1.高山病について(日本旅行学会誌から抜粋)
富士山や北アルプスに登山する方は山酔い予防をしましょう。
  山酔い(高山病の初期)の予防薬:ダイアモックスについて
山酔いは高地に行くと頭痛などの症状が出て時には重症になると命の危険もあります。予防薬は2000m以上の高地 富士山(3776m)や北アルプス3000.南米ツアークスコ3000.チチカカ湖4000.チベット.ラサ3749.ボリビア3625m)にいくときに服用します。富士山頂で気圧2/3酸素量1/2になります。山酔いにかかる頻度は3000mで10%、3500mで30%、4000mで50%の方が山酔いにかかると言われています。
服用方法(予防投与の場合)
 高所に行く1日前から下山まで

ダイアモックス1T(250mg)  あさ1/2錠  ゆう1/2

@脳血管を拡張し血流を増加させ脳の酸素不足を改善する。

A呼吸中枢神経を刺激して全身の低酸素状態を改善する。

山酔いの一般的予防:水分補給(1日2L程度) アルコール.満腹.睡眠薬は避けてください ゆっくり高度を上げる事も必要です

山酔いは頭痛に加え吐き気、食欲不振、だるさ、めまい、睡眠障害の症状が1つでもあれば確実です。それよりひどい脳浮腫や肺水腫は山酔いの約0.51%の方に見られ呼吸困難や動けない、意識がおかしいなどの症状が出ます。すぐ下山し、酸素投与とダイアモックス1T内服してください。携帯用酸素発生器(別紙参照)を準備しておかれると万全です


上記については 086-221-5010 ごとうクリニックまでお問い合わせください

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