沿革

広島は世界遺産の宮島を始め、国宝の能舞台を2つも有し、また筝曲の始祖といわれる賢順や葛原勾当を輩するなど、もともと伝統文化の豊かな地であったが、被爆により伝統文化財の殆どを焼失した。この地において伝統文化の振興、高揚と発展は重要なことであり、邦楽の研鑚と振興及び次代への継承のために連携して技術交流や情報交換、後継者育成等を行い、音楽的な情操の涵養に資する事、また平和都市広島市民として、伝統音楽を通して世界平和祈念を発信することを目的として1993年に結成。

プロフィール

広島県内に住居し、リサイタルや自主公演等活動に実績のあるプロと、全国邦楽コンクールで最優賞や優秀賞を受賞、または、広島県の邦楽の祭典で最優賞や優秀賞を度々受賞したアマチュアの演奏家を中心に構成。その活動は国内演奏のほか、ドイツ、ロシア、アメリカ等6カ国でも公演している。地元においては、国宝「不動院」での文化財保護コンサートや県文化財「縮景園」での総合的な伝統文化の鑑賞会を重ねるとともに、小、中、高等学校での鑑賞会やワークショップなど幅広く文化育成と振興活動を行っている。

お琴と地歌教室 
 
第2,4土曜日9:30〜18:00
 
・福盛 智子(お琴は生田流、地歌は京流と九州流)
 
 
・古典を中心に初級から師範取得まで随意指導
 
(筝曲コンクール最優秀賞受賞者等多数輩出
 

不動院 邦楽教室

メールでの問い合せは

広島邦楽連盟

福盛智子先生のプロフィール

生田流筝曲地唄を幼少時より京都の古典伝承者福森登至子に学ぶ。

NHK放送や演奏活動のかたわら、同志社大学 美学・芸術学専攻において東西の比較芸術学より邦楽の日本独自の美意識を研究。

結婚を機に広島在住。リサイタル開催やカーネギーホールでのゲスト演奏などの他、創作した十七弦演奏曲「山頭火」は平成2年度文化庁芸術祭参加作品となる。

1993年に広島邦楽連盟を設立し、1995年,ニューヨーク国連ホール、2005年ジュネーブ国連欧州本部ホールで「国連創立記念ヒロシマ平和和コンサート」を開催、海外公演はハノーバやモントリオールなど7カ国に及び、邦楽の魅力を披露し、邦楽文化の普及・発展に貢献している

地元では名勝縮景園や国宝不動院において鑑賞会を毎年開催、また小、中、高等学校での邦楽ワークショップを開くなど後進の育成に尽力し、優秀な演奏家を多数輩出。

年度「地域文化功労者文部科学大臣表彰」受賞

 広島邦楽連盟会長 NHK広島文化センター講師

不動院書院でお稽古をしています。