149.平成25年8月4日(日) 広島市健康科学館の「皿回しの達人と遊ぼう」というイベントで、小学生22人に皿回しの指導を行いました。 一昨年、夏休みの子供達へのイベント企画として第一回目が行われ、今年が2回目でした。 子供達に皿回しのファンになってもらおうと、まずは、簡単な紙皿回しから挑戦してもらいました。 キャンプなどで使用する紙皿の裏中央に、ペットボトルのキャップを貼り付けて、園芸用の支柱で回してもらい、1時間くらいの練習で、殆どの小学生ができるようになりました。 前回は、親御さんは会場から出てもらいましたが、今回は家族の方も周辺の椅子に座ってみてもらっていたので、お父さんやお母さんも挑戦されていました。 出来るようになった子供から、プラスティックの皿回しにも挑戦してもらい、それも習得できた子供が3人くらいいました。 皆が練習する時、BGMとして、ジブリアニメの曲を流したりしたので、皆リラックスして、楽しく遊んだようでした。 最後にShowTimeということで私のパフォーマンスを10分程度見てもらって、御終いにしました。


148.平成25年7月22日(日) 仙助流南京玉すだれ山口保存会の創立5周年イベントに招待されて挨拶2.5分、演技12.5分の15分の持ち時間をもらって、新構成のパフォーマンスを発表しました。 予行演習として、一寸した施設で行いましたが、創立5周年イベントに合わせて制作、練習を重ねたもので、自己採点85点ですが、過去のものと比べると、お客様の乗りも非常によくて大成功でした。
演目そのものは、傘回し、指回し、皿回しで技自体は同じですが、これまでは、BGMを流してただ演技をしていたのに比べ、今回のものは、演目・技のそれぞれにあった曲を選曲し、それに合わせて演技をするというものです。 殆どの曲が皆さん周知のものでその曲に乗って演技を見てくれます。 例えば、傘回しでは、「雨ふり」という童謡に乗せて回すのですが、お客様は、自然に手拍子をしながら見てくれてます。 今回使用した曲は、他には、指回しの時は、「歌のメリーゴーラウンド」で、歌詞の中に「回れクルクル回れ」というフレーズが何度も出てきますし、皿回しの5枚回しでは、赤青黄黒緑の5色の皿を5輪に見立てて「虹と雪のバラード」の曲に合わせて回し、13枚回しでは、「日立の樹」の曲に合わせて回します。 これまでのパフォーマンスは、単なる曲芸でしたが、今回のは、芸術性のある作品という感じでした。 (一寸、自画自賛)


147.7月7日(日) 定年まで勤めていた元の会社の同僚から頼まれて、彼のお母さんがお世話になっている、広島市安佐南区の某グループホームに、七夕祭演芸会と言う感じの一人パフォーマンスを行いました。 一人で演芸訪問する時のプログラムは、通常、「南京玉すだれ」、「オカリナ演奏」、「マジック」、「曲芸」のパターンですが、持ち時間が40分と言う事で、マジック以外の3演目を行いました。 大半が認知症の方らしいのですが、オカリナによる童謡唱歌の演奏では、曲名当てて下さいと説明して、10曲ぐらい演奏したのですが、みなさん随分のってきて、曲名も殆ど当てる事ができました。
 最後の曲芸は、認知症の方でも驚き、喜ばれたようで、終了後に荷物を片付けている時、あるおばあさんが、「娘が亡くなって以来、初めて笑う事ができました。 握手して下さい。」と職員の方と一緒に近づいてこられたので、握手をすると、涙を流しておられました。 私も少しうるっときました。 


146.7月6日(土) 東広島市高屋町の西の池学園に仲間3人と演芸訪問を行いました。 この施設には、平成13年から3年毎(13,16,19,22,25年)に訪問しており、私が唯一、継続的に訪問している施設です。 地域交流ホーム・プロムナードというホールに80名くらいの利用者の皆さんが集まって頂き、10時15分から開始しました。私の出演した演目の一つ目は、オカリナ・ハーモニカの合奏で、私がオカリナ、Yさんがハーモニカで、「人形」、「富士の山」、「もみじ」、「ふるさと」、「里の秋」、「我は海の子」、「海」と7曲演奏しました。 二つ目は、回転の曲芸で「傘回し」、「指回し」、「皿回し」と曲に乗せてテンポよく演じました。 三つ目は、「南京玉すだれ基本演技」を三人で行い、締めにしました。 その他の演目としては、マジックや踊りなどもありバラエティに富んだ演目であっという間の1時間でした。 帰りには、施設の人達が運営している「あおぞらパン屋さん」の出来立てのパンを沢山お土産に頂きました。


