不動院参道整備工事 


陸軍第五師団広島東練兵場跡地の被爆した敷石を平成17年に拝受いたしました。

その後平成17年10月に楼門と金堂の間に敷石を敷設いたしましたが、このたび参道にも上記の絵図のように楼門前に敷設いたします。

元々この参道に敷設する石は

広島駅北側にあるJR西日本の社宅解体工事現場に残されていた旧陸軍の施設に使われていた敷石が有るということで、敷石のもらい受けを業者にお願いしたところ、快く承諾して頂きました。

元々、この地は62年前の第二次世界大戦が終わるまで陸軍の練兵場として使われていました。戦後は国鉄の社宅や民間に払い下げられたようです。これらの石は敷地の端に野積されていました。

広島のもうひとつの歴史でもある陸軍の遺品として役立たせたいと思っています。

この敷石は広島県呉市の倉橋島宇和木のうわぎ石で、機械のない時にひとつひとつ手彫りで作られたものです。広島の陸軍の関連施設に多く使用されたと言われています。現在郷土資料館になっている旧量秣廠にもうわぎの石が敷かれています。

楼門

工事報告
12月に敷く石の整形しました。


被爆石を使って参道を整備します

施工     広田造園
石工事  今田石材工業所

広島東ロータリークラブ 創立50周年 記念事業

不動院参道整備及び案内板の設置

平成21年2月25日に完成式典が行われました

案内板の除幕

平成21年2月26日朝刊

中国新聞