家は箱である。
その箱で、新しい暮らしが始まる。
暮らしを楽しくさせるファクターのひとつ、アートのある暮らし。
完成した「新・杉の家」と主婦アーティスト葉柴みどりの作品がコラボレーション。“ART in home”
2階はちょっとしたアートスペース「おとこのこ おんなのこ」
専業主婦から再び美術を勉強するようになったわけは何ですか?
「上手に別れられなかった恋愛のような感じでしょうか。(^^ゞ  やり残してしまったことへの思いがずるずるとあり、それなら、何かの結果を出そうと思った。幸い、『教える仕事』に恵まれ、その中で、ますますのめりこんでいる状態です。」
これから、どんなものを表現したいですか?
「今は、自分の充実感のために描いているようなものなので、観た人もハッピーになってもらえるような作品を作っていきたい。ヒトを描くのが面白いな。」
真っ白いダクトと「hane」
家の中にアート作品を置くということについてどう思いますか?
「自分がすごく欲しいと思った作品が、家の中にあるなんてとても幸せなことだと思う。
私は、自分でじぶんが欲しいものが作れるのが目標。」
日常アートのお楽しみ
山野草による小宇宙の世界。これも立派なartです。キッチンは、野菜でart。そして洗面の主役は洗濯ばさみ。何気ないフツウの物が変身する。これが日常アートの楽しみでもあります。 洗濯バサミ人
「新・杉の家」はシンプルな家。でも単なる箱と呼ぶには、気持ちよすぎる。その空間で今回展示したアートたちもノビノビとしている。エヌテックの家を見るたびに強く思うことがある。私は1度もお会いしたこともない住まい手の方。でも完成した家におじゃますると住まい手の顔が見えるようである。この家でどんな人がどんな暮らしをされるのかちょっとだけ想像できる。作る側が住む側の気持ちを十二分に理解した結果だろうか。いや作る側の愛かな。それも一方通行の片思いでなく、双方向の両思い。だから見学会の飾りつけも住まい手を意識したものにする。(飾り担当 sugi)
新・杉の家に使われているP−woodの端材でオブジェ作り
まず、構想を練ります。
姿勢がいい。正座です。
色を吟味。
アクリルは彼女の専門。
表現するはnami どんなオブジェが完成したかは、見学会のお楽しみ!
●見学会 [廿日市市]
   8/21(土).22(日)
   9/11(土).12(日)

葉柴 みどり
1962 広島市生まれ
2001 武蔵野美術短期大学通信教育部美術科卒業

2004 武蔵野美術大学通信教育課程造形研究コース編入

第3回公募「広島の美術」入選(広島市立現代美術館)
第7回   「筆あそび大賞」入賞(熊野町 筆の里工房)

展示予定 
グループ「りべるた」展 9月21日(火)〜26日(日) 県民ギャラリー
シアターNICHI・GIN 04 10月15日(金)〜24日(日) 旧日銀地下フロア

80号の「水棲」は、吹き抜けのリビングに
midori hashiba
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