145.5月18日(土) ふくやま大道芸に2年ぶりに出演しました。 昨年はふくやま大道芸の1ヶ月前に悪夢の「坐骨神経痛」にかかり出演を断念した経緯があり、待ちに待ったという感じでした。 出演は、本通ファーストというポイントとinesセンタープラザでしたが、前者は、過去に3度くらい演技したポイントですが、人通りが少なく、まず通りすがりの人を止めて見て貰うという大道芸の一番難しい所から始ります。 今回は、自分のプロフィールを予め印刷して来て手渡しし、「世界まる見え!特捜部」や「笑っていいとも」に出演している写真を見せて、面白いSHOWがみれそうだ、と納得してもらって歩いているお客さんを15人位い確保して始めました。 傘回しで、鞠、升、金輪、アルミプレート、猿の縫いぐるみ、湯飲み茶碗、スフィアボールを回しました。 ポイントは、クララという名前の湯飲み茶碗をハイジという名前の傘の上で回して、お茶碗が立ち上がって回った所で、「クララが立った!」で笑いを取れて、心の中でガッツポーズ。 スフィアボールは回転により遠心力で大きく膨らむボールですが、これを改良して、ボールが最大になる直前に、中に仕込んだ紙吹雪のケースが開いて5mm四方の紙吹雪が2,3千枚宙を舞う見事なものでした。(自惚れ) 指回しでは、定番の「電話帳」、「電話機」、「フライパン」、「ノートパソコン」、「アタッシュケース」、「座布団の両手回し」、次の皿回しでは、「世界まる見え」で見せた大皿の両手回しを披露して棒をつかって大皿の投げ受け、五輪皿回し、お客様8人にも皿回しを体験してもらい、ラストパフォーマンスは、一昨年、ここの「びんご大道芸まつり」で、10人のパフォーマーの中から初代ベストパフォーマーに選ばれた13枚回しを披露し、皆さんに満足して頂けたと思うShowTimeでした。 後者は、2年前にベストパフォーマーになったびんご大道芸でしたが、審査があったのは、一昨年の初回のびんご大道芸だけのようで、ベストパフォーマーは私一人だけかもしれません。 ここでは、予め、お客様が座ってくれていたので、集める苦労はなかったのですが、ビル風が吹き荒れ、13枚回しも3,4枚乗せた所で落ちてしまい、お客様が満足する演技が出来ませんでした。 翌日19日(日)は生憎の雨で、1箇所目は、きたはま通りという、全ポイントの中で一番人の通らないと思われる場所で、かつ雨模様でしたので、中止にし、2回目も雨は少なくなったようだが風もあったので、こちらも中止にしました。 平成15年からふくやま大道芸に出演してきましたが、2日間、自分で指定のポイントを移動してパフォーマンスを見せるという一寸年齢的に難しさを感じるようになりましたので、来年はもう止めようかと思ったりしています。


144.2月2日(土) 広島市南区宇品の神田神社節分祭に、「ひろしま講演芸」からの派遣された形で出演しました。 前日は雨でしたが、今日は朝からぽかぽか陽気で、20時からの出演でしたが、丁度良い気温でした。 演目は、最近の回転の曲芸の定番となりました傘回し、指回し、傘回しと3種類の回転の曲芸を行いました。 たくさんの人達(特に子供達がずーと拍手をしてくれたので、気持ちがよかった)見て頂きました。  新春お楽しみ会で初披露した傘回しでの紙吹雪が完璧なネタとして確立できたのが収穫でした。



143.1月20日(日) 広島市こども文化科学館での「新春お楽しみ会」に出演しました。 毎年このイベントがパフォーマンス事初めとなっていますが、遡れば、落語好きのこども文化科学館館長が平成6年に「新春こども寄席」というプログラムで初めて、館長ご自身が出演され、我々もそれに乗せてもらって出演してきましたが、平成13年より今のプログラム名「新春お楽しみ会」として、我々南京玉すだれ広島保存会と安芸奇術同好会の恒例イベントとなりました。 
 今回の回転の曲芸は、新ネタを用意しました。 傘回しで最後に、スフィアボールというものを回しておりますが、これは、直径15Cmぐらいのボールが回転の遠心力で大きく膨らみ直径30Cmくらいになるというものです。 口上は、『皆様の夢を大きく膨らませるドリームボール』と言って、回転しているうちに途中から急に大きくなるというものを3年前くらいからやっていました。 今回の新ネタは、このボールが膨らむ時に、紙吹雪が舞うというものです。  回転しているボールが途中でお大きくなりだして「ウォー」というお客さんの声が聞こえて、続いて、紙吹雪が乱舞しだしたので、続いて「ウォーーー」と聞こえてきて、大成功でした。  我々の仲間も紙吹雪出しの仕掛けをどのようにしているか気になったようで、数人がどうやってだしたか、聞いてこられました。 仕組みを説明すると感心してくれてました。  この日記を読んでくれた人にタネを少し明かします。 これは、和妻などを見ていると傘出しで傘を出すたびに、紙吹雪が舞うような事をやっていて、綺麗だと思い、考えたのですが、コーヒーフレッシュの容器のような形をした物に紙吹雪(5mm四方くらい)を詰め込み、蓋をして、このボールが完全に大きくなった時に、この蓋が取れて、紙吹雪が舞うというものです。 どのように紙吹雪を保持しようかと色々考えて、不用品だけど捨てずにおいていたプラスティック容器の形をしたものがここで役立ちました。
 回転の曲芸の流れとしては、最近はこの順番が最適と思ってやっているのですが、「傘回し」→「指回し」→「皿回し」です。持ち時間が8分なので、3つの回転の曲芸を2〜3分ずつ行いました。