
 
  イイ意味で男の子向け。 イイ意味で毒ッ気が無い
 今、必要とされているハリウッド映画の模範作品的な出来ですかね。
 一ヶ所、サム・ライミ的な“変な”映像シーンはありましたが。
 あぁ、『なんでメイシー・グレイが出てんの?!』って所じゃないです。(笑)
 
  ヒーロー像として、主人公は『悩めるスーパーヒーロー』みたいな感じなのですが。 この流れは『バットマン』
 『X−MEN』にも流用されてますね。 当時の流行ですな。 あらためて登場人物の関係図を見てみると、
 結構複雑で笑えます。

 主人公の親友の父親は親しい間柄。(でも敵なのね)そしてバレます。(そりゃバレるわな?!笑)
 何だかんだあったあげく、最後は「父をスパイダーマンにさらわれた」と思い込む親友が、スパイダーマンを
 仇
と考え。(どうしてそう考える?! 苦笑) 主人公がヒロインの告白を断ったり。(なんてストイックな!! 苦笑)
 2時間でまとめた割には、きちんと収まってます。 一作品で完結しつつ、to be continue... ってね。  
 
  劇場に行くまでは、『なんか、グリーン・ゴブリン』のメカメカしたデザイン、格好悪いなぁ…。』とか思って
 いたのですが。 スクリーンで見てみると意外とイイのでは?
 いや、弾けた感じが格好良いやんか(笑) 二重人格&グライダーに乗る格好に惚れました。(苦笑)
 反対に、ヒロインのキルティン・ダンストにちょっとがっかり。(あー、イマイチ華が無いかも…と。 暴言)  

  しかし、映画としての出来は良いです。
 単純に、スパイダーマンがビルの谷間を飛び回るシーンを見るだけでなんだかスッキリすること請け合いです。
 
 ジャンル:アクション  85点  鑑賞日:2002.5/25 
 

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