interior は、楽しい。 vol.3

←そばの里、豊平
龍頭山です。
広島市から1時間。こんなに近くに
RelaxSpaceが
ありました。

本当は、教えたくないけど、コッソリ教えちゃいます。
ココは、大人の隠れ家的空間
■オーナーは、木彫家。
アトリエ用に古い農家の太い梁と柱を残して改築。

そしてオーナー夫妻の手が加わり、廃屋寸前だった家は、癒しの空間として生まれ変わった。


和洋折衷・古今東西?! 
「和でも洋でもないのがいい。偏った空間は好きじゃないから。ここにあるものは、和洋折衷・古今東西の好きなものばかり。生まれも育ちも全然違うものが不思議とマッチするんですよ」(奥様談)


店舗のいかにもディスプレイとは違って、どれもさりげなくて素敵。
バランスが絶妙なんです。

あきのこない色調や空間がいい。
「アトリエとして完成したときは、中はガランドウでした。
この家は、既成の家と違って釘を打つことができるから面白い。棚をつけたり、蒔ストーブを入れるのにレンガを張ったり、骨董屋で購入した大戸や欄間を取り付けたりして
いろいろ手を加えた。
木の曲がりを生かした手すりとかもね。」

「本物の木の持つ重厚感っていいですね。
落ち着いた空間になるしね。
あきがこない色調や空間がいい。」
CAFEアトリエ 花木
山県郡豊平町都志見511
tel(0826)83-1148
営業は毎週第2・4土と毎週日のみ

どんぐり村を北へ直進、
掛札のバス停から左折して5分ほど走る。
目印は入り口のこの看板

●みてART、触れてART、贅沢な空間

入り口で迎えてくれるのは、
“君よ、街角に佇むことなかれ
Street Alone ”
タイトルは寂しいのだけど、私には、どこかユーモラスに感じる作品。

オーナー曰く
「好きに感じてくれたらいいんだよ」
そうした柔軟性にとっても納得。




木彫でもこんなジャンルがあったのかって思った。
目からウロコのモダンな作品

 

エスキース(習作)という10分の1サイズのかわいい作品が
店内のあちこちに置いてある。

デッキの梁には
 “雲シリーズ”


このエスキースのタイトル
“天国への階段”


「木彫は、素材・発想・彫刻の技術が必要。
でも一番大事なのは、立体を把握する力−デッサン力ですね。
ここは、興味をもった人がきて、落ち着いてもらったらいい。」

花木流自然ガーデン、「森にしたい!」
○●おまけ
今回、特別にプライベート空間も
見せていただきました。
いろりと蒔ストーブが
不思議と調和します。
この空間、とってもなごみます。
ここにすわってチビチビお酒を飲みたい〜。

○●おまけ
お店のトイレチェックははずせません。
雰囲気のいい店でもトイレに手を抜いてはガックリくるからね。
アトリエ花木のトイレは?
 
もちろんグ〜ですよ〜!






家の西側を流れる小さな川。ここに降りる階段も橋も手作り。
コーヒーtimeのBGMは、この川のせせらぎ。そして川にはサンショウウオが住んでいるとか。自然派には、たまらない里山空間となっている。

木をこよなく愛するオーナーだけに、木の解説つきが嬉しい。

「この庭は、手入れをするんじゃなくて、自然にある程度まかせる。草もある程度生えるのは仕方ないと思っているよ。これ以上ってとこまでは、我慢してますね。」これが、花木流自然風ガーデンの心得。

風の匂いを感じる居心地のいい庭。時とともに変化する庭は、季節ごとに顔を変え、楽しみを運んでくれている。

この秋にけやきややまぼうしの落葉樹のそばに東屋が完成した。


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