総力挙げて分かち合った、創立50周年の喜び

 

 

2011115日(土)6日(日)の2日間、広島国際会議場フェニックスホールは、広島県合唱連盟創立50周年の喜びに染まった。「合唱人挙げてみんなで祝うこと、次世代への飛躍の場にすること」を基本コンセプトにして、実行員会を立ちあげ、記念演奏会、式典、祝賀会、記念誌の4つの部会と事務局を中心とする総務部会が加わり、広島県連総力を挙げて準備を進めてきた。

「輝く歌声〜世界は一つ」演奏会のサブタイトルは、人類初の被爆都市「ヒロシマ」の合唱人の「心」でもある。浅井敬壹(女声・男声)、大谷研二(児童・混声)、信長貴富(中学・高校)という豪華な客演指揮の先生方が決まり、3人の先生方が広島への思いを込めて選曲して下さった6つの部門の曲も決まって、記念合唱団の募集に入ったのが57日。締め切りの6月初旬には県内各地から550名余が応募してきた。続いて楽譜の発注と作成、練習会場の確保等々、女性の実行委員が中心となり、次々と細かな準備を進めていく。ついに86日、混声合唱「川は流れる」の練習を皮切りに、6人の地元指導者が分担して、全部門の練習が開始された。「川は流れる」は、広島県連が初めて委嘱して初演した混声合唱組曲「海と愛と花と」(峯陽作詞、小林秀雄作曲)の2曲目。22年前の初演も同じフェニックスホール、原爆犠牲者への哀悼の歌でもある。

115日午後3時、神楽囃子に乗って、神楽の衣装を纏った高校生を先頭に合唱団の子どもたちが客席から「未来惑星 おとぎ村」を歌いながら舞台に上がり、記念演奏会が始まった。2台のピアノと児童合唱による「響紋」、「宇宙に愛を」と続いて、高校生の「初心の歌」「木」、男声の「富士山」、中学生の「夕やけ」「未来へ」、女声の「もみじ」「ひまわりの風」と続き、最後は混声「音戸の舟唄による創造」「川は流れる」に、児童も加わり、グランドフィナーレ「一粒のオリーブから〜耀く歌声 世界はひとつ」。演奏者も聴衆も感動に包まれて一つになった素晴らしい演奏会だった。

 演奏会の終演20分後には、舞台転換を済ませて、松井広島市長ほか、多数のご来賓を迎えての記念式典を開催し、式典終了15分後には、同会議場の祝宴場で200名の参加者が集まり、末廣正巳中国支部長の祝辞を皮切りに、楽しい記念祝賀会が始まった。祝賀会場は、終始、沢山の笑顔と和やかな歓談が弾む、幸せな2時間であった。まさに広島県連総力を挙げて準備し、祝った50周年記念の大事業となった。翌6日も、講評委員に糀場富美子(作曲家)、末廣正巳(中国支部長)、信長貴富(作曲家)、村田さち子(詩人)の先生方と地元のエリザベト音楽大学の川野祐二学長をお迎えして、「合唱フェステイバル2011」が50団体の参加を得て開催され、一日中フェニックスホールに多彩なハーモニーが展開された。なお、広島県連では、5日の50周年記念演奏会の全演奏DVDをブレーン(株)の収録で制作した。ご希望の方には実費でお譲りします。082230-2937(谷)までご連絡下さい。

第1部
児童部門と
神楽の
合同演奏
第1部
高等学校部門
(女声合唱)
第1部
一般部門
(男声合唱)
第2部
中学校部門
(女声合唱)
第2部
一般部門
(女声合唱)
第2部
一般部門
(混声合唱)
全員合唱
「大地讃頌」

指揮は
全日本合唱連盟
浅井敬壹理事長
祝賀会

左から
斎木ユリ先生
 (ピアニスト)
加島裕子先生
 (ピアニスト)
浅井敬壹先生
 (全日本合唱連盟
理事長

大谷研二先生
 (指揮者)
祝賀会での
抽選会

右から
広島県合唱連盟
内田陽一郎理事長
同連盟
原田典枝
コンクール部長